並河駅
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テンプレート:駅情報 並河駅(なみかわえき)は、京都府亀岡市大井町土田二丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅である。「嵯峨野線」の愛称区間に含まれている。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅。2009年11月の亀岡駅までの複線化の完成により、分岐器や絶対信号機を持たない停留所となった。駅舎は2番のりば側にあり、反対側の1番のりばへは跨線橋で連絡している。跨線橋には両ホーム側ともエレベーターが設置されている。
亀岡駅が管理し、ジェイアール西日本交通サービスが駅業務を受託する業務委託駅となっている。以前は早朝と深夜は無人駅となったが、現在は終日駅員配置となっている。ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
駅の東西を「並河クリエーティブ地下通路」が結んでいる。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color嵯峨野線 | 上り | 亀岡・二条・京都方面 |
2 | テンプレート:Color嵯峨野線 | 下り | 園部・福知山・舞鶴方面 |
上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
2009年9月に当駅から八木駅までが複線化されるまでは、駅舎側の2番線を上下本線とした一線スルーで、通過列車及び行違いを行わない停車列車は上下線とも2番線を通っていた。
利用状況
かつては普通列車でも通過する列車があるほど閑散とした駅であったが、嵯峨野線の高速化や亀岡市が京都中心部へのベッドタウン化していくにつれ、利用客数は徐々に増えつつある。1日の平均乗車人員は以下の通りである。
- 2,748人(1999年度)
- 2,718人(2000年度)
- 2,704人(2001年度)
- 2,641人(2002年度)
- 2,762人(2003年度)
- 2,822人(2004年度)
- 2,863人(2005年度)
- 2,995人(2006年度)
- 3,063人(2007年度)
- 3,055人(2008年度)
- 3,016人(2009年度)
- 2,962人(2010年度)
- 3,008人(2011年度)
- 3,000人(2012年度)
駅周辺
- 亀岡市立大成中学校
- 亀岡市立大井小学校
- 国道9号(山陰道)
- 大井インターチェンジ 西へ900m
- マツモト大井店
- エディオン亀岡店
- コーナン亀岡大井店
- オートバックス亀岡店
- イエローハット亀岡店
- JA京都亀岡大井支店
- 大井簡易郵便局
- スズキ自販京都
- 和食さと亀岡店
歴史
- 1935年(昭和10年)7月20日 - 国有鉄道山陰本線の亀岡駅 - 八木駅間に新設開業(隣の千代川駅も同日開業)。旅客営業のみ。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 1989年(平成元年)3月11日 - 北へ約120メートル移設され、駅構造が1面1線から2面2線化される。
- 棒線駅時代は、普通列車でも時間帯によっては通過する列車があった(これは吉富駅や高津駅、それに淵垣駅も同じであった)。
- 旧駅舎跡地は鉄道歴史公園として整備され、DD51形ディーゼル機関車1040号機と新幹線0系電車22形1003号の先頭車両運転台部のカットボディが設置、展示されている。
- 2003年(平成15年)11月1日 - ICカードICOCA供用開始。
- 2009年(平成21年)
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color嵯峨野線(山陰本線)