ヤンキー先生!義家弘介の夢は逃げていかない
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ヤンキー先生!義家弘介の夢は逃げていかない(ヤンキーせんせい!よしいえひろゆきのゆめはにげていかない)は、ニッポン放送をキーステーションに生放送されていたラジオ番組。2005年10月9日放送開始。2009年3月29日終了。放送日時は、毎週日曜日24時~25時。
目次
番組概要
「ヤンキー先生」こと義家弘介がパーソナリティを務め、ティーンエイジャーと直接電話で対話していく人生相談番組。そのためオープニングは若者との対話の後に、エンディングも、電話をかけた一人一人に対するメッセージを残して放送が終了する(このメッセージは、2006年夏頃には、聞かれなくなった)。
- 番組開始当初の番組正式名称は「anプレゼンツ ヤンキー先生! - 」だった。提供会社クレジットはニッポン放送アナウンサーの那須恵理子が担当していたが(さらに、ジングルタイトルコール時の「ヤンキー先生!」の部分は那須アナが担当)、2006年1月8日放送を最後にスポンサーのan(学生援護会)が降板した。
- 一部の内容はニッポン放送 ポッドキャスティングステーションで配信されている。しかし最近はまったく更新されていない。
- 2006年10月27日にはNHK「特報首都圏」で「日曜夜 声を求める10代」として番組が採り上げられた。
- 2007年1月1日、午前1時から5時まで4時間のスペシャル番組を放送した(ラジオ福島と長崎放送でも午前4時までネットされた)。
- 義家が第21回参議院議員通常選挙に立候補を表明したため、告示された2007年6月24日から7月29日の投票終了までの間休止となった(公職選挙法の規定による選挙運動と解されるため)。放送休止中は代替番組として「ラジオ青春白書」を放送した。このことについては、「ラジオ青春白書」開始前にアナウンサーの山本剛士が「(義家の)一身上の都合によりお休みさせていただきます」と伝えるにとどまった。そして選挙で当選した後8月5日から放送を再度スタートした。「いじめ・不登校だけでなく、家庭問題についても積極的に取り組む」とホームページに発表があった。
- 2007年10月は「いじめ撲滅月間」として、いじめにより自殺した子供を持つ親が電話出演した。
- 2009年3月15日、同月29日限りで番組が終了することが発表された。1994年4月開始の『古田新太と犬山犬子のサンデーおちゃめナイト』から15年続いたニッポン放送の日曜夜の生ワイド番組は本番組で終了となった。
ゲスト出演者
2007年10月7日の放送では松浦亜弥が、2007年10月21日の放送では自身もいじめられた経験を持つプロボクサー・内藤大助が、2007年10月28日の放送では元日特番で歌を作った工藤慎太郎が生出演した。
放送時間とネット局
放送局
()内の年月日はネット開始・打切りの年月日。記載のない局は2005年10月の放送開始時から終了時までのネット局。
北海道・東北
- HBC北海道放送(2005年10月~2008年3月)
- IBC岩手放送 (2005年10月~2006年10月1日)
- ABS秋田放送 (2007年4月~)
- YBC山形放送 (2005年10月~2007年9月)
- TBC東北放送 (2006年10月8日~2008年9月28日)
- RFCラジオ福島 (2007年1月1日・同年4月~2008年3月)
関東
- LFニッポン放送(製作局)
中部
中国・四国
九州
- NBC長崎放送
- RKK熊本放送 (2006年10月8日~)
- OBS大分放送
- MRT宮崎放送 (2005年10月~2006年3月、2006年10月8日~2007年4月)
- MBC南日本放送 (2005年10月~2006年3月)
使用曲
- オープニング、ジャンクション、スポットCM - THE BLUE HEARTS『終わらない歌』
- エンディング、リスナー(過去の相談者)からのメッセージ - スティーヴィー・ワンダー『STAY GOLD』
受賞歴
この他にNHK総合テレビ「特報首都圏」で「日曜夜 声を求める十代」として紹介された。
スタッフ
関連項目
- ドリアン助川の正義のラジオ!ジャンベルジャン! - 番組スタイル・コンセプトは、この番組を、ほぼそのまま踏襲している。
- RADICAL LEAGUE水曜日 - この番組を元ネタにしたコーナーがあるお笑い番組。放送局はFM FUJI。
- 青春ホットライン
- SCHOOL OF LOCK! - TOKYO FMをキーにJFN系で放送されている同種の番組。
- ニッポン放送番組一覧
- 中村こずえのサウンドピクチャー(裏送り地域への後番組)