ノルウェー語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ノルウェー語(ノルウェーご、テンプレート:Lang-no)は、インド・ヨーロッパ語族 ゲルマン語派 北ゲルマン語群に属する。古ノルド語から分化した言語である。話者の人口は約400万ほど。標準語として、デンマーク語やスウェーデン語と近縁のブークモールと、アイスランド語と同じ西スカンディナヴィア語群に分類されるニーノシュクが存在する。
ブークモールとニーノシュク
デンマークの支配を受けたノルウェーの言葉は、数百年に渡ってデンマーク語に近かったが、19世紀に至り民族意識の高揚とともに違いが大きくなり、独立の言語としての意識が高まった。
こうした歴史的背景から、ノルウェー語にはブークモール (bokmål 「書籍語」) 、ニーノシュク (nynorsk 「新ノルウェー語」) の2種があり、双方がノルウェーの公用語に なっている。ブークモールはデンマーク語とあまり変わらない穏健派、ニーノシュクはデンマーク語の影響を受ける前の本来のノルウェー語を取り戻そうという急進派である。公文書や放送では双方が使われ、また政府機関は双方を等しく受け入れなければならない。しかし民間での出版では 98% がブークモール、ニーノシュクは 2%である。
正書法
ラテンアルファベット26文字に加え、æ、ø、åの3文字が使われている。
文法
議論があるものの、公式な見解では、ブークモールの名詞は通性・中性の二性を、ニーノシュクの名詞は男性・女性・中性の三つの性をもつ。ただし最近ではブークモールでも三性を区別することがある。単数・複数の変化をもつ。格変化は性によって決まる。
関連項目
外部リンク
- アルビス ノルウェー語を収録した単語暗記システム
テンプレート:Tnavbar-collapsible | ||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | M | N | O | P | Q | R | S | T | U | V | W | X | Y | Z | Æ | Ø | Å |
a | b | c | d | e | f | g | h | i | j | k | l | m | n | o | p | q | r | s | t | u | v | w | x | y | z | æ | ø | å |