ウォーターオーブン
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ウォーターオーブン (Water oven) とは、水を極度に加熱して超高温の水蒸気「過熱水蒸気」に変え、食品を焼く調理器具である。水蒸気の温度は家庭用製品では摂氏300 - 400度である。また、家庭用ではスペースの問題から電子レンジやオーブンやIH調理器の機能も併せて実装する。
水で焼くため、普通のオーブンに比べて油脂や塩分を削減でき、ビタミンCの酸化を抑える。
ホテルや飲食店などで使用する業務用製品(スチームコンベクションオーブン)は以前からあったが、家庭100V電源用では2004年(平成16年)にシャープが開発・販売した、ヘルシオが最初である。他に、東芝「カロリエ」、日立「おいしさメドレー」・「ヘルシーシェフ」・IHクッキングヒーター付属品、パナソニック「ビストロ」があり、三菱・三洋などの家電メーカー各社も販売する。