上片桐駅
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上片桐駅(かみかたぎりえき)は、長野県下伊那郡松川町上片桐にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である。
駅構造
2面2線の相対式ホームを持ち、列車交換が可能な地上駅。伊那市駅管理の無人駅。
かつては、駅の北側に日本セメント(現在の太平洋セメント)上片桐サービスステーションのセメント荷役設備があり、そこまで専用線が当駅から伸びていた。それらは1996年(平成8年)3月に使用されなくなり、後に撤去された。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | テンプレート:Color飯田線 | 上り | 飯田・天竜峡方面[1] |
2 | テンプレート:Color飯田線 | 下り | 辰野方面[1] |
駅周辺
歴史
- 1920年(大正9年)11月22日 - 伊那電気鉄道が高遠原駅から延伸した際の終着駅(一般駅)として開業。
- 1922年(大正11年)7月13日 - 伊那電気鉄道が伊那大島駅まで延伸。途中駅となる。
- 1943年(昭和18年)8月1日 - 伊那電気鉄道線が飯田線の一部として国有化され、国鉄の駅となる。
- 1971年(昭和46年)12月1日 - 荷物・専用線発着を除く貨物の取扱いを廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道・日本貨物鉄道が継承。
- 1994年(平成6年)3月1日 - 無人化。
- 1996年(平成8年)3月 - 貨物列車の発着がなくなる。
- 1997年(平成9年)11月1日 - 日本貨物鉄道の駅(車扱貨物の取扱)が廃止。
- 2009年(平成21年)2月 - 駅舎建て替え。木造駅舎から鉄骨製待合所へ。
隣の駅
- 東海旅客鉄道
- 飯田線
- テンプレート:Color快速「みすず」
- テンプレート:Color普通
- 伊那大島駅 - 上片桐駅 - 伊那田島駅