鴨方駅
鴨方駅(かもがたえき)は、岡山県浅口市鴨方町六条院中にある西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅である。
概要
浅口市の中心駅である。快速「サンライナー」は基本的に通過となるが、朝ラッシュ時の岡山行きが2本だけ停車する。浅口市やJR西日本によって橋上駅化工事(2011年3月完成)や駅前広場整備が行われた[1][2]。
駅構造
島式ホーム1面2線のホームを持つ地上駅で橋上駅舎を有する。改札口は1ヶ所のみ。
以前は単式・島式の複合型で、島式ホームの片側が使われていない2面2線のホームを持つ地上駅であった。中線(旧2番線)があったがホーム西端から上下本線のポイント部分以外はレールが剥がされ、残った部分は保守用車が使用している。その後、橋上駅舎化工事の際に旧2番のりばを1番線側に拡張して新1番のりばとし、単式ホーム(旧1番のりば)の使用を停止(同時に旧3番のりばを2番のりばに改番)。現在の1面2線に整理された。橋上駅舎完成後も場内・出発信号機は引き続き設置され、閉塞の境界となっている。
せとうち地域鉄道部管理の直営駅で、ICOCA利用可能駅でもある(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。橋上化に伴い、改札口にIC専用の改札機が1台増設された。
以前は岡山駅等と同様に入線メロディが導入されていたが、現在は廃止され音声と電子ベルのみの放送になり、さらに2012年2月から入線放送がJR西日本標準のものに更新された。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color山陽本線 | 上り | 倉敷・岡山方面 |
2 | テンプレート:Color山陽本線 | 下り | 福山・尾道・広島方面 |
歴史
1891年(明治24年)7月24日に鴨方駅として開業。当時の所在地は浅口郡六条院村であり、鴨方村(のちに鴨方町)は別の場所であった。六条院村はその後六条院町を経て1955年(昭和30年)4月1日にようやく鴨方町となった。開業当初より鴨方駅の名称となった理由は不明。
年表
- 1891年(明治24年) - 7月14日、山陽鉄道 倉敷駅 - 笠岡駅間の開通と同時に開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1906年(明治39年) - 12月1日、山陽鉄道の国有化により国有鉄道の駅となる。
- 1909年(明治42年) - 10月12日、線路名称制定。山陽本線の所属となる。
- 1971年(昭和46年) - 11月16日、貨物の取扱を廃止。
- 1986年(昭和61年) - みどりの窓口営業開始。
- 1987年(昭和62年) - 4月1日、国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 2007年(平成19年) - 6月4日、ICOCA対応自動改札機導入(同年9月1日よりICOCA供用開始)。
- 2011年(平成23年) - 3月26日、橋上駅舎が完成、供用開始。
- 2013年(平成25年) - 12月21日、鴨方駅南横断歩道橋(全長 60メートル)が開通、開通式典[3]。
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである[4]。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999 | 3,195 |
2000 | 3,112 |
2001 | 3,094 |
2002 | 2,974 |
2003 | 2,938 |
2004 | 2,778 |
2005 | 2,803 |
2006 | 2,728 |
2007 | 2,787 |
2008 | 2,748 |
2009 | 2,681 |
2010 | 2,665 |
2011 | 2,694 |
駅周辺
- 国道2号
- 岡山県道194号鴨方停車場線
- 浅口市役所
- おかやま山陽高等学校
- 天満屋ハピータウン鴨方店
- マルナカ鴨方店
- 鴨方郵便局
- 中国銀行鴨方支店
- エディオン鴨方店
バス路線
- 浅口ふれあい号(南口)
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color山陽本線
- テンプレート:Color快速「サンライナー」(朝の上り列車のみ停車)
- テンプレート:Color普通
- 金光駅 - 鴨方駅 - 里庄駅
脚注
テンプレート:脚注ヘルプ 注釈 テンプレート:Reflist 出典 テンプレート:Reflist
関連項目
外部リンク
テンプレート:Navbox- ↑ 都市再生整備計画(鴨方駅周辺整備事業)(浅口市)
- ↑ 新鴨方駅(自由通路)のデザイン決まる(浅口市)
- ↑ テンプレート:Cite news
- ↑ 『岡山県統計年報』