モグモグGOMBO
『モグモグGOMBO』(モグモグゴンボ)は、日本テレビ系列局(一部除く)ほかで放送された日本テレビ製作の子供向けの料理教育番組である。カゴメの一社提供。製作局の日本テレビでは1993年4月17日から2003年9月27日まで、毎週土曜 18:30 - 19:00 (JST) に放送。
司会は、番組スタートから最終回までヒロミと林家こぶ平(現・九代目林家正蔵)が担当。
概要
「ご当地の有名食材」「父母への感謝」など毎回テーマを設定し、番組前半はそれに沿った社会見学、後半はテーマに沿ったオリジナル料理を3 - 4組の小学生が調理し、司会者たちとともに試食するという構成だった。また、『ゴンボくん』というイメージキャラクターもいた。数回、ゴンボくんのデザインは変更されていた。ゴンボくんの声は放送開始から終了まで柿沼紫乃が一貫して務めた。
初回の視聴率は5.3%だったが、その後上昇し、番組全般通して12 - 14%程度の安定した視聴率を確保していた。冬場は16 - 17%程度を獲得する時期もあった。最高視聴率は1996年5月に記録した19.6%。
2000年までは『24時間テレビ』が放送される日でも通常の時間で放送されていたが、2001年からは『24時間テレビ』が18:30開始となり、さらに直前の『NNNニュースプラス1』が通常通り18:00からのスタートとなった為、番組を休止していた。
2003年9月27日放送回を以て10年半の放送に幕を閉じた。
スタッフ
- 構成:喰始、詩村博史、関根清貴、川原慶太郎、ひめはじめ
- プロデューサー:中山憲明、宮木宣嗣
- チーフプロデューサー:五歩一勇(番組開始当初)→柏木登( - 2002.06)→中山良夫(2002.07 - 最終回)
- 制作協力:IVSテレビ制作
- 製作著作:日本テレビ
歴代エンディングテーマ
- さすらいのモグモグ・ゴンボ!/古川恵実子
- 青空の指輪/平井菜水
- セイリングロード/フリージア
- HEART BEAT EXPRESS/NUTS
- forever love/Love Lights Fields
- 強い自分になろう/DELTA
- Happy Honeymoon/大江千里
- かなう夢/室瀬美紀
- そんなヨウちゃんとキュウちゃんにだまされて/クーニャンズ
- COLLECTION/杉岡芳樹
- From me to you/松本梨香
- really love/森下玲可
- 笑ってるだけじゃない/高橋由美子
- HEARTじかけのLOVEを歌おう/ViViCa
- MY LIFE ↑/BURST FRUITS
- 愛する言葉/カーネーション
- ベクトルは上向き/CAZACY
- サヨナラ/恋愛信号
- 1 or 8/ニキ・リナ
- 夢見/天野マリア
- 旅の者/中村俊介
- TOKYOダーリン/CASCADE
- タカラノヤマ/R.P.R
- あなたに会う日の雨/上田まり
- 秋風の狂詩曲/Raphael
- さくら/RIZCO
- C7/GO!GO!7188
- あたしかあたしであるうちに/Lita
- It's to late/LINDBERG
- 国道16/Something ELse
- GRAND CITY APARTMENT/浅田信一
- 向日葵のように/北原愛子
- 少年時代/ROCKING TIME
番組ネット局
- 日本テレビ
- 札幌テレビ - 放送開始から3か月間は自社製作番組『土曜エクスプレス・週刊洋二』を放送していた関係で、土曜17:00からの1週遅れで放送していた。
- 青森放送
- テレビ岩手
- 山形放送 - 1993年3月までは日本テレビ系列とテレビ朝日系列のクロスネット局。
- ミヤギテレビ
- 福島中央テレビ
- テレビ新潟
- テレビ信州
- 北日本放送 - 1993年10月から放送。
- テレビ金沢
- 福井放送 - 日本テレビ系列とテレビ朝日系列のクロスネット局。1995年4月から放送。
- 静岡第一テレビ
- 中京テレビ
- よみうりテレビ
- 日本海テレビ
- 広島テレビ
- 山口放送 - テレビ朝日系列とのクロスネットを解消した1993年10月から放送。
- 四国放送 - それまで遅れネットしていたテレビ朝日『ビデオあんたが主役』シリーズ終了に伴い、1996年10月から放送。
- 西日本放送
- 南海放送
- 高知放送 - 放送開始時期不明。
- 福岡放送
- 長崎国際テレビ
- くまもと県民テレビ
- 鹿児島読売テレビ - 1994年4月の開局当時から放送。
- CS★日テレ - 1996年10月から2000年9月まで放送。
雑記
番組開始当時、既に真打ち昇進を果たした中堅落語家(林家こぶ平)と、デビュー7年目の若手タレント(ヒロミ)が組むという組み合わせだったため、当然ながらこぶ平を上にした扱いであった。しかし、放送が進むにつれヒロミの尊大・不遜な芸風が表に出るようになって立場が逆転するようになった。番組末期に初回オープニングがスペシャル映像として放映された際、当時タレントとして全盛期だったヒロミが、放送開始当初の自身の腰の低さと、一方で番組末期での立場の逆転ぶりに苦笑する姿が放送された。
なお、番組終了後の2005年にこぶ平が9代目林家正蔵を襲名した際、襲名パーティーの席でヒロミが『モグモグGOMBO』や『ボキャブラ天国』でさんざんこぶ平を(番組上の演出のため)番組収録内においていじめに近い形で本人に接していたことを謝罪するコメントを残している。