グレートスレーブ湖
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グレートスレーブ湖(グレートスレーブこ、テンプレート:Lang-en-short)とは、カナダのノースウェスト準州に存在する湖である。グレイトスレイブ湖、グレートスレイブ湖、グレートスレーヴ湖などとも書かれる。
概要
グレートスレーブ湖の最大水深は625mで、北アメリカ大陸で最も深い湖である。面積は28,568km2 。スレイブ川が流れ込み、マッケンジー川がボーフォート海(北極海)へ向けて流れ出す。
イギリス人の Samuel Hearne が1771年に探検した。1930年代、金が発見され準州の州都イエローナイフが建設された。他の湖周辺の町はフォートプロビデンス、ヘイリバー、フォートレゾリューション。冬には凍結するが、氷が厚さ1.5mになるなど厚いため、「アイスロード」という道(約300~400km)が整備されトレーラーですら通行できるようになる。ダイアモンド鉱山等への重要な物資搬入路となる。
この湖はかつてグレートベア湖、アサバスカ湖などとつながっていたと考えられている。かつては、これらの湖全て覆うマッコーネル湖が存在したとされており、これらの湖はマッコーネル湖の残渣と考えられている。このため、これら3つの湖は「姉妹の湖」などと喩えられることもある。