日本物産
テンプレート:Otheruseslist テンプレート:Infobox 日本物産株式会社(にほんぶっさん)は、かつて大阪市北区天神橋に本社を置いていたゲームソフト制作会社である。通称または略称は「Nichibutsu」(ニチブツ)。
主に対戦用麻雀などの企画開発をおこない、フクロウのマークで知られる。キャッチコピーは「Frontier Spirit in the Amusement」または「Frontier Spirit of Amusement」[1]。
概要
鳥井末治(1947年 - )が1970年に創業、1972年に法人化。
1978年にアーケードゲーム市場に参入。ブロックくずしのコピーゲームである「テーブルアタッカー」でデビュー。同年、スペースインベーダーのコピーゲームである「ムーンベース」などを発売するもタイトーに提訴され、日本物産が許諾料を支払うことで和解する[2]。1979年にも、業務提携していたナムコの作品であるギャラクシアンを製造許諾契約に違反し超過製造したうえで「ムーンエイリアン」という名称で発売したことによりナムコに提訴され、日本物産が超過分の許諾料を支払うことで和解した[3]。その後、1980年にはオリジナル作品の「ムーンクレスタ」や「クレイジー・クライマー」などのヒット作品を続けてリリースしている。同年、日本物産が発行した企業案内パンフレットには、テーブルアタッカー、ムーンベース、ムーンエイリアンともに、日本物産のオリジナル作品として掲載していた[4]。
1983年には業界初の脱衣要素がある麻雀ゲームの「雀豪ナイト」を開発し、脱衣麻雀というジャンルを確立させた[5]。1980年代中盤からは、脱衣麻雀やメダルゲームに力を入れる一方で、「テラクレスタ」や「コスモポリス ギャリバン」など、FM音源チップを採用した作品を数多くリリース。金属質で耳に突き刺さるようなパワフルなサウンドは「ニチブツサウンド」と呼ばれ、ゲーマーの間で語り継がれている[6]。
1989年にリリースした「AV麻雀 ビデオの妖精」に関して日本アミューズメントマシン工業協会と全日本アミューズメント施設営業者協会連合会が業界にとって好ましくないと問題にし[7]、日本物産が規定違反の機械を製造しないと確約したものの[8]、その後も同じような物をリリースしたため、両団体と対立するようになり、健全娯楽委員会の審査が進まないとして、1992年には日本アミューズメントマシン工業協会を退会した[9]。それ以降、脱衣麻雀に比重を移すようになり、1989年リリースの「戦え!ビッグファイター」を最後に、脱衣麻雀を含むアダルト作品以外のアーケードゲームをリリースしていない[10]。
1990年代後半にはアダルトゲームブランドの「SPHINX」(スフィンクス)を設立し[11]、ビデオメーカーであるAVジャパン株式会社とアストロシステムジャパン株式会社の協力のもと、DVDを採用した実写の脱衣麻雀「ハイレートDVDシリーズ」がラインナップの中心となっていたが、2005年の「恋するコスプレ秋葉原」を最後に、脱衣麻雀作品もリリースしなくなった。
家庭用ゲーム市場には1983年に自社で開発した家庭用ゲーム機「マイビジョン」で参入。1986年、ファミリーコンピュータ用の「マグマックス」でファミコン市場に移籍。以降、アーケードからの移植作品がラインナップの中心だったが、1990年にPCエンジンでリリースしたオリジナル作品「F1サーカス」が、ときのF1ブームにも押されて大ヒット。以降、人気シリーズとして数多くのハードでリリースされた。
「F1サーカス」シリーズがヒットした縁で、1992年から1993年にかけてチーム・ロータスをスポンサードしている。その年のマシンの「ロータス・107」および「ロータス107B」のフロントウイング翼端板に、同社のロゴステッカーが貼られている。スポンサードを行った1992年にリリースされたPCエンジン版の同シリーズでは、ロータスが異様に強かったという話もある。
家庭用でもアーケード同様、麻雀を題材としたタイトルも数多くリリースしている。PCエンジンには、脱衣要素を取り入れた作品を投入。1995年に発売した、実名のAV女優が登場する「セクシーアイドル麻雀・野球拳の詩」は、公式ライセンスのゲームソフトとしては家庭用ゲーム機初の18歳以上推奨ソフトとなった。
プレイステーションやセガサターンの時代以降も家庭用ゲームの作品をリリースしてきたが、2001年の「バーチャル競艇21」を最後に、リリースを停止している。公式サイト内では家庭用ゲームソフトの通販コーナーがあり、プレイステーション用以外の在庫があるソフトは直接買うことができるとされているが、公式サイトの更新は2003年より停止していた。
晩年
公式サイトに掲載されていた一部の電話番号は他の会社が使用しているほか[13]、本社ビルは売却のち解体され、跡地は2010年2月23日より『トラストパーク天神橋』というコインパーキングとなった後に[14]、『ザ・パークハウス 天神橋一丁目』というマンションが建設され[15]、公式サイト更新停止後の本社所在地および連絡先は不明となっていた。また、2012年10月30日には、りそなホールディングスの公式サイトにて、日本物産と代表者の鳥井末治に対して、所在不明株主の株式売却に関する異議申述の公告がされた[16]。
2009年3月にはD4エンタープライズのレトロゲーム復刻・配信サービスであるプロジェクトEGGに参入し[17]、2010年1月にD4エンタープライズよりWindows用ソフト「ニチブツ・アーリーコレクション」(初期のファミコン作品6本を収録)が発売されたほか、日本物産から過去に発売されたゲームソフトが、プロジェクトEGGにて、不定期に日本物産名義で配信されていた。また、ゲームアーカイブスやバーチャルコンソールではハムスター (ゲーム会社)が配信しているが、版権表記が日本物産になっているため、法人格は消滅していないと考えられていたが、2014年3月14日、ハムスターが日本物産が持つゲームの権利譲渡契約を締結したことを発表した[18]。
nichibutsu.co.jpのドメイン名はゲームメーカーとして目立った活動がなくなった近年も毎年更新されていたが、2014年3月31日いっぱいをもってドメイン名が削除された。
沿革
- 1970年(昭和45年) - 大阪市北区南森町に「日本物産」を創業。アミューズメントマシンの販売業務を主体に活動を始める。
- 1972年(昭和47年) - 「日本物産株式会社」を資本金300万円をもって設立。
- 1975年(昭和50年) - オリジナル製品の製造販売を開始。資本金600万円に増資する。
- 1976年(昭和51年) - アミューズメントマシンショーにメーカーとしてデビュー
- 1978年(昭和53年) - 東京都港区東新橋に東京営業所を開設。東京都港区新橋に「株式会社日物レジャーシステム」を資本金500万円をもって設立。
- 1979年(昭和54年) - 本社社屋を大阪市北区天神橋に建設移転。資本金2,400万円に増資する。アメリカ合衆国カリフォルニア州トーランスに「Nichibutsu U.S.A. Co., Ltd.」を設立。
- 1980年(昭和55年) - イギリスイングランドウェスト・ミッドランズに「Nichibutsu U.K. Ltd.」を設立。福岡県福岡市博多区博多駅南に「株式会社ニチブツ九州」を設立。
- 1981年(昭和56年) - ドイツ連邦共和国ヘッセン州オッフェンバッハ郡レーダーマルクに「Nichibutsu Europe GmbH」を設立。
- 1982年(昭和57年) - 株式会社日物レジャーシステムを東京営業所に吸収。
- 1983年(昭和58年) - 東京都中央区日本橋堀留町に東京営業所を移転。北海道札幌市豊平区中の島に「株式会社ニチブツ札幌」を設立。宮城県仙台市上杉に「株式会社ニチブツ仙台」を設立。広島県広島市南区東霞町に「株式会社ニチブツ広島」を設立。家庭用ゲーム機「マイビジョン」を発売、家庭用ゲーム機へのソフト供給に着手。
- 1984年(昭和59年) - 資本金3,600万円に増資する。
- 1985年(昭和60年) - 資本金5,000万円に増資する。
- 1986年(昭和61年) - ファミリーコンピュータ用ソフトの製作、販売開始。
- 1988年(昭和63年) - MSX用ソフトの製作、販売開始。
- 1990年(平成2年) - PCエンジン用ソフトの製作、販売開始。
- 1991年(平成3年) - 東京都港区六本木に東京営業所を移転。メガドライブ用ソフトの製作、販売開始。
- 1992年(平成4年) - 日本アミューズメントマシン工業協会を退会。スーパーファミコン用ソフトの製作、販売開始。
- 1995年(平成7年) - プレイステーション用ソフトの製作、販売開始。
- 1996年(平成8年) - セガサターン用ソフトの製作、販売開始。
- 2001年(平成13年) - 家庭用ゲームソフトの「バーチャル競艇21」を最終リリース。
- 2005年(平成17年) - アーケードゲームの「恋するコスプレ秋葉原」を最終リリース。
- 2007年(平成19年) - ゲーム開発事業から撤退[19]。知的財産権管理事業に業務転換[20]。
- 2009年(平成21年) - D4エンタープライズのレトロゲーム復刻・配信サービスであるプロジェクトEGGに参入。PC-98版の「バニラシンドローム」を配信。
- 2010年(平成22年) - Windows用ソフトの「ニチブツ・アーリーコレクション」を発売。
- 2011年(平成23年) - プロジェクトEGGにて「コスモポリス ギャリバンII」を配信。
- 2013年(平成25年) - プロジェクトEGGにてPCエンジン版の「バニラシンドローム」を配信。
- 2014年(平成26年) - ハムスター (ゲーム会社)に日本物産の版権を譲渡。
主なアーケード作品
パドルゲーム
1978年
- テーブルアタッカー - 『ブロックくずし』のコピーゲーム。同社のデビュー作。
- テーブルアタッカーガード
- テーブルアタッカースペシャル
- テーブルアタッカーブラック
- テーブルボンパ - 『サーカス』のコピーゲーム。
1979年
- アタッカーエース
- ボンパ
シューティング
1978年
- ムーンベース - 『スペースインベーダー(白黒版)』のコピーゲーム。
- ムーンベースSPECTOR - 『スペースインベーダー(カラー版)』のコピーゲーム。
- ムーンベースZETA - 『スペースインベーダーパートII』のコピーゲーム。
1979年
- スーパームーンベース
- ムーンアルファー
- ムーンエイリアン - 『ギャラクシアン』のコピーゲーム(ライセンス生産も受けたが、ゲーム名を変えてはいけないのがライセンス条件だった)。
- ムーントラッカー
- ムーンレイカー
1980年
- ムーンエイリアン PartII
- ムーンクエーサー
- ムーンクレスタ - 基板は『ギャラクシアン』の流用。
- ムーントレック
- ムーンパルサー
1981年
- ムーンシャトル
1982年
- コンステラ
1983年
1984年
1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
アクション
1979年
- スタントカー - 『ヘッドオン』のライセンス生産。
- ローリングクラッシュ
1980年
- クレイジー・クライマー - 開発はジョルダン[21]
- ローリングクラッシュ PartII
1981年
1982年
- ラジカルラジアル- 開発はロジテック
- ワイピング
1983年
- ダチョラー
1984年
1985年
1986年
1987年
1988年
その他・メダルゲーム
1981年
- ギャンブラー
- 五目並べ 連珠
1982年
- 対局花ピューター
1983年
- ハスラー
1985年
- 花ロイヤル
- 花ピューター
- フルーツ&バニー
- カントリーガール
- リバティ・ベル
- リバティ・セブン
- スリーディーラーズ
- ロイヤルライン
- ロイヤルカード
- エクストラカード
1987年
1988年
- オー・パイピー!
- 桃源郷
1989年
- 祇園花
- 電脳神経衰弱 ペアーズ
1990年
- 舞妓花
1991年
- クイズDEデート
- ミラクルQ
- 答えたもん勝ち
- QUIZもう答えずにはいられない
1992年
- 男と女の心理テスト
1993年
- ジェムの占い街
1995年
- 夢浪漫
- テクノドール
1996年
- 娘牌
麻雀・アダルトゲーム
1981年
- 対局マージャン
- ジャンサーX
- プロピューター
1982年
- ロイヤルマージャン
1983年
- ギャレオン
- ジャンセン
- 三人マージャン
- 対局麻雀戦
- 雀豪
- 雀豪ナイト
- ナイトギャル
1984年
- ウルトラ麻雀
- 麻雀キング
- ナイトバニー
- 雀豪レディー
1985年
- シティギャル
- パステルギャル
- スイートギャル
- シティラブ
- ロイヤルクイーン
- ナイトギャルサマー
1986年
- クリスタルギャル
- クリスタルギャルII
- セクシーギャル
- アパレルナイト
- セカンドラブ
- ナイトラブ
1987年
- スウィングギャル
- 家元
- 流派
- お嬢さん
- 制覇
- 対家麻濡感(ハウスマヌカン) 誘惑日記編
- 対家麻濡感(ハウスマヌカン) 六本木ライブ編
- 美女っ子物語
1988年
- バーライン
- ビックリフィーバー
- おとなの麻雀
- 金津園のおんな
- 青春麻雀 美女っ子学園
- テレフォン麻雀
- 麻雀殺人事件
- 麻雀刺客
- 麻雀刺客外伝 花のももこ組!
- 麻雀好きの懲りない面々
- VIP倶楽部マル秘一発解放
- オレンジ倶楽部
- オレンジ倶楽部・課外授業
- ビックリプロレス
1989年
- あぶない放課後もう待てない…
- 宇宙より愛を込めて
- ギャルの開花
- ギャルの告白
- スキャンダル麻雀
- TOKYOギャル図鑑
- ひょうばん娘
- マージャンGメン'89 殺されたOL
- マージャントリプルウォーズ
- マージャンナンパスト〜リ〜
- マージャンバナナドリーム
- マージャンフォーカス
- 麻雀ピープショー
- 麻雀 西遊記
- 麻雀かぐや姫
- ミス麻雀コンテスト IN 役満大学
- AV麻雀 ビデオの妖精
1990年
- ボディライン
- ねらえ!トップスター 芸能界サバイバル麻雀
- 麻雀CLUB90's
- マージャン沈黙の編隊
- マージャントリプルウォーズ2
- マージャンレディーハンター 怪盗黒猫連盟編
- クイズ麻雀!早くヤッてよ
- 熱血グランプリギャル
- AV麻雀 やんちゃな子猫
- AV麻雀 ギャルの一番搾り
- AV麻雀 ツーショット
- AV麻雀 素肌の夢恋人
- AV麻雀 美少女の素顔
- AV花札 花のあげまん
- AV花札 花まる子ちゃん
- LD花札 花のクリスマスイブ
1991年
- ベイブリッジの聖女
- ルージュの香り
- 花とおじさん
- 麻雀ごっつええ感じ!
- マージャン実験ラブストーリー
- 麻雀バクハツ純情伝
- 麻雀ツーショット
- ま〜じゃんバニラシンドローム
- 熱血グランプリギャル
- AV花札 花のエンジェルフェイス
- AV花札 花の殻やぶり
- LD麻雀 第1弾 マリンブルーの瞳
- LD麻雀 第2弾 マリンブルーの瞳2
- LD麻雀 第3弾 泊まりにおいでよ
- LD麻雀 第4弾 シャボン玉
1992年
- 麻雀占い伝説
- 麻雀恋占い
- マージャン恋のマジックポ〜ション
- 麻雀サーキットの女豹
- 麻雀ジャンジャンバリバリ
- 麻雀パチンコ物語
- ファイナルぱれーど
- LD麻雀 第5弾 夜明けのカフェテラス
- LD麻雀 第6弾 ティファニー
1993年
- 麻雀ギャル10連発 ナニワのお姉ぇはおもろいで
- まーじゃん競馬王
- マージャントリプルウォーズ番外編 セーラーウォーズ
- 麻雀ラマン
- 麻雀恋愛倶楽部
- 麻雀わくわくキャッチャー
- LD麻雀 第7弾 ジェラシー
- LD麻雀 第8弾 ブルセラ
1994年
- 美少女雀士プリティセーラー18禁
- 美少女雀士プリティセーラー2 〜Hなささやき〜
- ま〜じゃんエロティカゴルフ 総天然色ギャル
- 麻雀スカウトマン 潜入!!AV撮影現場
- ま〜じゃん吉本劇場
- ま〜じゃん4Pしましょ
- LD麻雀 第9弾 ポケベル1919
- LD麻雀 第10弾 ボディコン総集編
- LD麻雀 第11弾 エロスの館
1995年
- ディスコ麻雀 お立ち台の掟
- 初体験
- 夢想花
- ひと夏の体験
- 極楽風俗バスツアー
- ときめきAVごっこ
- コスプレ天国
1996年
- ピヨピヨ
- コスプレ天国2
- ナース好きっス
- 放課後
- おとなのインターネット
- コスプレ天国3
1997年
- 放課後2
- ストーカー
- 乳楽園
- ときめき女学園
- キャッチ・愛
- コスプレ天国4
1998年
- ギャルズグラフィティ
- ギャルプリ
- くれなゐ 乙女隊
- 純愛 真夏のファーストキス
- コスプレ天国5
- 純愛2
1999年
- もぎたて
- マニア
- アイドル学園
- ビキニッコ
- コスプレ天国6
- ザ・ナンパ
- ポカポカ温泉でChu!
2000年
- コスプレ天国7
- 愛モードペット飼育
- DVDセレクト
- ふーどる
- 濡れてみたいの
- 通学路の誘惑
- 脱いでみようか
- とろけてしまいそう
2001年
- 撮られちゃったの
- こんなのはじめて
- もうまてないの
- 噂の出会いサイト
- コスプレ天国8
- ダイヤルロマンス
- お台場の放課後
- 歌舞伎町学園
2002年
- オペしちゃいまーす
- 池袋制服通り
2002年以降
- 白衣でイッちゃう
- ルーズソックスの誘惑
- 新宿コスプレ館
- 渋谷桃色通り
- カリスマギャル
- 愛の口座お作りします
- 最後の夏休み
- Gou-Kon
- ああっご主人さまっ
- メイドでございます
- メールでイかせて
- ツーショットラブ
- 新婚生活
- コスプレ天国MAX
- 純愛 アイドル学園
- 春デビューさくら組
- やっぱ好きやねん
- いたずらデュオ
- いたずらエステ
- 癒されたいの
- やっぱりナースが一番
- 体育祭でヤッちゃった
- 放課後が待てないの
- 来てきて愛のお部屋
- なーんちゃって女子校生
- やさしく抱きしめて
- Hな授業は好きですか
- いたずらナース
2005年
- 今日は学校〜ずる休み
- 恋するコスプレ秋葉原
主な家庭用作品
家庭用ゲーム機
1983年
ファミリーコンピュータ
1986年
- マグマックス
- セクロス
- テラクレスタ
- クレイジー・クライマー
1987年
- ブービーキッズ
- アルテリオス
1988年
- コスモポリス ギャリバン
1989年
- 競馬シミュレーション 本命
- スーパースタープロレスリング - 発売はポニーキャニオン
1990年
- 黒鉄ヒロシの予想大好き! 勝馬伝説
- マージャンGメン ニチブツ麻雀III
1992年
- F1サーカス
- 麻雀大戦
PCエンジン(HuCARD)
1990年
- 麻雀ウォーズ
- F1サーカス
- ダイ・ハード - 発売はパック・イン・ビデオ
1991年
- F1サーカス'91
- ファイティングラン
1992年
- テラクレスタII マンドラーの逆襲
- F1サーカス'92
- Jリーグ・グレイテストイレブン
PCエンジン(CD-ROM2)
1991年
- ま〜じゃんバニラシンドローム
PCエンジン(SUPER CD-ROM2)
1992年
- F1サーカス・スペシャル
1993年
- 伊賀忍伝・凱王
- セクシーアイドル麻雀
1994年
- 聖戦士伝承・雀卓の騎士
- まーじゃんファッション物語
1995年
- セクシーアイドル麻雀・野球拳の詩
- スロット勝負師ギャンブラー
ゲームボーイ
1991年
1993年
1994年
- 本命ボーイ
- ニチブツマージャン吉本劇場
1995年
- フリスキートム
メガドライブ
1991年
- F1サーカスMD
メガドライブ(メガCD)
1994年
- F1サーカスCD
スーパーファミコン
1992年
- スーパーF1サーカス
- スーパーF1サーカス・リミテッド
- スーパーニチブツマージャン
1993年
- コスモポリス ギャリバンII
- スーパーF1サーカス2
- スーパーニチブツマージャン2全国制覇
1994年
- スーパー本命・GI制覇
- アンドレ・アガシ・テニス
- スーパーパチスロマージャン
- スーパー4WDザ・バハ
- スーパーF1サーカス3
- スーパーニチブツマージャン3吉本劇場篇
- スーパー五目将棋
- 祇園花
- パチスロ勝負師ギャンブラー
1995年
- ぱずるんでス!
- ニチブツアーケードクラシックス
- スーパー競艇
- スーパーF1サーカス外伝
- 攻略カジノバー
- 麻雀繁盛記
- NAC2平安京エイリアン
1996年
- スーパー競艇2
- スーパーニチブツマージャン4基礎研急篇
- ニチブツコレクション1
- ニチブツコレクション2
ワンダースワン
1999年
- クレイジー・クライマー
プレイステーション
廉価版のニチブツセレクトを除く。
1995年
- ニチブツマージャン女子高名人戦
- 祇園花
- ニチブツアーケードクラシックス
1996年
- ハイパークレイジークライマー
- デッドヒートロード
- エキスパート
- キングオブスタリオン
1997年
- クロス・ロマンス 恋と麻雀と花札と
- HASHIRIYA 狼たちの伝説
- フォーミュラ・サーカス
- バーチャルボウリング テンピンアレイの奇跡
1998年
- エックス・レーシング
- バトルラウンドUSA
- 元祖ファミリーマージャン
- バーチャル競艇98
- ファミリーボウリング
1999年
- 祇園花2
- バーチャル競艇99
- 元祖ファミリーマージャン2
- おとなの遊び
2000年
- クレイジークライマー2000
- バーチャル競艇2000
2001年
- バーチャル競艇21
セガサターン
1996年
- バーチャル競艇 熱狂ペナントレース
1997年
- テラクレスタ3D
- クロス・ロマンス 恋と麻雀と花札と
- バーチャル競艇2
パーソナルコンピュータ
1988年
- 制覇
1990年
- 麻雀刺客
- 花のももこ組
1992年
- 麻雀王伝説
1993年
- ま〜じゃんバニラシンドローム
- トリプルウォーズ外伝
1996年
- ニチブツマージャンコレクション
- ハイパークレイジークライマー
- セーラーウォーズ with 4人打ち - 発売はフォーサイト
2010年
- ニチブツ・アーリーコレクション - 発売はD4エンタープライズ
帆船模型
- TKモデル グレーシャス
かつて在籍していた主なクリエイター
ゲームプロデューサー
- 主にアーケード作品を担当。ニチブツに在籍時代は脱衣麻雀以外のゲームを多く手がけていた。1989年にハドソンへ移籍。後にボンバーマン (PCエンジン)を手がけ、5人同時対戦という新分野を開拓した。
- 川本裕昭
- 主に家庭用ゲーム作品を担当。メイクソフトウェアに移籍。
- 90年代後半の脱衣麻雀の企画を井野雅美名義で担当[23]。
サウンドコンポーザー
- 山田良一
- 初期のアーケード作品を担当。マグマックスなど。
- 多くのニチブツのゲームのサウンドを手がけていた。FM音源による金属質で耳に突き刺さるようなパワフルな音色や、キャッチーでリズミカルな曲調が特徴。
- 船場洋志
- 主に脱衣麻雀の作曲を担当。リズミカルな曲調が特徴。ファイティングラン、伊賀忍伝・凱王、聖戦士伝承・雀卓の騎士、エキスパートなど。
- 小川博司
- 主に脱衣麻雀の作曲を担当。F1サーカスシリーズ全般、戦え!ビッグファイターなど。
関連企業
- SPHINX (スフィンクス) - 日本物産のアダルトゲームブランド。主にAV要素がある脱衣麻雀を販売していた[11]。
- ウッドプレイス - 同社の元社員が独立して設立。基板製造や販売流通はデータイーストが受け持っていた。
- メイクソフトウェア - 同社のプログラマーだった山本廣が独立して設立。
- ユウビス - 同社の元取締役だった川楠俊太郎が代表の企業。
- ティー・システム - 同社の元取締役だった土江敏夫が独立して設立。
- ハムスター - 現在、日本物産のゲームソフトの権利はハムスターが持っている。
- ロジテック - 同社の下請けとしてアーケードゲームやマイビジョンの作品を開発していた。現在、ゲーム事業からは撤退。
脚注
外部リンク
テンプレート:Asbox- ↑ 当時の広告では両方のキャッチコピーを使い分けていた。
- ↑ ゲームマシン 2001年3月1日号 20年前の主なニュース - アミューズメント通信社
- ↑ ゲームマシン 2001年6月15日号 20年前の主なニュース - アミューズメント通信社
- ↑ 1980年発行の企業案内パンフレット「Frontier Spirit of Amusement Nichibutsu」より
- ↑ さよならファミコン通信 ニチブツ社長インタビュー 1992年11月6日号より、社長の鳥井末治による証言
- ↑ レトロゲーム総合配信サイト プロジェクトEGG - Amusement-Center.com - 参加企業
- ↑ ゲームマシン 1999年12月1日号 10年前の主なニュース - アミューズメント通信社
- ↑ ゲームマシン 2010年3月15日号 20年前の主なニュース - アミューズメント通信社
- ↑ ゲームマシン 2002年2月15日号 10年前の主なニュース - アミューズメント通信社
- ↑ ただし、「ま〜じゃん吉本劇場」といった非脱衣系の作品や「ジェムの占いの街」等の占い機など、アダルト系以外の作品もリリースはしている。
- ↑ 11.0 11.1 SPHINX名義で発売されたゲームも日本物産のホームページに掲載されている。麻雀・花札プロダクトリスト
- ↑ ヨットインプレッションのページ
- ↑ 井原電子研究株式会社 インキュベーションラボ入居企業紹介 - ノイエス株式会社
- ↑ トラストパーク天神橋(てんじんばし)
- ↑ ザ・パークハウス 天神橋一丁目
- ↑ 所在不明株主の株式売却に関する異議申述の公告(PDF:1.1MB) - 電子公告:りそなホールディングス|りそなホールディングス
- ↑ 株式会社D4エンタープライズ 『プロジェクトEGG』 : あの“ニチブツ”こと日本物産がProjectEGGに参加! 3月10日『まーじゃんバニラシンドローム』配信開始! - ValuePress! プレスリリース 配信サイト
- ↑ プレスリリース ハムスター、ニチブツの権利を取得
- ↑ ゲームマシン 2014年4月15号 - アミューズメント通信社
- ↑ ムーンクレスタ、クレイジー・クライマー、ファミリーマージャンの商標権の最終更新が2007年となっている。特許電子図書館 - 商標検索
- ↑ ジョルダン株式会社:会社案内:第1回 『会社設立』
- ↑ http://ja.wikipedia.org/wiki/CHAMI
- ↑ 1996年に発売された『娘牌』のエンディングにて「PRODUCE 井野雅美」の明記あり