ハンティ・マンシ自治管区・ユグラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:基礎情報 ロシアの連邦構成主体 ハンティ・マンシ自治管区・ユグラХанты-Мансийский автономный округ — Югра, Khantia-Mansia)はロシア連邦中部のチュメニ州に属する自治管区

概要

標準時

この地域は、エカテリンブルク時間帯標準時を使用している。時差はUTC+6時間で、夏時間はない。(2011年3月までは標準時がUTC+5で夏時間がUTC+6であった)

地理

ウラル山脈の東側、西シベリア平原の西部に位置する。中央をオビ川エルティシ川ヴァフ川が流れる。

住民

テンプレート:仮リンクテンプレート:仮リンクは言語の上ではハンガリー人に近く、フィン・ウゴル系の民族である。しかしながら、人口の大部分はロシア人であり、ハンティ人とマンシ人の占める割合は小さい。これは、油田が発見された後に、多くのロシア人が流入した結果である。

歴史

この地域は、もともとユグラと呼ばれていた。12世紀から13世紀ノヴゴロドの商人たちが交易のために訪れるようになる。1582年イェルマークにより征服され、ロシアの支配下に入った。1930年12月10日オスチャク・ヴォグル自治管区として設置され、1940年にハンティ・マンシ民族管区と改称された。1977年に民族管区の自治管区への変更に伴いハンティ・マンシ自治管区となり、2003年に公式名称は「ハンティ・マンシ自治管区・ユグラ」に変更された。

経済

原油天然ガスを産し、その採掘・精製が主要な産業となっている。ロシア連邦でも有数の石油工業の拠点である。

都市

行政の中心都市ハンティ・マンシースク(人口は約4万人)のほかに、最大の都市スルグト(約30万人)、ニジネヴァルトフスク(約25万人)、テンプレート:仮リンク(約12万人)、ラードゥジヌイ(約4万人)などがある。

外部リンク

テンプレート:Sister


テンプレート:Navbox