中央ライナー (高速バス)

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テンプレート:Otheruseslist テンプレート:出典の明記 テンプレート:Vertical images list 中央ライナー号(ちゅうおうライナーごう)とは、首都圏(東京駅・新宿駅・多摩地区)と岐阜県愛知県中央自動車道沿線を直行便で結ぶ高速乗合バスである。

運行会社

系統・停留所

奇数号が下り便(名古屋駅行・可児行)、偶数号が上り便(新宿駅行)。

運行系統

中央ライナーなごや1・2・3・4・5・6号(名古屋駅系統)
中央ライナー可児201・202・203・204号 (可児系統)
  • 可児系統の203・204号のみ夜行便で、他は昼行便。

停車停留所

凡例
※:中央道本線上にはない停留所、▼:下り乗車・上り降車専用、▲:上り乗車・下り降車専用、|:通過、∥:経由せず
停留所名 中央ライナーなごや号 中央ライナー可児号(昼) 中央ライナー可児号(夜) 所在地
東京駅(発:八重洲南口、着:日本橋口) 東京都 千代田区
新宿駅(発:新宿駅新南口(代々木)、着:新宿駅東口) 渋谷区 / 新宿区
中央道三鷹 三鷹市
中央道深大寺 調布市
中央道府中 府中市
中央道日野 日野市
中央道昼神温泉 長野県 下伊那郡阿智村
中央道馬篭 岐阜県 中津川市
中津川インター
中津川会所沢※
淀川※
中津川駅
中央道瑞浪天徳 瑞浪市
金岡町4丁目※ 多治見市
多治見駅
名鉄緑台中央
明和団地※
桜ヶ丘1丁目※ 可児市
皐ヶ丘6丁目※
可児市役所前※
可児車庫
中央道桃花台 愛知県 小牧市
名古屋市東区
名古屋駅新幹線口(太閤口) 名古屋市中村区
  • 可児駅(駅前)には停車せず、多治見市北部から可児市南部に連なる住宅街を経由する。

途中休憩

乗務員交代

  • JRバス関東便は、小黒川PAで乗務員交代がある。[2]
  • JR東海バス便・東濃鉄道便は途中で乗務員交代は無い。大幅遅延が見込まれるときは乗務員2名体制となる場合もある。

廃止された系統

中央ライナー101・102号(多治見・瀬戸系統)

新宿駅※ - 中央道三鷹 - 中央道深大寺 - 中央道府中 - 中央道日野 - 中央道昼神温泉 - 中央道馬篭 - 中津川会所沢※ - 淀川※ - 中津川駅※ - 中央道瑞浪天徳 - 金岡町4丁目※ - 多治見駅※ - 総合体育館前※ - 市之倉※ - 品野※ - 瀬戸駅前※ - 瀬戸市駅

  • ※は中央道本線上にはない停留所。
  • 中央道三鷹~中央道日野の各停留所は下り乗車・上り降車専用、中央道昼神温泉~瀬戸駅前の各停留所は上り乗車・下り降車専用。
  • 途中休憩は談合坂SA、諏訪湖SA、阿智PA
  • 2011年9月30日運行終了。
新宿ライナー三河・なごや号

新宿駅新南口 - 池尻大橋<上り便のみ> - 東名江田 - 岡崎駅 - 三河安城駅(新幹線北口) - 名古屋駅

  • 池尻大橋(上り便のみ停車)、東名江田は下り乗車・上り降車専用。
  • 岡崎駅、三河安城駅は上り乗車・下り降車専用。
  • 下り(1号)はJRバス関東が運行、三ヶ日IC付近のJRバス関東三ヶ日営業所で乗務員交代していた。
  • 上り(2号)はJR東海バスが運行、JR東海バス静岡支店が隣接する東名静岡バス停で乗務員交代していた。
  • 途中休憩は足柄SA浜名湖SA
  • 2012年5月31日運行終了。

歴史

  • 2001年平成13年)3月20日 - 「中央ライナー」新宿駅 - 名古屋駅間(名古屋駅系統)、昼行便1日2往復で運行開始。JRバス関東・JR東海バスの共同運行。
  • 2002年(平成14年)2月15日 - 「中央ライナー」新宿駅 - 中津川駅間(中津川駅系統)、昼行便1日1往復で運行開始。JR東海バスが運行。
  • 2002年(平成14年)7月7日 - 当路線に乗務していたJR東海バス運転士が酒気帯び運転で接触事故を起こす。
  • 2002年(平成14年)7月24日 - 上記事故に対し中部運輸局がJR東海バスに対し150日車(75日×2両)の車両使用停止と75日間の路線運行停止の行政処分を科す。処分期間は同年8月26日11月8日で、この間はJRバス関東が代わりに運行した。
  • 2003年(平成15年)7月18日 - 名古屋駅系統を1日3往復に増便(JRバス関東便)。
  • 2004年(平成16年)4月1日 - 名古屋駅系統を1日4往復に増便(JR東海バス便)。
  • 2004年(平成16年)7月16日 - 中央道三鷹・中央道深大寺・中央道府中・中央道日野のバス停に停車(上り便は降車、下り便は乗車)。
  • 2004年(平成16年)12月17日 - 名古屋駅系統を1日5往復に、中津川駅系統を1日2往復(うち上り1便は夜行便)に増便。
  • 2006年(平成18年)3月1日 - 中津川駅系統を多治見駅まで延伸(多治見駅系統)。
  • 2006年(平成18年)7月20日 - 「中央ライナー」新宿駅 - 可児車庫間で運行開始。昼行・夜行各1往復。JRバス関東と東濃鉄道が共同運行。多治見駅系統を瀬戸駅前まで延伸(瀬戸系統)。
  • 2006年(平成18年)12月15日 - 名古屋駅系統を1日4往復に減便。
  • 2007年(平成19年)10月18日 - 瀬戸系統を瀬戸市駅まで延伸。
  • 2007年(平成19年)10月19日 - 新宿駅発名古屋駅行き全便が名古屋市中区にある栄バス停に停車(降車扱い)。
  • 2009年(平成21年)6月1日から同月30日 - 東名ハイウェイバスドリーム号開業40周年謝恩として「スーパー早売」運賃を設定(新宿 - 名古屋間)。
  • 2009年(平成21年)7月17日 - 早期購入割引「早売1」を毎日設定に変更。便と席数は限定。
  • 2009年(平成21年)12月18日 - 名古屋駅系統を1日4往復から1日3往復に減便。減便させた1往復は、昼行便の新路線「新宿ライナー三河・なごや号」として運行開始。新宿駅新南口・東名江田 - 岡崎駅・三河安城駅・名古屋駅。
  • 2010年(平成22年)7月1日 - 「中央ライナー」名古屋駅系統と「新宿ライナー三河・なごや号」の早売が、東名ハイウェイバスと同等の割引運賃に変更(新宿 - 名古屋間、最安値2,280円~)。
  • 2011年(平成23年)9月30日 - 「中央ライナー」瀬戸系統(101号・102号)の運行終了。
  • 2012年(平成24年)5月31日 - 「新宿ライナー三河・なごや号」運行終了。翌6月1日以降は、東京~名古屋ノンストップ便「新東名スーパーライナー号」(東名ハイウェイバス)の3号・4号として運行。
  • 2012年(平成24年)7月1日 - 名古屋駅系統を「中央ライナーなごや号」、可児系統を「中央ライナー可児号」に名称変更。「中央ライナーなごや号」は新宿駅経由の東京駅発着に変更(延伸)。
  • 2012年(平成24年)12月21日以降 - 中央ライナー可児203号・204号(夜行便)に隣が異性にならない「女性優先予約席」を設定。
  • 2014年(平成26年)2月1日以降 - JRバス関東便のみ、休憩先を変更談合坂SA⇒境川PA 諏訪湖SA⇒小黒川PAまた、同時に乗務員交代を、諏訪湖SA<中央道支店諏訪営業所:下諏訪駅>⇒小黒川PA<中央道支店:伊那市>に変更されている。</ref name="140201a">

使用車両

  • 中央ライナーなごや2号・3号は、独立3列シートの二階建て車両(三菱ふそう・エアロキング
  • 他の便は、4列ワイドシート車両(補助席無し・センターアームレスト付きの幅広4列、楽座シート)
  • いずれも車内トイレ付き。整備や増車等の都合でシート等の車内設備が変更となる場合もある。一部車両は座席ACコンセントや空気清浄機を搭載。

乗車券

ファイル:Chūō liner ticket.JPG
みどりの窓口発券乗車券(2003年頃)
  • 予約・購入は、東京駅八重洲南口のりば・新宿南口(代々木駅東)のりば・名古屋駅新幹線口などのJRハイウェイバス窓口・東鉄観光中央支店・バス会社へ電話予約・予約サイト高速バスネットなど。発売開始は乗車する1ヶ月1日前の午前10時。
  • 名古屋駅系統便と可児系統便とを組み合わせた往復割引乗車券は購入できない。
  • 2012年7月1日以降 - JR駅みどりの窓口で乗車券発売終了。東京~名古屋間で、東名ハイウェイバスと組み合わせた往復割引適用(共通乗車)が可能になる。
  • 中央ライナー可児203号・204号(夜行便)には隣が異性にならない「女性優先予約席」を設定

類似・競合路線

脚注

  1. 2014年1月31日までは、関東便も同じ休憩場所であった、
  2. 2.0 2.1 2014年2月1日より■中央ライナーなごや1号、中央ライナー可児201号 ■中央ライナーなごや2号・6号、中央ライナー可児204号 JRバス関東 中央ライナー運行変更について 小黒川PAにて乗務員交代に変更にされている。

外部リンク