インパルス (お笑いコンビ)
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テンプレート:Infobox お笑いコンビ インパルスは、日本のお笑いコンビ。吉本興業東京本社(東京吉本、厳密には子会社のよしもとクリエイティブ・エージェンシー)所属。コンビ名の由来は、1998年のコンビ結成当時に堤下が乗っていたオートバイ(スズキ・GSX400インパルス)の名前から。
目次
メンバー
略歴・概要
- 東京NSCの4期生。1998年12月に「インパルス」を結成。同期にはロバート・森三中らがいる。
- お笑いブーム到来の数年前から活躍しており、2003年に「エンタの神様」に出演して頭角を現す。2005年にレギュラー番組「はねトび」がゴールデン進出に成功して大人気を博したこともあって本格的にブレイク。現在は双方がピンで活躍することも多い。
- コンビ揃って歌が上手く、歌うまでは準決勝まで残ったことがある。
- 「ウンナン極限ネタバトル! ザ・イロモネア 笑わせたら100万円」には番組初回(2005年1月3日)に出場し、初挑戦ながら見事チャレンジ成功を成し遂げ番組初の100万円獲得者となった。更に同年4月5日の放送回にも出場し何とここでもチャレンジ成功・100万円獲得を成し遂げ番組史上初の2連覇(2回連続100万円獲得)を達成した。尚、同番組内で2連覇を達成した事のある芸人は彼らと劇団ひとり、アンガールズ、バナナマンの4組のみである[1]。その後もイロモネアには出場を重ねるもののしばらく調子を落とし100万円獲得から遠ざかっていたが、2012年3月29日の放送内にて約7年振りにチャレンジ成功を果たし、通算3度目の100万円獲得を果たした。尚、同番組内で100万円を3度獲得している芸人は彼らと劇団ひとり、田中卓志(アンガールズ)、バナナマンの4組のみである。
- キングオブコント2009では初の決勝進出。1stラウンドを6位で折り返すものの、2ndラウンドで代表作「乙女心を持った警官」を披露し,全体で2位の「868点」を獲得。結果は4位。2011年、決勝進出組に返り咲く。優勝候補の呼び声が高かったが4位に終わる。板倉は優勝したロバートについて「1本目の点数に本気でムカついた」と語り、笑いを取った。また、多くの芸人が司会のダウンタウンから話を振られてしどろもどろになるなか、堤下は松本人志に「豚はどう思う?」と3度振られ、3度とも即座に的確なツッコみを返して笑いを取った。
- 上記のようにキングオブコントで2度決勝に進出しており、且つ2000年代前半には「エンタの神様」などのネタ番組でコントを多く披露している事から「コント師」の印象が強いが、結成初期には漫才も披露していた。
- M-1グランプリには2002年・2003年に出場し、見事2年連続で準決勝進出を果たしている。
- 爆笑オンエアバトルでも2002年11月23日放送回に出場した際、漫才を披露(ネタは「携帯の会社を作る」)しており、465KBを獲得してトップ通過を果たしている。しかし、2003年3月1日放送回では同じく漫才を披露するも、結果は409KBながら6位でオフエアとなってしまった[2]。また、この負けが響いてしまい、インパルスは年間4勝(「チャンピオン大会」出場条件)目を獲得する事が出来ず、この年のチャンピオン大会に出場できなかった。因みにこの年のインパルスは敗退を喫するこの回まで3回連続でトップ通過を果たすなど(その内2回はオーバー500を記録)非常に好調であり、もしこの日オンエアされていたら合計KBは1892KBに達しており、年間ランキング8位辺りに相当していた。
- 2003~2004年から始まったお笑いブームの波に乗ってブレイクしたが、意外な事にテレビ朝日系列で放送されていた「笑いの金メダル」には一度も出演経験が無かった[3]。
主なネタ
- ヨハン
- 板倉演じる「しみず かずたか」という人物が何かしらのトラブル(キセル乗り、立ちションなど)を引き起こし、そのことについて堤下(板倉の設定に応じて駅員や家の住人など)が質問していくが、それに対して板倉は、「名前は?」と聞かれたら「ヨハン・リーベルト」と答え、「年齢は?」と聞かれたら「私に年齢という概念はない」など、無茶苦茶な返答をし、堤下が机を叩いたり、犬が吠えたりすればキチンと答える、というパターンで繰り広げられるコント。
- ちなみに、「ヨハン・リーベルト」とは板倉の愛読している漫画『MONSTER』の登場人物。
- 女心
- 板倉演じる何かしらの暗い過去を持った女性に、堤下が振り回されるというコント。ちなみに板倉の職業はウエイトレスや保育園の園長などで場合によっては板倉は男で警官だという場合もある。
出演作品
過去の出演作品
テレビ番組
- 爆笑オンエアバトル(NHK総合)戦績5勝1敗 最高509KB
- インパルス&ドランクドラゴンの年末感動列島(日本テレビ)メイン
- インドラの眼(日本テレビ)メイン
- はじめ人間インパルス(TBSテレビ)メイン
- マトモニンゲン!?YES・NO〜真夜中の史上最大国民意識調査(TBSテレビ)メインMC
- 爆笑!!街角プロレス(日本テレビ)メインMC
- デジリポ(よみうりテレビ)メインMC
- 爆笑問題のバク天!(TBSテレビ)準レギュラー
- みちのくインパルス(ミヤギテレビ)メイン
- ワイ!ワイ!ワイ!(ヨシモトファンダンゴTV)メインMC
- 〜本人発信バラエティ〜 てっぺん! バトルカード インパルセンス(ヨシモトファンダンゴTV)メイン
- 仁義換金(テレビ東京)メインMC
- リンカーン(TBSテレビ)準レギュラー
- アメトーーク!(テレビ朝日)ゲスト出演
- もりすぎッ!(東海テレビ)メイン
- アドレな!ガレッジ(テレビ朝日)準レギュラー
- 人間!これでいいのだ(TBS)
- タモリのボキャブラ天国 大復活祭スペシャル(フジテレビ、2008年)キャッチコピーは「電気ビリビリ」
- おはスタ(1部)(テレビ東京、2008年4月 - 2009年4月)
- 笑・神・降・臨(NHK総合、2009年4月)
- 歌うま芸人をぶっ飛ばせ! うまカラ!ちゃん(FBS福岡放送)
- メレンゲの気持ち(日本テレビ)ゲスト出演
- エンタの神様(日本テレビ)キャッチコピーは「ボケとツッコミの化学反応」、「台詞(ことば)の妖術師」(板倉のみ)
- 爆笑レッドシアター(フジテレビ)ゲスト出演
- タモリ倶楽部(テレビ朝日)ゲスト出演
- ぐるぐるナインティナイン(日本テレビ、2010年10月21日)「グルメチキンレース・ゴチになります!」に、休養中の岡村隆史(ナインティナイン)の代役として出演
- VS嵐(フジテレビ)ゲスト出演
- はねるのトびら(フジテレビ)
- フカボリン(テレビ東京、2012年10月 - 2013年3月)
- 踊る!さんま御殿(日本テレビ)※不定期
- 世界の果てまでイッテQ!(日本テレビ)
- アッコにおまかせ!(TBS)※不定期
テレビドラマ
- 整形美人。(フジテレビ、2002年)ゲスト
- ナースマンがゆく(日本テレビ、2004年)堤下のみレギュラー、最終話に板倉がゲスト出演
- 危険なアネキ(フジテレビ、2005年)第1話、板倉…飛行機の乗客役、堤下…焼き芋屋の役
- エリートヤンキー三郎(テレビ東京、2007年)板倉が河井星矢役でレギュラー出演
映画
- 激情版エリートヤンキー三郎(2009年公開)板倉が河井星矢役で出演
- アフロ田中シリーズ#映画(2012年公開)堤下が大沢みきお役で出演
- 樹海のふたり(2013年公開)板倉:竹内哲 役、堤下:阿部弘 役
ラジオ番組
- インパルス・ラジオパニック(ニッポン放送)
- インパルスのガッチャガッチャ(文化放送「レコメン!」内)水曜日
- インパルスのガッチャガッチャガッチャ(文化放送「レコメン!」内)水曜日
CM
- アサヒビール ビールテイスト飲料「ポイントワン」(2005年3月 - )
- アウトソーシング(2005年)主役バージョンは堤下のみ、板倉は北陽の虻川バージョンに出演
- はねるのトびらにて、自動車、MINIBANに出演。
- 吉野家(2007年5月 - )
- ジョージア・エメラルドマウンテンブレンド(2010年・松本率いる「スッキリ派」)
- ネクソン「サドンアタック」(2012年3月-)
DVD・ビデオ
- 「はねるのトびら」
- 「はねるのトびらII」
- 「はねるのトびらIII」
- 「はねるのトびらIV」
- 「おちゃらけソーセージ」(単独ライブ)
- 「球根」(単独ライブ)
- 「球根2」(単独ライブ)
- 「非売よしもと本物流」レンタル専用。HMVでも販売あり。
- 2005年7月号・赤版には板倉主演ショートムービー「THE ZOMBIE TEACHERRRR」
- 2005年8月号・赤版には板倉監督・主演ショートムービー「囚人29号」を収録。
- 2005年10月号・赤版「デブだらけの大運動会」
- 2005年12月号・赤版「デブだらけの大忘年会」では板倉が司会・堤下が競技者
- 2006年3月号・赤版「芸人の休日のススメ」板倉の部屋に芸人が集まり、板倉の考えた「芸人人生ゲーム」で盛り上がる。
- 2006年6月号・青版「デブだらけの氷上運動会」
- 「村雨~むらさめ~」(単独ライブ)
- 「地下室」(単独ライブ)
写真集
- 「男写」(ワニブックス、2005年9月)
脚注
- ↑ 余談だが、4組全員所属事務所が違う(インパルス=吉本興業、劇団ひとり=太田プロダクション、アンガールズ=ワタナベエンターテインメント、バナナマン=ホリプロコム)。
- ↑ この日はこの年の通常回最後の放送であり、年間4勝を狙う芸人が多くひしめき合っていた事も原因だったと言える。現にこの日オンエアを獲得したアルファルファ・江戸むらさき・ブラザース・チュートリアルの4組は全員年間4勝を獲得しチャンピオン大会へと進出している。(因みに5位のチュートリアルは461KBであり、インパルスとはおよそ玉13個分もの差があった。)
- ↑ 但し、レギュラー放送開始前の笑金の前身番組である『お笑いPRIDE!頂上決戦スペシャル』には出演しており、そこで優勝も果たしている。