あしたこそ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:基礎情報 テレビ番組 テンプレート:Sidebar with collapsible lists 『あしたこそ』は、1968年4月1日から1969年4月5日まで放送されたNHK連続テレビ小説の第8作。連続テレビ小説で初めてカラー化された作品である。全315回。
概要
大学入学、卒業、就職、結婚と色々な転機を、人一倍のファイトと行動力をもって切り開いていく主人公・摂と、彼女を理解しようとする両親を中心に、世代の異なる人々の姿を明るく描いた。連続テレビ小説で初めて橋田壽賀子が脚本を手掛けた作品でもある。1968〜69年の平均視聴率は44.9%、最高視聴率は55.5%を記録した(関東地区、ビデオリサーチ調べ)[1]。
前々作『おはなはん』、前作『旅路』は大変な人気のため、1週間の内容を1時間にまとめた特集を週末に放送したが、『あしたこそ』以降はそのような編集版が放送されることはなくなる。この作品からはカラー放送であり、この時代の映像編集方法であったテレビ画面をフィルムで撮影するキネコは、カラーになると当時の技術では画質の劣化が著しく、白黒では可能であったがカラーでは放送に堪えなかったためである。そのため、NHKには記録用に残された第315話(最終話)の1話しか現存しない。
当時、家庭用ビデオテープレコーダは存在したが、テープの経年劣化も考えると視聴者による録画内容が現存している可能性は低く、放送回の映像が民間から発見される可能性はほとんどない。そのため、全話の再放送および全話収録の完全版映像ソフトの製作・発売も不可能である。
スタッフ
キャスト
- 香原摂子:藤田弓子
- 母・ふみ:中畑道子
- 父・豊一郎:中村俊一
- 兄・大輔:原田清人
- 兄嫁・玲子:青山眉子
- 摂子の夫:米倉斉加年
- 画家・重宗恒有:佐分利信
- ふみの親友・ふみ:中北千枝子
- 花山吾郎:井上昭文
- 赤座美代子
- 信欣三
- 根上淳
- 東山千栄子
他
脚注
外部リンク
テンプレート:前後番組 テンプレート:NHK朝の連続テレビ小説
テンプレート:Asbox