トロピカル号 (大阪 - 鹿児島線)

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ファイル:Kintetsu-bus-2683.jpg
トロピカル号(近鉄バス)現在の車両

トロピカル号(トロピカルごう)は、近鉄バスが運行している大阪市 - 鹿児島市を結ぶ夜行高速バスである。

かつては鹿児島交通(2004年南九州バスネットワークに移管)と共同運行しており、同社での呼称はトロピカルライナーであったが、南九州バスネットワークは2006年8月31日の会社解散に伴い撤退している。

運行会社

近鉄バスの鹿児島側の運行支援はいわさきバスネットワーク鹿児島営業所が担当。

沿革

ファイル:近畿日本鉄道「トロピカル号」グランデッカ(後期型).jpg
トロピカル号(近畿日本鉄道)
運行開始当時の車両
ファイル:Minamikyushu Bus Network01.jpg
かつて共同運行していた南九州バスネットワークの同型式車両
(撮影時「桜島号」にて使用中)
運行開始当初、大阪市内の乗降場所は上本町バスセンターあべの橋バスステーションであった。
大阪行きのみ。これに伴い上本町への停車を廃止。ただし、鹿児島行きに関しては上本町への停車を継続。
  • 2004年4月 - 鹿児島交通の運行会社が南九州バスネットワークに移管。
  • 2004年9月 - 大阪市内の停車箇所が見直され、新たに梅田(大阪駅前)に乗り入れ開始と共に、これまで停車していた南海なんば高速バスターミナル・USJ(大阪行き)・上本町バスセンター(鹿児島行き)への乗り入れを廃止。
  • 2006年8月 - 南九州バスネットワーク撤退(会社解散)。近鉄バスの単独運行に。
  • 2009年4月1日 - いづろ高速バスセンターの廃止により、終点を高速船ターミナルに移転(発券業務は2月1日より移転)。
  • 2011年5月12日 - 三宮バスターミナル神戸市)経由に変更。2010年11月末日で休止となったトワイライト神戸号の需要をカバー。
  • 2012年1月10日 - 「天文館」と「鹿児島中央駅」の停車順序を、逆順に変更し、ダイヤも改正。これに伴い乗降場所も変更され、天文館では乗り場が「降り場」に、降り場が「乗り場」に変更、鹿児島中央駅では降り場が廃止され、「乗り場」が「乗降場所」に変更された[2][3]
  • 2014年5月15日 -運賃改定を実施。

運行経路・停車停留所

太字は停車停留所。近畿地区内のみ及び鹿児島県内のみの利用は不可。2012年1月10日改正。

あべの橋〈JR天王寺駅 - 近鉄なんば駅西口OCAT - 大阪駅前〈地下鉄東梅田駅〉 - 神戸三宮ミント神戸 - (阪神高速道路神戸淡路鳴門自動車道山陽自動車道関門橋九州自動車道) - 鹿児島空港南 - 鹿児島北IC - (国道3号・鹿児島市内方面) - 鹿児島中央駅 - 天文館 - 鹿児島本港〈高速船ターミナル〉
  • 途中休憩は鹿児島行きが福石PA、大阪行きが宮原SAで行われる。これ以外に数か所のSAまたはPAに停車するが、乗務員交代と車両点検のみであり乗客は車外へは出られない。

運行頻度

  • 1日1往復
※座席指定制のため、あらかじめ乗車券を購入しなければならない。

所要時間

  • 所要時間:12時間23分(下り)・12時間26分(上り)

使用車両・車内設備・サービス

使用車両
  • 日野・ニューセレガ(27人乗りハイデッカー車)
    • 車両都合時ならびに2号車以降の続行便においては日野・セレガR28人乗りスーパーハイデッカー車
車内設備・サービス
  • 3列独立シート
  • トイレ
  • 冷蔵庫に紙パック茶のサービスあり。
  • コンセント
  • プラズマクラスターエアコン
  • 座席仕切カーテン
その他、続行車においては時として4列シートの観光タイプ車(トイレ無し)となる事もあるので、特に多客時期における運行時には予約の際に注意すべきである。

関連項目

注釈

  1. 現在の湊町リバープレイスの場所に存在していたが、1996年にOCATへ統合という形で移転・閉鎖された。
  2. 1/10出発便から「大阪・神戸~鹿児島」(トロピカル号)の運行時刻を変更いたします。 近鉄バス 2011年11月19日
  3. 大阪・神戸~鹿児島【トロピカル号】H24.1.10(火)出発便からのTOPICS 近鉄高速バス 2011年11月19日

外部リンク