パース空港

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テンプレート:Infobox airport パース空港( -くうこう、Perth Airport, IATA空港コードPER)はオーストラリア連邦西オーストラリア州パース都心に近接し、都市圏の航空需要の大部分を担う空港である。国際的な基準では中規模な空港ではあるが、オーストラリアアジアアフリカ・他の太平洋諸国に運航するその位置は戦略的な役割を担う。

バス・乗り合いバン自動車でアクセスできる。

歴史

1944年5月に「ギルドフォード飛行場」(Guildford Aerodrome) として開港した。これはメイランズ(w:Maylands)とパース近くの海岸のラングレー・パーク(Langley Park)にあった空港を置き換えた。

1952年ココス島w:Cocos Island)・モーリシャス経由南アフリカ行きの最初の国際線就航のあと「パース国際空港」に改称された。

1986年には、旅客の増加に対応するため、国際線専用ターミナルと管制塔が空港の東部に開設された。

1999年、着陸するボーイング747が滑走路にぶつかってエンジン1基が破壊した。 頻発する気象状況の結果もたらされる、低層大気の乱流、もしくはウインドシアーとしても知られる現象が原因と決定された。[1]主にこれは現地の地形と近くのダーリング崖 (Darling Scarp) の風のロールにともなって起きる。この事故は空港周辺の気象監視システムの改善努力をもたらした。

2001年アンセット航空の破産後、アンセット・ターミナルは多会社ターミナルになり、元アンセット子会社スカイウェスト(w:Skywest)やヴァージン・ブルーを取り扱うことになった。

2002年に空港名は「パース空港」と簡単化された。

2004年、空港は60周年を記念し、エアバスA380のような巨大機を運用するための新しい誘導路「タクシーウェイ・S」(Taxiway S(Sierra)) を開設した。

施設

パース空港には3つのターミナルがある:

  • 東側の「国際線ターミナル」はオーストラリアを出入国するフライトに用いられる。ゲートは7つある。2001年から2002年のヴァージン・ブルーのような新規の国内航空会社に利用させたこともある。
  • 西側にある「国内線ターミナル」は2つの建造物に分けられる。
    • カンタスターミナルはカンタスの国内線専用で、9つのゲートがある。
    • 「多会社国内線」ターミナルはもとは(破産した)アンセット航空のターミナルで、ゲートは7つある。
  • 北側には「不定期民間」(w:general aviation) ターミナルがある。

滑走路は磁北から時計回りに30/210度(03/21)で長さ3,444メートル(m)の主滑走路と06/24方向で2163m長の副滑走路とからなる。

将来計画

A380の導入

エアバスA380型機の導入にともない、同空港はヨーロッパ-オーストラリア間の「カンガルールート」のハブ空港として最適な位置にあると考えられている。航続距離の増加により、航空会社はパースからノンストップでヨーロッパの主要な空港に飛べ、シンガポールバンコクのような歴史的な経由地に着陸せずともよくなる。州政府と空港管理者はパースを魅力あるハブにすることが目標であると述べており、同空港を巨大機と旅客数の増加に対応するよう昇格させる計画をもっている。

西側国内線ターミナルの閉鎖

空港マスター・プランでは、2021年までに国内線・国際線ターミナルを統合する狙いである。現在、国際線・国内線ターミナルは主滑走路をはさむ形になっており、橋や軌道で結ばれていない。両ターミナルは車で約11kmの道のりである。

計画では現在の西ターミナルを閉鎖し、国際ターミナルに鉄道新線のような改善された交通アクセスを含めた開発を行うことになろう。

第3滑走路の建設

空港の将来計画には現在の03/21主滑走路に並行する第3滑走路がある。パース都市圏にたいする騒音の増加が予想されるため、論争の種となっている。

就航路線

国内線

国際線

航空連合に加盟している航空会社はたいていコードシェアを他の加盟航空会社と行って運航している。例えば、ワンワールド加盟の日本航空ブリティッシュ・エアウェイズと表示されている便はカンタス航空によって運航されていたりする。

脚注

  1. ジェットスター、9月からパース/ロンボク島線を開設 豪で初就航

関連項目

外部リンク

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