下小代駅

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2番線側出入口(2011年5月)

下小代駅(しもごしろえき)は、栃木県日光市小代にある、東武鉄道日光線である。駅番号はTN 21

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅。以前は通過線がある1面4線の形態であった[1]無人駅だが、駅舎内には特別改札用の窓口とPASMO簡易改札機が設置されている。簡易委託駅であり、乗車券は駅裏の理容店で発売している。駅舎は線路の西側にあり、ホームとは跨線橋により連絡している。

1929年に開業以来供用されていた木造駅舎は、老朽化したため建て替えられることになった際、駅舎を修繕した上で活用して欲しいとの保存運動が地元住民主導で展開されていた。あくまで建て替えを進める東武鉄道との協議の結果、旧駅舎は移設保存されることになり、その跡地には新たに駅舎が建てられることになった。

2007年、旧駅舎は曳家工法により一か月をかけて駅前に移設された。旧駅舎は移設後、2005年に撤去されていたを復元したり、老朽化した部分の修繕を施された。2009年3月に国の登録有形文化財に指定されている。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 テンプレート:Color日光線 下り 下今市東武日光テンプレート:Color鬼怒川線 鬼怒川温泉方面
2 テンプレート:Color日光線 上り 新栃木東武動物公園
テンプレート:Color東武スカイツリーライン 北千住とうきょうスカイツリー浅草方面
  • 上記の路線名は旅客案内上の名称(「東武スカイツリーライン」は愛称)で表記している。

利用状況

2011年度の1日平均乗降人員は215人である。近年の1日平均乗降人員の推移は下記の通り。

乗降人員推移
年度 1日平均乗降人員
2000 253
2001 255
2002 220
2003 198
2004 182
2005 175
2006 183
2007 174
2008 210
2009 198
2010 220
2011 215

駅周辺

駅前の道路は栃木県道70号宇都宮今市線に接続し、小代行川庵(今市市名誉市民第1号で元・三菱銀行頭取であった加藤武男が残した邸宅を改装した雰囲気のある蕎麦屋)のほか、おじか庵・さみ蕎麦・野点庵・三たて蕎麦があり、「蕎麦街道」の別称がある日光杉並木街道(国道121号日光例幣使街道)も徒歩圏である。

2005年4月に保存団体主催により駅前のを囲んだイベントが開催された。

板荷 - 当駅間は森を挟んで築堤が前後にあり、東武日光線の撮影地となっている。

  • 日光市立落合中学校
  • 日光市役所落合支所・落合公民館

バス路線

「下小代駅入口」停留所から日光市営バスの落合・猪倉地区デマンドバスが発着している。

歴史

隣の駅

東武鉄道
テンプレート:Color日光線
テンプレート:Color快速(東武日光方面行き)
通過
テンプレート:Color区間快速・テンプレート:Color普通
板荷駅 (TN 20) - 下小代駅 (TN 21) - 明神駅 (TN 22)

脚注

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関連項目

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外部リンク

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  1. 『JTB時刻表』(JTBパブリッシング)2010年4月号による。