ペルセウス座
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テンプレート:Infobox Constellation ペルセウス座 (Perseus) は、トレミーの48星座の1つ。 この星座には有名な変光星アルゴル(Algol)(ペルセウス座β星)があり、毎年ペルセウス座流星群も観測される。
主な天体
恒星
- α星:ミルファク(Mirphak)は、ペルセウス座で最も明るい恒星で、アルゲニブ(Algenib)とも呼ばれる。薄黄色の超巨星である[1]。全く同じAlgenibという固有名の星は他にもたとえばペガスス座γ星などがある。意味はアラビア語の「ひじ」である。
- β星:アルゴル(Algol)は、星座で最も明るい恒星ではないが、この星座で最も有名な恒星である。この星はアラビアのal-Ghul(は悪鬼あるいはアルゴールを意味する)で、星座内の位置はペルセウスが持つ怪物メドゥーサの目の部分に当たる。この星は食変光星で、視等級は2.12等から3.39等まで変化し、周期は2.867日である。当時は変光星は知られていなかったはずだが、命名、そして、メドゥーサの首の部分に当たることから、ひょっとするとギリシャ時代から明るさが変わることが知られていた可能性があるとも言われるテンプレート:誰2。
星団・星雲・銀河
- h+χ PerまたはNGC869とNGC884(二重星団):2つの接近した散開星団。非常に美しい天体である。これらは双眼鏡で見ることができる。これらは地球から7,000光年離れており、それぞれが数百光年離れている。
- M34:散開星団。視等級5.5等。距離1,400光年。視直径は満月より若干広く、この領域に約100の星がある。この星団の実際の直径は約14光年である。この星団は、双眼鏡でも見ることができる。
神話
テンプレート:See also ペルセウス(ペルセウス座)は、怪物メドゥーサを倒し、また海の怪物ケートス(くじら座)の生贄にされようとしていたアンドロメダー姫(アンドロメダ座)を救って結婚した[3]。天上のペルセウスは、右手に剣、左手にはメドゥーサの首を持っている。メドゥーサの首はあまりに恐ろしすぎて、見たものは誰でも石になってしまうという。