ビッグウルフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:Infobox ビッグウルフは日本の競走馬である。
デビューは2002年11月30日。阪神競馬場の新馬戦(ダート1400m)を蛯名正義の騎乗により1分26秒1のタイムで1着。ダートを中心に使われ、3戦目の飛梅賞を勝利し、オープン入りを果たす。2003年2月16日にきさらぎ賞で初めて芝レースを走るも6着に敗退。その後はダートに戻り、ヒヤシンスステークスで9馬身差の圧勝、続く伏竜ステークスも快勝した。続く園田の交流GIII・兵庫チャンピオンシップでは3コーナーで挟まれ厳しい展開となったが、差しきって勝利し3連勝を飾る。
6月7日のユニコーンステークスではミルコ・デムーロの騎乗ミスもあり6着だったが、ほぼ連闘の形で6月18日に名古屋優駿に出走。武豊を鞍上に、1分58秒6というレコードタイムで優勝。続く7月8日に大井競馬場で行われた交流GI・ジャパンダートダービーでもハナ差ながら優勝を手にした。
秋には盛岡の交流GI・ダービーグランプリで2着に入るが、その後は、古馬とのレースで苦戦を強いられる。2004年の交流GI・帝王賞、マイルチャンピオンシップ南部杯で3着などがあるものの、それ以降掲示板に載ることなく勝利を挙げられないまま、2005年9月に兵庫県競馬へ移籍。
10月13日のさぎ草特別で59kgを背負い、ロードバクシンの2着に食い込み実力の片鱗を見せた。その後、1戦挟んで臨んだ園田金盃でレース中に故障を発生し競走を中止、左前脚開放骨折により安楽死となり、登録が抹消された。
血統表
ビッグウルフの血統(ミスタープロスペクター系 / アウトブリード) | |||
父 *アフリート Afleet 1984 栗毛 |
Mr. Prospector 1977 鹿 |
Raise a Native | Native Dancer |
Raise You | |||
Gold Digger | Nashua | ||
Sequence | |||
Polite Lady 1983 鹿毛 |
Venetian Jester | Tom Fool | |
Venice | |||
Friendly Ways | Green Ticket | ||
Ways to Learn | |||
母 ビッグモンロー 1994 黒鹿毛 |
*トニービン Tony Bin 1983 鹿毛 |
*カンパラ Kampala |
Kalamoun |
State Pension | |||
Severn Bridge | Hornbeam | ||
Priddy Fair | |||
モルゲンロート 1987 鹿毛 |
マルゼンスキー | Nijinsky II | |
*シル | |||
サンライトリバー | *ダストコマンダー | ||
サンパス F-No.3-l |