モントリオール・ピエール・エリオット・トルドー国際空港
テンプレート:Infobox 空港 モントリオール・ピエール・エリオット・トルドー国際空港(モントリオール・ピエール・エリオット・トルドーこくさいくうこう、英:Pierre Elliott Trudeau International Airport、仏:Aéroport International Pierre-Elliott-Trudeau)は、カナダ・ケベック州のモントリオールにある国際空港。エア・カナダの本拠地。
概要
モントリオール南の川に浮かぶドルバル(ドーバル)島の競馬場を買い取って、「モントリオール・ドルバル国際空港」(Montréal – Dorval International Airport)が1941年9月に開港。1975年に、カナダの連邦政府のプロジェクトでモントリオール・ミラベル国際空港が開港し、モントリオールの国際線はほとんど「ミラベル空港」へ移行し、「ドルバル空港」は国内線及びアメリカ向け専用空港として機能した。
その後、航空需要の変化と北米航空業界の競争激化により、カナダの連邦政府はモントリオールの2つの空港運営を統合し、主要旅客業務は「ドルバル空港」に集中させる方針とした。そのため、「ミラベル空港」は2004年10月より貨物用及びチャーター機のみの利用となった。2004年1月、「ドルバル空港」を地元出身のカナダ元首相のピエール・エリオット・トルドー(Pierre Elliott Trudeau)の名にちなみ「ピエール・エリオット・トルドー国際空港」と改名し、年間乗降客が1,000万人を超える空港となった。 ちなみにIATA及びICAOの本部は、このモントリオールにある。
就航航空会社と就航都市
国内線
米国線
国際線
地域別就航先一覧
- 北アメリカ
- テンプレート:Flagiconトロント、バンクーバー、オタワ、カルガリー、ケベック・シティー、ウィニペグ、ディアレイク、エドモントン、ハリファックス、セントジョンズ、セントジョン、モンクトン、シャーロットタウン、フレデリクトン、サンダーベイ、バサースト、ベ・コモ、モン・ジョリ、イカルイト、マドレーヌ諸島、モントランブラン、ヴァゴヴィル、ルーワン・ノランダ、ヴァルドール、シブガモー、クージュアラピク、ラ・グランド、セティル、クージュアク
- テンプレート:Flagiconサンピエール島
- テンプレート:Flagiconシカゴ、デンバー、ニューヨーク、マイアミ、オーランド、フォートローダーデール、フォートマイヤーズ、ラスベガス、ロサンゼルス、サンフランシスコ、タンパ、ハートフォード、ボストン、ワシントンDC、ヒューストン、ダラス、クリーブランド、アトランタ、ミネアポリス、デトロイト、フィラデルフィア、シャーロット
- 中南米・カリブ海
- テンプレート:Flagiconメキシコシティ、レオン、カンクン、アカプルコ、コスメル、プエルト・バジャルタ、イスタパ/シウアタネッホ、ウアトゥルコ、マンサニージョ
- テンプレート:Flagiconカヨ・ココ、カヨ・ラルゴ・デル・サー、サンタ・クララ、ハバナ、サンティアーゴ・デ・クーバ、シエンフエーゴス、カマグエイ、バラデロ、オルギン、マンサニージョ
- テンプレート:Flagiconフォール=ド=フランス、ポワンタピートル
- テンプレート:Flagiconナッソー、サン・サルバドル島
- テンプレート:Flagiconサントドミンゴ、プエルト・プラタ、プンタ・カナ、ラ・ロマーナ、サマナー
- テンプレート:Flagiconロアタン、ラ・セイバ
- テンプレート:Flagiconカルタヘナ、サンアンドレス島
- テンプレート:Flagiconポルトープランス、テンプレート:Flagiconプロビデンシャルズ、テンプレート:Flagiconサンフアン、テンプレート:Flagiconモンテゴベイ、テンプレート:Flagiconバルバドス、テンプレート:Flagiconセントルシア、テンプレート:Flagiconアンティグア・バーブーダ、テンプレート:Flagiconシント・マールテン、テンプレート:Flagiconポルラマール、テンプレート:Flagiconパナマシティ、テンプレート:Flagiconサンサルバドル、テンプレート:Flagiconサンホセ、テンプレート:Flagiconマナグア
- ヨーロッパ
- テンプレート:Flagiconフランクフルト、ミュンヘン
- テンプレート:Flagiconチューリッヒ、ジュネーヴ、バーゼル
- テンプレート:Flagiconパリ、リヨン、ナント、ニース、マルセイユ、ボルドー、トゥールーズ
- テンプレート:Flagiconローマ、ヴェネツィア
- テンプレート:Flagiconマドリード、バルセロナ、マラガ
- テンプレート:Flagiconリスボン、ポルト
- テンプレート:Flagiconウィーン、テンプレート:Flagiconアムステルダム、テンプレート:Flagiconアテネ、テンプレート:Flagiconブリュッセル、テンプレート:Flagiconダブリン、テンプレート:Flagiconロンドン
- アフリカ
- アジア・中近東
アクセス
路線バス
モントリオール交通局 (Société de transport de Montréal, STM) によりいくつかのバス路線が運行されている。
- 747系統は空港から市中心部を結ぶルートであり、24時間運行している。市中心部には8つの停留所があるのに加え、Lionel-Groulx駅、中央駅、Berri-UQAM駅で地下鉄に乗り換える事が出来る。午前8:30から午後8:00までは10–12分間隔、午前5:30から午前8:30と午後8:00から午前1:00は30分間隔、午前2:00から午前5:00は1時間間隔である[1]。他の路線バスとは料金体系が異なり、最低でも$10のSTMの一日(24時間)乗車券を買わなければならない。その他3日、1週間、1ヶ月乗車券、週末券も有効である。その代わり、地下鉄やその他の路線バスの利用は、期間内は乗り放題である。地下鉄などから乗り継ぐときには、一番始めに乗るときに、1日(24時間)乗車券を買えばよい。但し、市バス車内では3ドルの通常乗車券以外は販売していないので、あらかじめ、薬局や地下鉄の駅などで購入しておく必要がある。高速道路の渋滞により一時間近く時間がかかる事もあるため注意が必要である。
- 204系統Cardinal。VIA鉄道、AMTのDorval駅に停車するので、市内へいく鉄道に乗り換える事も可能。Dorval駅には無料のシャトルバスも停車する。ただし、鉄道は朝、夕の通勤ラッシュ時以外は本数が少ないので注意が必要。
- 209系統Des Sources。これもDorval駅に停車する。
- 356系統Lachine /Montreal-Trudeau /Des Sources。西行きはDorval駅、東行きはMontreal市内、Atwater駅、Frontenac駅に停車する。深夜バスである。
- 378系統Sauvé /Côte-Vertu /Montreal-Trudeau。東行きはCôte-Vertu駅、Montpellier駅、Sauvé駅に停車する。深夜バスである。
参考
外部リンク
- モントリオール空港 (英語、仏語)