中津駅 (阪急)
テンプレート:駅情報 テンプレート:ルビは、大阪府大阪市北区中津三丁目にある、阪急電鉄の駅である。駅番号はHK-02。
阪急の各駅の中でも、ホームの幅が狭いことで知られている。各駅に貼られている、整列乗車のための「乗車位置表示」のステッカーや掲示はない。
なお、かつて存在した阪神電気鉄道北大阪線中津駅についても本項で述べる。
目次
利用可能な鉄道路線
大阪市営地下鉄御堂筋線にも同名の中津駅があるが、300メートルほど離れているため、乗り換えには適さない。同線に乗り換える場合は、南隣の梅田駅か南方駅(御堂筋線は西中島南方駅)を利用することになる。
また、当駅のある区間は阪急電鉄の主要な3路線(神戸本線・宝塚本線・京都本線)が並走しているが、京都本線については用地および車体幅の都合によりホームが設けられておらず、普通列車を含む全列車が通過する(時刻表や路線図にも、当駅の記述はない)[1]。
過去には駅西側の国道176号上に阪神北大阪線の中津駅があったが、路線の廃止により現存しない。
歴史
- 1914年(大正3年)8月18日 - 阪神電気鉄道北大阪線開業。
- 1925年(大正14年)11月4日 - 阪神急行電鉄(現在の阪急電鉄)中津駅開業。
- 1926年(大正15年)7月5日 - 梅田駅 - 十三駅間高架線完成により阪神急行電鉄中津駅が線路別複々線の高架駅となる。
- 1975年(昭和50年)5月6日 - 阪神電気鉄道北大阪線が廃止。
- 2013年(平成25年)12月21日 - 駅ナンバリング(HK-02)が導入される。
阪急電鉄
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阪急中津駅 | |||
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阪急中津(神戸本線)駅 | |||
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阪急中津(宝塚本線)駅 | |||
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駅構造
島式ホーム2面4線を有する高架駅である。西側の1・2号線を神戸本線が、東側の3・4号を宝塚本線が使用する。
改札口はホームの真下にあり、梅田寄りの1か所のみである。
十三駅9号線(引き上げ線)が一時期使用停止されたことに伴い、当駅の梅田側に神戸本線 - 宝塚本線間の渡り線が設置されていたが、9号線の使用再開により2010年(平成22年)10月限りで撤去された。この渡り線は梅田駅の場内信号機の内方に位置しているため、梅田駅構内の扱いとなっていた。
のりば
号線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color神戸本線 | 下り | 神戸三宮・西宮北口・新開地・仁川・京都(十三のりかえ)方面 |
2 | 上り | 梅田ゆき | |
3 | テンプレート:Color宝塚本線 | 下り | 宝塚・石橋・箕面・京都(十三のりかえ)方面 |
4 | 上り | 梅田ゆき |
利用状況
2011年(平成23年)の1日平均乗降人員は、10,723人である。
近年の利用状況は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
1日平均 乗車人員 |
出典 |
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1995年 | 14,078 | 5,547 | [2] |
1996年 | 13,612 | 5,405 | [3] |
1997年 | - | - | |
1998年 | 12,878 | 5,348 | [4] |
1999年 | - | - | |
2000年 | 11,718 | 4,940 | [5] |
2001年 | 11,271 | 4,741 | [6] |
2002年 | 11,139 | 4,604 | [7] |
2003年 | 10,998 | 4,628 | [8] |
2004年 | 10,979 | [9] | |
2005年 | 10,812 | [10] | |
2006年 | 11,074 | 4,586 | [11] |
2007年 | 11,023 | 4,443 | [12] |
2008年 | 11,185 | 4,617 | [13] |
2009年 | 11,080 | 4,591 | [14] |
2010年 | 11,179 | 4,698 | [15] |
2011年 | 10,723 | 4,526 | [16] |
その他
- 駅のすぐ南側で西日本旅客鉄道(JR西日本)梅田貨物線と交差している。この地点にはなにわ筋線の駅が計画されている。
- 毎年8月に開催される『なにわ淀川花火大会』の会場の最寄駅の一つである(十三駅からも徒歩連絡可能)。開催日は観覧客の乗降が多く、ホーム幅員が非常に狭いこともあって、列車は徐行して駅に進入する。
- 大正期以来のホーム上屋の鋳鉄製の柱は唐草模様のような装飾をあしらったデザインになっており[17]、1987年春の改修で撤去されるまで宝塚線・神戸線ホーム梅田寄りに残存していた[18]。
- かつて1号線(神戸本線下り)と道路の間のフェンスには、東洋ナッツ食品の広告看板が多数設置されていた。80メートルほどの間に全く同じ看板が20枚以上も並んでいるという高密度だったため、乗客の目を引いた。1980年代にはそのうちの半分ほどが毎日放送のものに置き換わった。2000年代に入ってすべて撤去された。
- 阪神電気鉄道北大阪線の廃止前は、当駅に到着する列車の車内アナウンスは「次は中津。野田、天六方面はお乗り換えです」だった。
隣の駅
- テンプレート:Color神戸本線
- テンプレート:Color特急・テンプレート:Color通勤特急・テンプレート:Color快速急行・テンプレート:Color急行・テンプレート:Color通勤急行・テンプレート:Color準急
- 通過
- テンプレート:Color普通
- テンプレート:Color特急・テンプレート:Color通勤特急・テンプレート:Color快速急行・テンプレート:Color急行・テンプレート:Color通勤急行・テンプレート:Color準急
- テンプレート:Color宝塚本線
- テンプレート:Color特急「日生エクスプレス」・テンプレート:Color通勤急行・テンプレート:Color急行・テンプレート:Color通勤準急
- 通過
- テンプレート:Color準急(梅田行きのみ運転)・テンプレート:Color普通
- 梅田駅 (HK-01) - 中津駅 (HK-02) - 十三駅 (HK-03)
- テンプレート:Color特急「日生エクスプレス」・テンプレート:Color通勤急行・テンプレート:Color急行・テンプレート:Color通勤準急
- テンプレート:Color京都本線
- 全列車通過
阪神電気鉄道 (廃止)
阪急線当駅の南側、国道176号線三叉路のすぐ東側(梅田寄り)に存在した。三叉路の西側の歩道上には架線を吊っていた鉄柱の一つが2000年頃まで残存していた。
隣の駅
駅周辺
- 大阪府済生会中津病院
- 大阪府大淀警察署
- 大淀税務署
- 大阪北郵便局
- 大阪中津郵便局
- 大阪中津六郵便局
- 中津中央公園
- 平成医療学園専門学校
- 大阪市立中津南小学校
- 大阪市交通局(市バス)中津営業所
- 北スポーツセンター
- 国道176号
- 新梅田シティ
- グランフロント大阪
バス路線
最寄り停留所は「中津」「中津六丁目」である。
大阪市営バス(中津)
阪神バス(中津)
- 北大阪線:野田阪神前行き(上海老江経由) / 天神橋筋六丁目行き(阪神北大阪線の代替路線、天六行きは朝夕のみ)
阪急バス(中津六丁目) - 加島線加島方面はなにわ筋上、他は国道176号上
- 阪北線 11系統:上津島・阪急園田行き(十三・日出町経由)
- 阪北線 63系統:箕面行き(日出町・豊中・柴原駅経由、平日のみ)
- 阪北線 13系統:豊中・箕面行き(箕面行きは平日のみ、土休日は豊中まで)
- 加島線 18系統:加島駅前・西川行き(十三経由)
- 阪北線・加島線各系統:梅田行き(阪北線は大阪駅御堂筋口高架下、加島線は大阪駅JR高速バスターミナル着)
大阪市営バス(中津六丁目) - 39号・41号・41C・58号系統はなにわ筋上、他は国道176号上
- 39号系統:野田阪神前行き(福島七丁目経由) / 新大阪駅北口行き(三国本町経由)
- 41号系統:大阪駅前(中央南口)行き / 榎木橋行き(新大阪駅東口経由)
- 41C号系統:大阪駅前 桜橋口(ガード下)行き(逆方向は運行なし)
- 42号系統:大阪駅前北口行き / 中島公園・中島二丁目行き(塚本駅北口・御幣島駅・出来島駅前経由)
- 43号系統:大阪駅北口行き / 酉島車庫前行き(塚本駅前・姫島駅前・福町経由)
- 58号系統:野田阪神前行き(上海老江経由)
- 69号系統:大阪駅北口行き / 榎木橋行き(三津屋・十三市民病院・三国駅前経由)
- 92号系統:大阪駅北口行き / 福町行き(御幣島駅・佃経由)
- 93号系統:大阪駅北口行き / 井高野車庫前行き(地下鉄西中島南方・東淀川区役所前経由)
- 97号系統:大阪駅北口行き / 加島駅前行き
阪神バス(中津六丁目) - なにわ筋上
- 北大阪線:野田阪神前行き(逆方向は経由せず)
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:Navbox- ↑ 正確には、京都本線は宝塚本線の複々線のうちの東側の複線に乗り入れる扱いとなっている。
- ↑ 大阪府統計年鑑(平成8年)
- ↑ 大阪府統計年鑑(平成9年)
- ↑ 大阪府統計年鑑(平成11年)
- ↑ 大阪府統計年鑑(平成13年)
- ↑ 大阪府統計年鑑(平成14年)
- ↑ 大阪府統計年鑑(平成15年)
- ↑ 大阪府統計年鑑(平成16年)
- ↑ 大阪府統計年鑑(平成17年)
- ↑ 大阪府統計年鑑(平成18年)
- ↑ 大阪府統計年鑑(平成19年)
- ↑ 大阪府統計年鑑(平成20年)
- ↑ 大阪府統計年鑑(平成21年)
- ↑ 大阪府統計年鑑(平成22年)
- ↑ 大阪府統計年鑑(平成23年)
- ↑ 大阪府統計年鑑(平成24年)
- ↑ 『民営鉄道の歴史がある景観1』(佐藤 博之、浅香 勝輔、1986年7月、古今書院)P139-141
- ↑ 『民営鉄道の歴史がある景観2』(佐藤 博之、浅香 勝輔、1988年7月、古今書院)P333