伊那福岡駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:Mboxテンプレート:駅情報 伊那福岡駅(いなふくおかえき)は、長野県駒ヶ根市赤穂福岡にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である。当駅を終点とする列車も設定されている(2010年3月現在のダイヤでは朝に上諏訪駅発1本)。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持ち、列車交換が可能な地上駅。伊那市駅管理の無人駅で、駅舎はないがコンクリート造りの待合所がある。
かつて駅南西にあった住友セメントのサービスステーションへ至る専用線があり、当駅にはセメントが到着していたが1982年(昭和57年)に廃止された。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color飯田線 | 下り | 辰野方面[1] |
2 | テンプレート:Color飯田線 | 上り | 飯田・天竜峡方面[1] |
駅周辺
利用状況
1日平均乗車人員は以下の通りとなっている。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1997 | 398 |
1998 | 391 |
1999 | 372 |
2000 | 384 |
2001 | 361 |
2002 | 352 |
2003 | 359 |
2004 | 344 |
2005 | |
2006 | |
2007 | 292 |
2008 | |
2009 | 289 |
2010 | 293 |
2011 | 300 |
2012 | 292 |
歴史
- 1914年(大正3年)12月26日 - 伊那電車軌道(1919年に伊那電気鉄道へ改称)が赤穂駅(現・駒ヶ根駅)から延伸した際に終着駅として開業。一般駅。
- 1915年(大正4年)7月24日[2] - 伊那電車軌道が伊那福岡終点仮停留場まで延伸。途中駅となる。
- 1918年(大正7年)2月11日 - 伊那電車軌道が伊那福岡終点仮停留場から飯島駅まで延伸。これに伴い伊那福岡終点仮停留場は廃止。
- 1943年(昭和18年)8月1日 - 伊那電気鉄道線が飯田線の一部として国有化され、国鉄の駅となる。
- 1971年(昭和46年)12月1日 - 荷物・専用線発着を除く貨物の取扱を廃止。
- 1982年(昭和57年)11月1日 - 車扱貨物の取扱を全廃(旅客駅となる)。
- 1983年(昭和58年)2月24日 - CTC化に伴い無人化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道の駅となる。
- 2004年(平成16年)2月 - 駅舎解体、現在の待合所完成。
隣の駅
- 東海旅客鉄道
- 飯田線
- テンプレート:Color快速「みすず」
- テンプレート:Color普通
- 田切駅 - 伊那福岡駅 - 小町屋駅
※1915年から1918年までは暫定的な終着駅として、現在の田切駅から当駅寄りに伊那福岡終点仮停留場が存在した。
脚注
関連項目
テンプレート:Navbox- ↑ 1.0 1.1 駅掲示用時刻表の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(2011年1月現在)。
- ↑ 鉄道院『大正四年度 鉄道院年報』p.145(国立国会図書館近代デジタルライブラリーより)