上桂駅
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上桂駅(かみかつらえき)は、京都市西京区上桂宮ノ後町にある、阪急電鉄嵐山線の駅。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有し、交換設備を備えた地上駅。駅舎(改札口)は桂方面ホーム嵐山寄りに立地し、反対側の嵐山方面ホームへは地下道により連絡している。
のりば
(駅舎側) | テンプレート:Color嵐山線(下り) | 桂・京都・大阪・神戸・宝塚方面 |
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(反対側) | テンプレート:Color嵐山線(上り) | 嵐山・松尾大社方面 |
※のりば番号は設定されていない。
利用状況
2012年(平成24年)度の1日あたりの乗車人員は約4,274人である(年間1,560千人、京都府統計書より)。
駅周辺
神社仏閣・名所旧跡など
- 上桂御霊神社
- 霊鷲山長恩寺 京都洛西観音霊場 第二十六番札所
- 谷ヶ堂最福寺延朗堂 延朗上人開山
- 西芳寺(苔寺) 世界遺産
- 華厳寺(鈴虫寺)
- 玄忠院
- 地蔵院 (西京区)(竹の寺)
- 紫雲山来迎寺 京都洛西観音霊場 第三十二番札所
- 浄住寺 葉室家菩提寺、京都洛西観音霊場 第三十番札所
- 葉室家墓地
- 苔香居(山口家住宅) 文化庁国登録有形文化財、京都市指定景観重要建造物
- 葉室御霊神社
- 西芳寺川支流の夫婦滝 松尾山林道8号橋の辺り
- 桜谷墓地(秦河勝の子孫、東家の墓がある)
- 唐櫃越え(からとごえ) 足利尊氏や本能寺の変の際の明智光秀軍が通った山道。
- 巣林寺(京都府八幡市の巣林庵が明治維新後に移転)
古墳・遺跡
- 西芳寺川古墳群 従来は上流から北松尾古墳群、ボウジョウ古墳群、上園尾古墳群、神ヶ谷古墳と呼称していたものであるが,新たに古墳群が発見されたことから一括名称に変更された。
- 西芳寺古墳群 円墳(径約10m・高約3m)43基
- 松尾十三塚古墳群
- 上ノ山古墳
- 穀塚古墳 全壊
- 清水塚古墳
- 天鼓の森古墳
- 松尾山古墳群 従来は山田古墳、松尾谷古墳群、松尾大社西方古墳群、松尾山古墳群と呼称していたものを,その後の古墳群の相次ぐ発見により一括したもの。
- 衣笠山古墳群
- 山田桜谷古墳群
美術館・博物館など文化施設
その他
バスのりば
歴史
- 1928年(昭和3年)11月9日 - 新京阪鉄道嵐山線開通と同時に開業。
- 1930年(昭和5年)9月15日 - 会社合併により京阪電気鉄道の駅となる。
- 1943年(昭和18年)10月1日 - 会社合併により京阪神急行電鉄(現在の阪急電鉄)の駅となる。
- 1944年(昭和19年)1月9日 - 資材供出のため嵐山線全線単線化。棒線駅となる。
- 1950年(昭和25年)3月13日 - 駅構内の片線を復活させ、交換駅となる[1]。
- 2013年(平成25年)12月21日 - 駅番号導入。
隣の駅
- 阪急電鉄
- テンプレート:Color嵐山線
- テンプレート:Color快速特急・テンプレート:Color直通特急・テンプレート:Color普通
- 快速特急・直通特急は、いずれも春・秋の行楽シーズンにのみ運転。
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:Navbox- ↑ 京阪神急行電鉄『京阪神急行電鉄五十年史』(1957年) p.55