付知町
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テンプレート:Pathnav テンプレート:Infobox Settlement 付知町(つけちちょう)は、岐阜県中津川市の地名。2010年(平成22年)10月1日現在の人口は6,142人、世帯数は1,875世帯(国勢調査)[1]。面積は73.36 km²[1]。郵便番号は508-0351。2005年(平成17年)2月12日まで、かつて岐阜県恵那郡に属していた町である。
目次
地理
岐阜県東部、中津川市の北部に位置する。地内の北部・東部には標高1,500mを超える阿寺山地が連なり、西部には標高700〜1000mの丘陵地帯が広がる。地内の中心を北西-南東方向の活断層・阿寺断層が通過しており、断層谷に沿って付知川が南流する。主な集落は付知川沿いに分布する。
付知川の最上流部は、東濃地方有数の渓谷である付知峡と呼ばれる渓谷を形成している。付知峡は森林浴の森日本100選に選ばれており、複数のキャンプ場がある。
- 山:奥三界岳、夕森山、高時山、雨乞棚山
- 河川:付知川
歴史
平安時代末期から戦国時代末期まで、美濃国恵那郡遠山荘の一部。地頭遠山氏の分家苗木遠山氏の領地。江戸時代は尾張藩領。
沿革
- 1889年(明治22年)7月1日 - 町村制施行により恵那郡付知村が成立。
- 1897年(明治30年)4月16日 - 付知村が町制施行により付知町となる。
- 2005年(平成17年)2月13日 - 付知町が周辺6町村と共に中津川市へ編入合併をし、旧付知町域は中津川市付知町となる。その際、地内の郵便番号が508-0351に統一される[2]。
姉妹都市・友好都市
公共施設
官公庁
郵便局
- 上付知簡易郵便局
- 下付知郵便局
- 付知郵便局
教育
- 中津川市立付知中学校
- 中津川市立付知南小学校
- 中津川市立付知北小学校
- 中津川市立付知保育園
その他
- 付知峡倉屋温泉 おんぽいの湯
- 中津川市付知B&G海洋センター
- 付知公民館
交通
鉄道
現在、地内に鉄道路線はないが、1924年(大正13年)8月5日から1978年(昭和53年)9月18日まで北恵那鉄道線が下付知駅から中津町駅まで運行していた。下付知駅から恵那郡加子母村(現・中津川市加子母)渡合の間には1937年(昭和12年)から 1959年(昭和34年)まで 付知森林鉄道が存在した。日本国有鉄道では、中津川駅から付知を経由して下呂駅を結ぶ下呂線(中呂線)の建設を計画していた時期があった。
バス
道路
名所・旧跡・観光スポット
参考文献
- 『角川日本地名大辞典 21 岐阜県』 角川書店