ギュウゾウ
ギュウゾウ(本名:大島剛人、1964年8月7日 - )は、人体実験パフォーマンス集団「電撃ネットワーク」のメンバー。 栃木県塩谷町出身、矢板東高校普通科、関東学院大学工学部・建築工学科、同大学28代目応援団団長。身長175cm。血液型O型。
4人の中で一番危険な人体パフォーマンスを得意とし、一番大怪我率が高い人である。 また、 ミッツィー申し訳 (代表取締役)、宇多丸(RHYMESTER)、GEE・浅川(GTS)、掟ポルシェ(ロマンポルシェ。)らとDJ集団「申し訳ナイタズ」を結成。ROCKを中心とした選曲でDJ活動も行っている。
この「申し訳ナイタズ」として、『モテキ』(映画)の公開に先駆けて選曲、MIXしたコンピレーションアルバム『モテキ的音楽のススメ MTK PARTY MIX盤』が、一躍話題になった。
人物
熱心なサッカーファンであり、鹿島アントラーズと栃木SCのサポーターである。
かなりの凝り性で、雑誌「ターザン」のインタビュー(小柳と出演)でも「肉体の危険を追求したい」と公言している。
最近では、燻製に凝っており、宇多丸氏がパーソナリティを務めているラジオ番組『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』(通称「タマフル」)でも自家製の燻製が紹介された。
また、栃木県に約400坪のギュウゾウ農場を作り、農業にも勤しんでいる。
サソリを口に入れるという芸を得意としているが、勿論毒をもっている本物のサソリを使用している。刺されて顔が3倍に腫れ、奥歯が抜けたこともあるという体の張りようだが、ニューヨークのオフブロードウェイに出演したときに「あのサソリは偽物だ、あんなことができるはずがない」という新聞記事での侮辱をうけた。「サソリの毒の味を教えてやろうか!」と思ったことも。ちなみにその毒は甘いという。なお、親友であるTHE MAD CAPSULE MARKETSのボーカル、KYONOはギュウゾウの家に遊びに来た時、彼の飼っているサソリを見て「ヤバイ、ヤバイ」と驚き、その数日後にその体験談を基にした曲「サソリ」の歌詞を書いて、ギュウゾウに見せに行ったという逸話がある。なお、この「サソリ」はKYONO曰く「電撃の為に書いた」曲であるらしく、後に電撃ネットワークとのコラボ曲「サソリ」としてレコーディング、CD「FLY HIGH/サソリ」に収録した。
2004年にBSE問題に端を発する、牛丼不足がおきた際、その雰囲気に踊らされて、牛丼屋のサンボに行き、「つゆだく」を注文して断られ、お皿と牛皿を同時に注文して、あまりの肉の多さに、食べ残してしまった。 そのレビューが写真入りで、ギュウゾウの自分ファンクラブに公開されている[1]。
電撃ファンの漫画家・日本橋ヨヲコのお気に入りでよく彼女の作品に出てくる。
持ちネタ
- モヒカン丸焼き。
- wax man…煮溶かしたロウに手や顔を突っ込むという芸。
- 手力男…アロンアルフアでドラム缶に手のひらをはりつけ、そのまま持ち上げる。ドラム缶にくっつけた急須でお茶を客席に注ぎ回るという芸。
- サソリ男…サソリを顔に這わせたり、口の中に入れるという芸。
- 即身成仏…布団圧縮袋の中に入り、中の空気を抜いていくという芸。
- 「花火男」「回転花火男」
- クラッカー口内爆裂…文字通り、クラッカーを口にくわえてヒモを引き、口内で爆裂させる。
他多数
主な出演番組
- 『B-ON』(映画)- 不動文太役(主演)
- 『B-ON 美女木兄弟戦争篇』(映画)- 不動文太役
- 『B-ON 不良全滅篇』(映画)- 不動文太役
- 『B-ON 蘭城高校危機一髪篇』(映画)- 不動文太役
- 『デスヤンキー 高校生篇』(映画)- 広大次郎役
- 『デスヤンキー 中坊篇』(映画)- 広大次郎役
- 『デスヤンキー 死闘篇』(映画)- 広大次郎役
- 『学忍』(映画)- 紹興呂役
- 『横浜たそがれ探偵物語〜エロタン』(プレイコミック、Vシネマ) - 長浜修役(主演)
- 『名門!多古西応援団』(東映)- 左近役
- 『ストイックガール 完全版』(映画)- 銅座役(主演)
- 『聖少女仮面マルガリータ』(Vシネマ )
- 池袋ウエストゲートパーク(TBSテレビ)
他映画・ドラマ多数
他ラジオ・テレビ多数
ラジオ
- ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル(TBSラジオ)
- ラジっちゃう?(栃木放送)- 水曜日レギュラーパーソナリティ
他多数
【海外】
- レイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・レターマン(アメリカ)
- MTV(アメリカ)
- MTV・ヨーロッパ(CM)出演
他多数
連載
- 週刊アスキー「パソコンが好きだ!」(アスキー)(03年11月~不定期連載中)
- 月刊ボディビルディング「拝筋主義者」(体育とスポーツ出版社)(13年10月~連載中)
- 週刊実話「燻製道場」(14年1月~連載中)
- CIRCUS (雑誌)「ぶらり偉人墓地の旅」(KKベストセラーズ)(06年9月~連載中)
- 週刊アスキー「ハッカーの食卓」(07年02月~07年5月)
- ダ・ヴィンチ「人間採集」(メディアファクトリー)(03年10月~03年9月)
- 格闘Kマガジン「電撃!格闘ネットワーク」(ぴいぷる社)(02年9月~05年2月)
- スカパー!2TVガイド「ギュウゾウのKAMIKAZE談話室」(02年7月~03年12月)
- CAT「いつも心に猛毒を」(アルク)(02年3月~03年2月)
- toto ONE(サッカーくじ予想&情報新聞)(02年2月~05年2月)
- オリコンウィーク The Ichiban「オリコンウィーク」(オリコン)(00年6月~01年4月)
- ベストクラブ「格闘技巡礼新聞」(ナイタイマガジン)(00年5月~01年11月)
- 週刊アスキー「ギュウゾウの電脳埋蔵金発掘計画」(アスキー)(01年3月~02年1月)
他多数
主なコマーシャル出演番組
- 『リステリン』(オーストラリア)
- MTV(アメリカ・ヨーロッパ・日本を除くアジア全域)
- 『電撃スーパーファミコン』
- ガム(カネボウ)
- 清涼飲料(コカコーラ)
- 電激倉庫(東北地方)
- MTV・ヨーロッパ(CM)
他多数
脚注
外部リンク
- ギュウゾウ公式サイト
- ギュウゾウ公式プロフィール
- ギュウゾウ農場(栃木県小山市にあるギュウゾウが運営する会員制農場)