高鍋駅
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テンプレート:駅情報 高鍋駅(たかなべえき)は、宮崎県児湯郡高鍋町大字蚊口浦にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅である。
高鍋町の中心駅で全列車が停車する。早朝・夜間に普通列車の一部が当駅で宮崎方面に折り返す。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅で、跨線橋を備える。木造モルタル造りの大きな駅舎を有する。ホームには『彗星』や『富士』の号車表示が残る。以前は近くの酒造会社(宝酒造)への引き込み線が存在した。
JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅で、みどりの窓口が設置されている。
利用状況
- 2011年度の1日平均乗車人員は857人(前年度比+15人)である。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2002 | 909 |
2003 | |
2004 | 926 |
2005 | 954 |
2006 | 936 |
2007 | 921 |
2008 | 896 |
2009 | 868 |
2010 | 842 |
2011 | 857 |
駅周辺
町域東端部の海岸近くに位置する。町の中心市街地からは約2km離れており、当駅と中心市街地を結ぶ道路として県道311号線が西側に延びる。駅前に宮崎交通の高鍋駅前バス停があるが本数は少ない。
- 小丸川 - 当駅の北側に河口があり、日豊本線は河口の近くを橋梁で越える。小丸川橋梁は撮影名所として有名。
- 蚊口浜
- 高鍋古墳
- 南九州化学工業
- 高鍋保健所
- 高鍋年金事務所
- 宮崎県立高鍋高等学校 - 当駅から1km以上離れている国道10号の西側。
バス
- 高鍋駅
- 高鍋バスセンター行
- 西都バスセンター行
- 都農行
- 茶臼原方面 西都バスセンター行
歴史
- 1920年(大正9年)9月11日 - 鉄道省が開設。
- 1945年(昭和20年)7月16日 - 空襲により駅本屋構内被災全焼し小丸川橋梁落橋(7月27日橋梁復旧)。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承。