グレゴリー・ゴイル
グレゴリー・ゴイル(Gregory Goyle)は、J・K・ローリングの小説『ハリー・ポッター』シリーズ、及びその派生作品に登場する架空の魔法使いである。
登場巻
人物
ホグワーツ魔法魔術学校スリザリン寮に所属する男子学生で、ハリー・ポッターとは同学年。ビンセント・クラッブと共にドラコ・マルフォイに従って行動することが多い。
やや肥満気味の巨体の持ち主で、ゴリラのような長い腕と短く刈り込んだ髪型が特徴。クラッブより背が低い(しかし、映画での初期の段階ではクラップより背が高い)。
ハリー曰く「知能はトロール以下」で、1巻では「意地悪なばかりかバカなゴイルが退学になればいいとみんなが思った」という記述がある。
1巻でロン・ウィーズリーのペット・スキャバーズに小指を噛まれたり(傷跡は未だに残っている)、ハリー・ポッターの放った鼻呪いに当たったりとクラッブと比べて何かと災難が多い。
7巻終盤では、ドラコやクラッブと共に「必要の部屋」で探し物をしていたハリーたちを襲撃するが、ハーマイオニーの失神呪文を浴びて気絶する。クラッブが「悪霊の火」を放った後は、箒に乗ったロンとハーマイオニーによって気を失ったまま「必要の部屋」から運び出された。その後の消息は不明。
映画
『賢者の石』から登場。ジョシュア・ハードマンが演じていた。日本語版の吹き替えは5作目までは海宝直人が、『死の秘宝 PART2』では辺土名龍介が担当した。同版ではクラッブの代わりに「悪霊の火」を放ったが、やはり使いこなせず、脱出の際に部屋の山から手を滑らせ、焼死した。テンプレート:ハリー・ポッターシリーズ da:Bipersoner i Harry Potter-universet#Gregory Goyle en:List of supporting Harry Potter characters#Crabbe and Goyle nl:Lijst van Zwadderaars#Karel Kwast pl:Ślizgoni#Gregory Goyle tr:Gregory Goyle