今帰仁村
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目次
地理
沖縄本島の本部半島のほぼ北半分に位置する。北東部には1.5km離れた古宇利島があり、2005年に名護市の屋我地島と橋で結ばれた。2010年には屋我地島と村内側の本島とを結ぶワルミ大橋が開通した。古宇利大橋の開通後、ワルミ大橋の開通までは、古宇利島から村役場のある仲宗根に向かうには一旦名護市を経由して羽地内海を迂回しなければならなかった)。
字一覧
- 天底 (今帰仁村)(あめそこ)
- 今泊(いまどまり) - 1972年に今帰仁(なきじん)と親泊(おやどまり)の二集落が合併して誕生
- 運天(うんてん)
- 兼次(かねし)
- 上運天(かみうんてん)
- 古宇利(こうり)
- 越地(こえち)
- 呉我山(ごがやま)
- 崎山(さきやま)
- 謝名(じゃな)
- 諸志(しょし) - 1903年に諸喜田(しょきた)と志慶間(しじま)の2集落が合併して誕生
- 勢理客(せりきゃく)
- 玉城(たましろ)
- 渡喜仁(ときじん)
- 仲尾次(なかおじ)
- 仲宗根(なかそね)
- 平敷(へしき)
- 与那嶺(よなみね)
- 湧川(わくがわ)
隣接している自治体
人口
歴史
- 琉球王朝時代は北山(沖縄本島北部)の中心地が今帰仁城に置かれた
- 1666年 本部半島全域だった今帰仁間切が南半分分割され本部間切となる。
- 1908年 島嶼町村制により今帰仁村となる
- 1916年 役場が運天港から現在の仲宗根に移る
- 1969年 沖縄本島初のUHFテレビ中継局として沖縄放送協会(OHK・現NHK沖縄放送局総合テレビ)の今帰仁中継局が乙羽岳に設置され、北部地区をカバーすることになった。
- (本土復帰の1972年には教育テレビ、1974年にはFM放送がそれぞれ県内での放送開始と同時に設置。民放は1981年にようやくRBCテレビとOTVが設置。1984年にはFM沖縄が、1995年にはQABがそれぞれ開局と同時に設置された2007年には地上デジタル放送も開始された)。
- 1988年 これまで本部港から就航していた伊是名航路が運天港発着に変更された(1990年には伊平屋航路も運天港に変更された)。
- 1993年 村内を通る主要地方道本部循環線(当時県道71号)が国道505号に昇格、村内初の国道となる。
- 2002年 今帰仁城址が世界遺産に登録される(首里城などと同時に)
- 2003年 村内の中学校(一部小学校併置校も含む)が生徒数減少に伴い1校に統合され、現在の今帰仁村立今帰仁中学校が開校
- 2005年 古宇利島と名護市の屋我地島とを結ぶ古宇利大橋が開通。島民にとっては念願の本島との陸続きとなった。
- 2010年 ワルミ大橋が開通。
行政
- 村長:與那嶺 幸人
- 副村長:大城 清紀
- 教育長:新城 敦
経済
今帰仁村に本社を置く主要企業
- ゆめじん - 化粧品製造・販売
- 若年者雇用センター企業組合-世界遺産今帰仁城跡指定管理者
- 今帰仁診療所 - 医療機関
- おっぱ乳業 - 食品メーカー
- 琉球アロエ - 食品メーカー
- 有限会社今帰仁アグー - 農業
- きなスーパー - 小売業
- 今帰仁酒造 - 酒造メーカー
- 大城鉄工所 - 鉄工業
- 今帰仁の駅そーれ - 道の駅
- 今帰仁プロパン - ガス販売
- ずけやま-スーパー
- やんばる急行バス - 那覇空港と村内を結ぶバス路線を運行
金融機関
市場
- 今帰仁家畜セリ市場
姉妹都市・提携都市
教育
小学校
中学校
- 今帰仁村立今帰仁中学校(かつては小学校併置校も含め4校あったが生徒数減少で2003年に統合された)
高等学校
社会教育
- 総合型地域スポーツクラブなきじん - 沖縄県内で創設が早いクラブであり、他府県の総合型地域スポーツクラブとの交流も多い
交通
路線バス
路線バスは、本部半島線が村内を横断するように走っている。本数は北部支線の中では比較的多く、北部の他地域と比べてアクセスの便はよい。那覇から路線バスで本村へ行く場合は下記「外部リンク」のように、まず名護バスターミナルへいき、そこから次の66番などに乗り換える。村の中心街は仲宗根バス停付近である。なお、同村内の古宇利島へは路線バスの運行はなく、72番(屋我地線)で名護市の屋我地島まで渡り、終点の「運天原」よりタクシーや徒歩などで古宇利大橋を渡橋することになる。
- 65番 (本部半島(渡久地廻り)線) 琉球バス交通・沖縄バス
- 名護バスターミナル→屋部→本部港→渡久地→今帰仁城址入口→仲宗根→伊差川→名護バスターミナル
- 66番 (本部半島(今帰仁廻り)線) 琉球バス交通・沖縄バス ※65番とは逆廻り
- 名護バスターミナル→伊差川→仲宗根→今帰仁城址入口→渡久地→本部港→屋部→名護バスターミナル
以前は運天港へ向かう71番(運天線)も運行されていたが、2002年に廃止された。
高速バス
2013年に本村に本社を置くやんばる急行バス公式サイトが那覇空港と村内を途中沖縄自動車道・沖縄美ら海水族館を経由して運行するバス路線を開設した。伊平屋島や伊是名島へのフェリーが接続する時間帯は運天港まで運行されている。
道路
- 国道505号(本部循環線)
- 沖縄県道72号名護運天港線(主要地方道)
- 沖縄県道115号線
- 沖縄県道123号線
- 沖縄県道247号古宇利屋我地線(古宇利島と名護市の屋我地島とを結んでいる)
- 沖縄県道248号屋我地仲宗根線(今帰仁村のうち沖縄本島にある地域と屋我地島とを結んでいる)
港湾
医療
- ランデブーポイント[1] 9箇所
※民間救急ヘリコプターMESH のヘリポートとして使用
名所・旧跡・観光
- 古宇利島
- 今帰仁城跡(琉球王国のグスク及び関連遺産群)
- 乙羽岳(頂上付近に今帰仁テレビ・FM中継局があり、沖縄本島北部地域及び与論島・沖永良部島などの奄美群島の一部地域をカバーしている)
今帰仁村出身の有名人
- 目取真俊 (小説家)
- 小那覇舞天 (芸人)
- 霜多正次 (小説家)
- セロ(マジシャン - 父親が同村出身で彼本人も一時少年時代を今帰仁で過ごす)
- 嘉陽宗嗣 - プロボクサー、元東洋太平洋ライトフライ級チャンピオン(白井・具志堅ボクシングジム)
- 喜屋武綾乃 - 歌手
- 宮里政玄 - 琉球大学名誉教授(アメリカ外交史、日米関係)
- 仲宗根政善 - 方言学者
- 北山亭メンソーレ - 元落語立川流、立川メンソーレ
- 大城常夫 - 琉球大学法文学部教授(経済学)
- 上原豊充 - 沖縄県保険社会労務士会 会長
- 中村昇 - 博士、隕石に詳しい
- 大道芸人のぞみ - 大道芸人
- 渡嘉敷綏宝 - 元琉球大学農学部教授
- 金城博和 - 元プロ野球選手
脚注・出典
出典
外部リンク
- ようこそ今帰仁村へ! - 公式ホームページ
- 今帰仁村観光協会
- 今帰仁城跡HP
- バス時刻表(旭橋(那覇市) 〜 仲宗根(今帰仁村))
- ↑ 本部・今帰仁消防管内 NPO法人MESHサポート2011年9月27日現在