サムットサーコーン県
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サムットサーコーン(サムットサーコーンけん、タイ語: จังหวัดสมุทรสาคร )はタイ王国・中部の県(チャンワット)の一つ。サムットソンクラーム県、ラーチャブリー県、ナコーンパトム県とバンコク首都府と接する。
地理
サムットサーコーンはターチン運河にがタイランド湾に流れ出る所に位置する。海岸部には塩田が広がる。
歴史
サムットサーコーンの旧称はターチンである。その後1548年、サコーンブリーの名のもと、町が建設された。1704年にはマハーチャイと改称した。その後ラーマ4世の時代に、マハーチャイ運河がターチン運河とつながったことでマハーチャイ運河は消滅し、町はサムットサーコーンと名前を変えた。
県章
県章にはジャンク船と煙突が描かれている。これは昔ジャンク船による貿易が行われていたこと、現在では工業地帯となり、今も昔も栄えていることを示している。
県木はジタノキ(テンプレート:Snamei)である。 |
行政区
サムットサーコーン県は3つの郡(アンプー)に分かれ、その下に40の町(タンボン)と、288の村(ムーバーン)がある。
サムットサーコーン県の郡地図 |