ナコーンナーヨック県
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ナコーンナーヨック県 (ナコーンナーヨックけん、タイ語: จังหวัดนครนายก )はタイ王国・中部の県(チャンワット)の一つ。サラブリー県、ナコーンラーチャシーマー県、プラーチーンブリー県、チャチューンサオ県、パトゥムターニー県。
地理
県北部は、山岳地帯で1,292メートルものキアオ山がある。この地区は現在カオヤイ国立公園に指定されている。中央部はナコーンナーヨック川によって形成された平地地帯である。南部は酸性の土壌で、畑作に向かない地帯である。
歴史
ナコーンナーヨックはおそらく11世紀ごろドヴァーラヴァティー王国時代に建設されたのであろうと考えられる。その後1350年、アユタヤー王朝時代になって軍の駐屯地になった。
1943年1月1日、ナコーンナーヨック県はプラーチーンブリー県に編入された(ただし、バーンナー郡はサラブリー県に編入された)。しかし1946年5月9日再び県として成立した。
県章
県章は象が稲を鼻で持ち上げている所がデザインされている。これは、米がよく採れること、森林には象がたくさんいることを表している。背景には藁を固めたものが二つや、木、雲が描かれているが、どれも農業や自然の豊かさを表したものである。
県木・県花は テンプレート:Snamei である。
行政区
ナコーンナーヨック県は4の郡(アンプー)に分かれ、その下に41の町(タンボン)と、403の村(ムーバーン)がある。