Œ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:Glyphs Œ, œは、フランス語などで使われる、OとEの合字である。
正書法
以下の言語で使われる。
- フランス語
- テンプレート:Fr という綴りで多く現れる。テンプレート:Fr の2字または単独で テンプレート:Fr と同じ[œ]・[ø]を表す。
- ギリシア語語源の語においては テンプレート:Fr 単独で現れ、テンプレート:Fr と同様に c, g を軟音化し、[e] と発音される。
- テンプレート:Fr でなく テンプレート:Fr と書くと、[wa] という異なる発音になる。例: moelleux([mwalø] 柔らかい)
- 英語
- かつては テンプレート:En(下痢)のように œ を使って書くことが行われていた。現在のイギリスでは通常 テンプレート:En のように2字に分けて書かれる。アメリカ合衆国では大部分の語で テンプレート:En のように単なる e が書かれ、そうでないものはイギリスと同様分けて書かれる(テンプレート:En、テンプレート:En など)。
翻字
アングロサクソンルーン文字の24番目の字を œ と翻字することがある。 文字名称は古英語でのこの文字の名称に従って eðel と言う。
発音記号
国際音声記号(IPA)では円唇前舌広半母音をあらわす。スモールキャピタルの [ɶ] は円唇前舌広母音を表す。
コンピュータでの使用
符号化文字集合 ISO/IEC 8859-1 には œ が含まれていなかったため、oe の2字に分けて書く必要があった。 ISO/IEC 8859-15 や Windows-1252 では Œ・œ が追加されている。
通常のフランス語キーボード配列には テンプレート:Fr のキーが存在しないが、フランス語に対応したワープロソフトの多くは単に テンプレート:Fr のように分けて入力すれば自動的に テンプレート:Fr に変換してくれる。
OS X ではキーボード配列にかかわらず、オプションキーを使って Option-Q で入力することができる。
Linuxのフランス語キーボード配列では、AltGr-O で入力することができる。
スマートフォンのアルファベット入力用ソフトキーボードでは、通常 O を長押しすると出てくるメニューの中に œ があるので、フリック入力できる。
符号位置
大文字 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 小文字 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 備考 |
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Œ | テンプレート:FormattingError | 1-11-11 | Œ &#xテンプレート:Dec to hex; Œ
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œ | テンプレート:FormattingError | 1-11-10 | œ &#xテンプレート:Dec to hex; œ
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関連項目
テンプレート:Tnavbar-collapsible | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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