ほっとゆだ駅
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(ほっとゆだから転送)
ほっとゆだ駅(ほっとゆだえき)は、岩手県和賀郡西和賀町川尻にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)北上線の駅。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅である。互いのホームは構内踏切で連絡している。
直営駅であるが、北上駅が当駅を管理する。夜間は駅員が不在となるが、冬期間は当直勤務となる。駅舎にはみどりの窓口(営業時間:6時00分 - 17時15分・途中で営業を休止する時間帯あり)、自動券売機、売店(ジャスター)がある。また温泉「ほっとゆだ」を併設している(売店を通り抜けることもできる)。
のりば
1 | テンプレート:Color北上線(下り) | 横手方面 |
2 | テンプレート:Color北上線(上り) | 藤根・北上方面 |
3 | テンプレート:Color北上線 | 当駅始発 |
- 1番線に上り出発信号機もあるため、北上方面へ折り返し可能である。
利用状況
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2000 | 201 |
2001 | 188 |
2002 | 166 |
2003 | 184 |
2004 | 191 |
2005 | 193 |
2006 | 194 |
2007 | 204 |
2008 | 191 |
2009 | 200 |
2010 | 186 |
2011 | 181 |
2012 | 173 |
2013 | 152 |
駅周辺
- 岩手県立西和賀高等学校
- 県道1号盛岡横手線
- 県道12号花巻大曲線
- 県道118号ほっとゆだ停車場線
- 県道215号湯川温泉線
- 国道107号
- 西和賀町立川尻小学校
- 西和賀町立湯田中学校
- 西和賀町役場(旧・湯田町役場)
- 川尻郵便局
- 湯田温泉峡
- 湯田産業公社
ほっとゆだ
駅舎内にある温泉施設。
- 利用できる時間は7時から21時までとなっている。なお、入場は、閉館時間の30分前までである。
- 休館日は毎月第2水曜日(ただし、当日が休日の場合は翌日に。また、8月については変更あり)となっている。
- 利用料金
- 泉質・効能など
- 浴槽の位置
- 西側から ぬるめ、あつめ、子供および寝湯。
- 備考
- 浴場の壁には列車の接近を知らせる信号機が設置されていて、上下線関係なく表示される。これは発車時間が15分前になると、「赤」を点灯。まれに両方向から来る場合は「青」「黄」など2色同時に点灯することもある。あくまで目安であり、あらかじめ時刻表などで確認してから入浴した方が良い。これは様々なテレビ番組でも紹介されている。
- 湯量不足問題
バス
歴史
- 1922年(大正11年)12月16日 - 西横黒線陸中川尻駅(りくちゅうかわしりえき)として開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
- 1989年(平成元年)4月1日 - 温泉施設「ほっとゆだ」営業開始。同時に、新駅舎運用開始。
- 1991年(平成3年)6月20日 - ほっとゆだ駅に改称。
- 1995年(平成7年)1月 - 湯田町の負担で新設された跨線橋が供用開始。駅舎に合わせたデザインで、北上線で初の構内に跨線橋が設置された駅となった。[1]
- 2002年(平成14年) - 東北の駅百選に選定される。
- 2007年(平成19年)3月18日 - 当直勤務廃止。同時にほっとゆだ駅長が廃止され、北上駅長管理下となる。
- 2009年(平成21年)11月8日 - 温泉施設「ほっとゆだ」が湯量不足のため同年11月11日まで臨時休業した。
その他
- 「全国的にも珍しい温泉付き駅舎」として、東北の駅百選に選定された。
- かつては、沿線で唯一特急・急行列車の停車駅となっていた。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color北上線
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:北上線テンプレート:東北の駅百選- ↑ RailMagazine通巻139号(1995年4月号)P130