ヤマロ・ネネツ自治管区
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テンプレート:基礎情報 ロシアの連邦構成主体 ヤマロ・ネネツ自治管区(ヤマロ・ネネツじちかんく、テンプレート:Lang-ru, Yamalia)はロシア連邦中部、チュメニ州に属する自治管区。
概要
標準時
この地域は、エカテリンブルク時間帯の標準時を使用している。時差はUTC+6時間で、夏時間はない。(2011年3月までは標準時がUTC+5で夏時間がUTC+6であった)
地理
西シベリア平原の西北部に位置し、北極海の一部であるカラ海に面し、半分以上は北極圏(北緯66度33分39秒)に属し、一部はウラル山脈の東稜にかかっている。オビ川が北に流れ、西のヤマル半島と東のギダン半島を大きく隔てるオビ湾に注ぐ。大陸の最北端は北緯73度で、テンプレート:仮リンクから800kmの距離である。
住民
ロシア人 (59%) ウクライナ人 (17%) タタール人など (5%) ネネツ人は人口の7%ほどに過ぎない。
都市
行政の中心はサレハルド(Салехард, Salekhard, 人口約35,000人)であるが、最大の都市はノヤブリスク(Ноябрьск, Noyabrsk, 人口約100,000人)。ほかにノヴィ・ウレンゴイなど。
経済
歴史
紀元前3000年ごろに初めて、オビ川やタズ川の流域に人の定住が始まった。
その約1000年後に南シベリアのサモイェード系の人々が定着し、ネネツ人となった。
1500年ごろ以降、ロシア人商人たちが入り、1595年にはコサックによって港町オブドルスク(現在のサレハルド)が建設された。