与那原町
テンプレート:Infobox 与那原町(よなばるちょう)は沖縄県本島南部、島尻郡に属する町である。町のキャッチフレーズは「太陽とみどり伝統とやさしさを未来へつなぐ海辺のまち」である。
与那原は琉球方言ではユナバルと発音する。
目次
地理
沖縄県の県庁所在地である那覇市から東へ約9km、沖縄本島南部の東海岸に位置し、中城湾(日本語:ナカグスクワン、沖縄方言:チュウジョウワン)に面している。 面積は5.02km²で、沖縄本島で最も、沖縄県で渡名喜村に次ぐ2番目に面積の小さい自治体である。
町の東南の雨乞森(133m)(日本語:アマゴイモリ、沖縄方言:アマゴイムイ)という丘陵地状の森、町の北西、西原町との境界にそびえる運玉森(158m)(日本語:ウンタマモリ、沖縄方言:ウンタマムイ)という、小高い丘上の森にだかれ前方に中城湾を望む海岸線にのびた平坦地である。
運玉森に籠もった義賊、ウンタマギルーの話は沖縄で広く知られ、同名の映画作品は日本映画監督協会新人賞やベルリン国際映画祭カリガリ賞などを受賞した。
立地
第二次世界大戦までは、中城湾に面する天然の良港を有し、山原船の出入りもしていた。沖縄本島東海岸の沿岸交通の要衝、また南部(島尻)と中部(中頭)の両地方を結ぶ東海岸沿いの陸上交通の要衝であったが、第二次世界大戦後は港町としての性格が失われた。
現在でも南部と中部を結ぶ東海岸沿いの陸上の交通要衝でもある。
地形・地質
埋立地以外の同町地形・地質ともに2つに区分される。大半は第三紀島尻群の泥岩・砂岩からなる低起伏の丘陵と、中城湾に沿う狭い海岸低地からなるが、南城市大里との境界、大里城跡公園付近には島尻層群を覆う琉球石灰岩大地がある。この地質のため大半がジャーガル土壌である。
その土壌はサトウキビ作にも適している。また、この泥土を利用し、同町特産の琉球焼物、赤瓦の製造が営まれている。
海岸部
埋め立てるまで、海岸部は中城湾の波静かなところで、さんご礁に乏しく、第二次世界大戦前までは美しい海浜の続く海水浴に適地であったが、遠浅の為、戦後からは各所で埋め立てが進行された。近年では、その遠浅を隣の西原町と埋め立て中城湾港マリンタウンプロジェクトが実行されており、新たな土地開発が進んでいる。
気象
同町に限らず沖縄本島共通し亜熱帯性気候で年間を通して温暖で四季の変化に乏しい。年平均気温は22.3度、年間降水量1688mmで、春から夏にかけて特に雨量が多いが、年によっては旱魃が起こることもある。又、夏から秋にかけては台風が襲来する。最近では、同町と西原町の沖合いに竜巻が発生報告がある。
隣接する自治体
人口
町名
- 板良敷
- 上与那原
- 与那原
- 東浜
沿革・歴史
- もともと大里間切、1908(明治41)年の島嶼町村制施行後は大里村に属していた。
- 1949年(昭和24年)4月1日 大里村(現南城市)から与那原・上与那原・板良敷の北部3集落が分立、与那原町が発足した。戦前には鉄道が走っており、与那原は昔から賑わいのある街である。→沖縄県の鉄道も参照
- 1985年8月 小規模静穏海域整備事業として中城湾南部地域の与那原町を中心とした海域が候補地となる。
- 1985年10月 小規模静穏海域整備事業の名称を変更し、マリン・タウン・プロジェクトとする。西原町、与那原町、佐敷町(現 南城市)の開発可能性構想を作成。
- 1986年1月 1986年より国、県、3町(西原町、与那原町、佐敷町(現 南城市))共同でマリン・タウン・プロジェクト構想調査を進めることを確認、プレス発表する。
- 1986年4月 マリン・タウン・プロジェクト構想の対象地域を知念村(現 南城市)まで拡大。
- 1986年11月 マリン・タウン・プロジェクト構想調査をはじめる。
- 1988年12月 港湾計画調査をはじめる。
- 1990年6月 沖縄県地方港湾審議会において計画が承認される。
- 1990年8月 港湾審議会132 回計画部会において計画が認証される。
- 1991年4月 県土木建築部港湾課内に中城湾港マリン・タウン・プロジェクトチーム発足。
- 1994年3月 港湾計画の軽易な変更(出島方式に変更)。
- 1996年1月 西原与那原地区の公有水面埋立ての認可及び免許交付。
- 1996年4月 西原与那原地区埋立工事着工。
- 2002年12月 同町東浜住宅用地、商業用地の分譲開始。
- 2003年12月 佐敷町・知念村・玉城村(ともに現南城市)と合併協議会設置。
- 2004年12月 いったん「東方市(あがりかたし)」として4町村による合併の方針が固まるが、新庁舎の位置を巡り、過去の合併破たんの経験を生かし、合併後に新市で決めるとの先の合意通りにすべきだと主張する与那原町と、先に合意はしたものの、重要事項なのでやはり合併前に決めるべきだと主張する佐敷町と玉城村の間で折り合いがつかず、合併協議会は解散した。与那原町を除く3町村は同じく他地域での合併協議会を離脱した大里村との4町村で合併し2006年1月1日に南城市を発足させた。
- 2008年3月17日 町内の遊休農地を企業に貸し付ける「特定法人貸付事業板良敷地区協定」を流通業のアグロオーガジャパンと結ぶ。一般企業と市町村の遊休農地貸付協定の締結は沖縄県内で初めて。
- 2008年3月24日 町立与那原中学校一部校舎改築工事開始。
- 2008年4月10日 夜間中学校「珊瑚舎スコーレ」で学ぶ同町在住の女性について、中学校の卒業認定に必要な学齢簿への氏名記載と、与那原中学校の3年に学籍を置くことを承認。
- 2008年9月11日 上下水道局庁舎落成。9月16日より移転、業務開始。
- 2008年12月4日 マリンタウン地区(西原与那原マリンプロジェクト)の同町東浜に「イーストベイステーション マリンプラザあがり浜」がグランドオープン。11月28日には地域対象にプレオープン。
- 2009年2月 沖縄、ふるさと百選にて与那原大綱曳が交流部門で認定。
- 2009年4月頃 町史編集室を町役場から町立コミュニティーセンター2階へ移設。
- 2009年8月3日 町商工会商業部会が企画立案した地域商品券「綱がる商品券」発売開始。
- 2009年8月18日 町立与那原中学校新校舎竣工。
- 2009年9月7日 町立阿知利保育所が町営阿知利団地内に移転、開所。
- 2009年11月14日 町制60周年記念シンポジュウム「公共交通でまちづくりを考える」を富士市長の森雅志(当時)を呼び開催。
- 2010年2月21日 与那古浜公園(旧 マリンタウンC公園)にて町制60周年記念事業として植樹祭を行う。
- 2010年7月1日 国の地域活性化・経済危機対策臨時交付金を活用しての事業で同町から委託を受けたウェブサイトデザイナーやライターが運営する。同町のディープな情報発信サイト「与那原通」が開設。
- 2010年8月6日 マリンタウン内の与那原マリーナで高校総体2010「美ら島沖縄総体」ヨット競技部門が開催。8月10日まで。
- 2010年10月25日頃 24日に起きた南西石油で起きた石油タンカー事故により重油が漂着により同町板良敷の海岸に重油被害発生。
- 2011年1月28日 全国町村会にて優良町村に選ばれ表彰。
- 2011年4月1日 組織改編。
- 2012年4月1日 キャッチフレーズ変更。
- 2014年沖縄県営鉄道与那原駅駅舎復元。
行政
三役
- 町長:古堅國雄(2006年4月から)
- 副町長:福地斉(2010年6月から)
- 教育長:照屋勉
組織
- 議会事務局 - 議会、監視委員
- 総務課 - 人事、給与、個人情報保護・情報公開、広報・公聴、選挙、消防・防災、交通安全・防犯
- 企画財政課 - 総合企画、予算、統計、AO推進、男女共同参画、情報施策、国際交流、財産管理
- まちづくり課
- 一般土木全般(道路、橋梁、河川、公園)、町営住宅、都市計画
- マリンタウン推進事業に関する業務全般(埋立、土地開発公社)
- 産業振興課 - 農業・林業・水産業、農業委員会、商業、観光・祭り(与那原まつり、与那原大綱曳)、工業
- 住民課 - 証明書発行(住民票、印鑑証明、戸籍証明)、登録・異動、戸籍(出生届、婚姻届等)、外国人登録、援護、犯歴、叙勲、ごみ・廃棄物、公害、環境、飼犬登録・鳥獣飼養許可・その他ペットや動物等、墓地
- 福祉課 - 社会福祉、児童福祉、障がい福祉、母子福祉、高齢者福祉、生活保護、介護(保険、予防事業、地域包括支援センター)、国民年金、保育所、児童館、赤十字
- 健康保険課 - 国民健康保険、後期高齢者医療保険、乳幼児医療費助成、乳幼児検診、予防接種、育児相談、児童虐待・養護相談、難病関係、特定検診・がん検診、精神保健(自立支援)
- 税務課 - 町県民税の徴収・相談、固定資産税、軽自動車税、法人税にかかる課税と徴収業務および証明書発行
- 出納室 - 会計事務、指定金融指定
- 学校教育課 - 教育委員会、幼稚園・小学校・中学校、学校施設、幼稚園保育料、学校給食費、奨学金、マイクロバス利用申請
与那原町コミュニティーセンター
- 生涯学習振興課 - 町立図書館、公民館、綱曳資料館、文化財生涯学習(社会教育)、社会体育、町史編纂、学校体育施設、町営体育施設の利用申請
与那原町上下水道課
- 上下水道課 - 上水道事業全般・下水道事業全般(水道料金、水道管の埋設確認、水道の開閉栓、給水工事申請、下水道工事、排水設備工事申請、下水道菅埋設確認)
与那原町立学校給食センター
- 学校給食
広域行政
- 消防:東部消防署(消防署・総務課・予防課・警防課・通信室)
与那原町と西原町、南風原町の共同で運営し、本部は南風原町に設置されている。
- 衛生:東部清掃施設組合
与那原にあるゴミ処理施設で、西原町、南城市の一部の旧佐敷町の3地区を運営する。
市町村合併
2003年12月に旧佐敷町・旧玉城村・旧知念村と与那原町の4町村で法定協議会を設けて協議し、新市名も「東方市」(あがりかたし)に決定していたが、新市庁舎の位置で、合併前に与那原町に決めるべきだと主張する与那原町、合併後に決めるべきだと主張する3町村との間で折り合いがつかずに2004年12月に協議が決裂した。
与那原町議会
議員定数14 現議員数14 欠員0
- 党派別構成
- 日本共産党:1人
- 公明党:1人
- 無所属:11人
行政区
- 字板良敷(いたらしき)
- 板良敷
- 当添(とうそえ)
- 字上与那原(うえよなばる)
- 字与那原
- 江口(えぐち)
- 県営与那原団地(けんえいよなばるだんち)
- 大見武(おおみたけ)
- 中島(なかじま)
- 浜田(はまだ)
- 新島(みーじま)
- 港(みなと)
- 森下(もりした)
- 与原(よーばる)
- 江口(えぐち)
- 字東浜(あがりはま)
経済
産業
第三次産業の割合が高い。もっとも小売業が高い。
農林水産業
- 農業
サトウキビ、菊栽培、野菜栽培などが営まれているが、農地が狭い上に農業従事者の高齢化などもあり、更に生活環境の変化により遊休農地が増えているが、「特定法人貸付事業」で、企業に貸出し、遊休農地解消に努めている。琉球王朝時代までは稲作を主にしていたと、文化から見て想える。
- 水産業
板良敷の当添漁港を中心に沖合漁業やひじき漁が行われている。ひじきは町の海岸線約3kmにわたって生息し、1年間に約50tの収穫がある。しかし漁業は小規模な運営体が多く、漁業環境も厳しい。 最近ではとる漁業から育てる漁業への転換を図っている。また、ひじきは町の特産でもあり、ひじきを中心として、魚介類の新たな販売拡大に取り組んでいる。
隣の中頭郡西原町と漁業従事者からなる与那原・西原漁業協同組合(与那原町板良敷)を運営している。
以前は鰹の水揚げが県内3位ぐらいであった。
商工業
- 商業
同町は商業を中心に発展してきた歴史をもつ、現在も卸売・小売業の事務所の多数を占めているが、ほとんどが小規模店舗。そのため現在発展中のマリンタウンに新しい商業地の形成を図っている。
- 製造業
窯業や家具・装飾品、食料品製造業の事務所も多く、中でも窯業は同町を代表する工業となっている。
同町で作られた、赤瓦は首里城復元の際に使用されている。 また、同町の窯業は第二次世界大戦前までは県内の生産量が県内2位を誇っていた。
本町に本社を置く主な企業
- 伝統焼き鳥専門店 近江商人
- ジェフ沖縄
- 与那原家
- くみき
- 沖縄中央観光
- 与那原自動車整備センター
- 次郎工業
- アトル那覇薬品
- 沖縄協同ガス
- 津嘉山タクシー
- 国場商行
- 儀武組
- エコ住宅
- 護薬品(いちご薬局)
- 平田自動車商会
- 東部電気土木
- 協栄海事土木
- アードン開発
- 仁組
- 田端設備工業
- 永山土木興業
- 共立実業
- 宮城重機土木
- 呉屋建設
- HOT食品
特産
機関・施設
官公庁・公的機関
町の機関・施設
- 与那原町役場(上与那原16)
- 与那原町コミュニティーセンター(与那原町712)
- 与那原町立図書館
- 与那原町上下水道局(東浜85-1)
- 与那原町立綱曳資料館(与那原556)
- 給食センター(与那原1789)
- 土地開発公社与那原支社 東浜現地案内所(東浜25)
国・県の機関
警察
- 沖縄県警察 与那原警察署(与那原3085)
- 港交番(与那原3652)
消防
- 東部消防署(南風原町字与那覇226)
与那原町と西原町、南風原町の共同で運営し、本部は南風原町に設置されている。
電力
- 沖縄電力 与那原営業所(上与那原383)
郵便・電話
郵便局
- 与那原郵便局(与那原3823)
町内の集配業務は南風原中郵便局(南風原町字兼城684-9)が担当している。
郵便番号
- 901-1301 字板良敷
- 901-1302 字上与那原
- 901-1303 字与那原
- 901-1304 字東浜
- 901-1300 上記に掲載がない場合
電話
- NTT西日本 九州事業 沖縄支店
- NTT収容局 与那原局
(かつては与那原電報電話局があり、与那原町・南城市・西原町を管轄していた)
電話番号
- 復帰前は市外局番が095(周辺の当時の西原・大里・佐敷・知念・玉城 5村も同じ局番だった)で、本土復帰に伴い09E-XXXX→0989 9E-XXXX(糸満市・南城市・一部を除く西原町・与那原町・八重瀬町、Eコードは2・3・5)。新型交換機完成に伴う変更(1973年~1981年頃実施)で098995-FGHJの一部→098945-FGHJ(南城市旧大里村、与那原町・西原町)に。1990年12月9日に市外局番統一を実施し、09894-E→098-94E(南城市・与那原町・西原町の大半)に。そのため、沖縄本島中南部の市外局番が現在の098に変更され、これまでの市外局番の末尾だった「8」が市内局番の頭となり3桁化された。沖縄県内向けには与那原町も含めこれらの地域の電話番号を紹介するとき、市外局番の098を省略することが多い(テレビやラジオでも省略する)。逆にエリア外である名護市以北の本島北部や先島諸島では市外局番が0980であるため「0980-xx-yyyy」と電話番号表記するところを間違って「098-0xx-yyyy」と表記する場合も時々ある。
市内局番は3桁化後、9から始まっていたが、1990年代後半から8から始まる市内局番も出てきている。
ガス
同町には都市ガスが整備されていないのでプロパン形式を取っている。
経済(金融機関・商業施設)
- 与那原町商工会(与那原3090-8)
金融機関
- 与那原町商工会
- 日本郵政(郵便局)
- 与那原郵便局(与那原3823)
- 琉球銀行(本店・那覇市)
- 与那原支店(与那原3080)
- 沖縄銀行(本店・那覇市)
- 与那原支店(与那原3111-1)
- 沖縄海邦銀行(本店・那覇市)
- 与那原支店(上与那原290)
- 与那原ローンプラザ
- ひがし出張所(与那原364-1)
- 沖縄県労働金庫(本店・那覇市)
- 与那原支店(上与那原385-4)
- 沖縄県農業協同組合(本店・那覇市)
- 与那原支店(与那原3148)
商業施設
- スーパーマーケット
- サンエー
- V21 与那原店(与那原1175-1)
- かねひで
- タウンプラザかねひで 与那原店(与那原1104)
- マリンプラザかねひで あがり浜店(東浜68-1-2)
- ホームセンターかねひで あがり浜店(東浜68-1-2)
- 丸大
- 与那原東店(与那原3867-2)
- クイーンストア
- 与那原店(与那原379)
- コンビニエンスストア
- ローソン
- 与那原板良敷店(板良敷1385-1)
- シーサイド与那原店(与那原937)
- 与那原東浜店(東浜23-3)
- 南風原北インター前店(上与那原472-1)
- ファミリーマート
- 与那原店(与那原3695)
- ココストア
- 与那原嶺井入口店(上与那原507-3)
健康(医療機関・福祉施設)
- 社会福祉法人与那原町社会福祉協議会(上与那原16-2)
保健
- 沖縄県南部福祉保健所(南風原町字宮平212)管轄
医療
- 医療法人和の会 与那原中央病院(与那原2905)
- 中村医院(与那原3066-1)
福祉
- 老人福祉施設
- 与那原町社会福祉センター(上与那原16-2)
- 社会福祉法人 南島会 与那原日の出園(与那原3782-1)
- 医療法人 正清会 老人保健施設うりずん(板良敷1281-1)
- 医療法人和の会 与那原在宅ケアセンター(与那原1792-1)
- ほがらか苑与原(与那原1122)
- 児童福祉施設
- あかぎ児童館(与那原912)
- 子育て支援センターひだまり(与那原1775)
- 社会福祉法人 基督教児童福祉会 愛隣園(与那原2943)
- 障がい者施設
- 与那原町交流センター ひざし(与那原3090-2)
- 社会福祉法人 基督教児童福祉会 愛の園(与那原2943)
- NPO法人 あすなろ福祉会 あすなろ共同作業所(与那原949-7)
保育所・保育園・学童クラブ・乳児園
- 公立
- 阿知利保育所(与那原3209)
- 浜田保育所(与那原1775)
- 私立
- 友愛保育園(与那原71-1)
- すみれ保育園(板良敷1425)
- コスモス保育園(与那原2943-2)
- 与原保育園(与那原950-3)
- のびる保育園(上与那原311-3)
- 東の森保育園(与那原3785)
- ふたば保育園(与那原2679)
- 保育園ちびっ子ハウス(板良敷708-1)
- 竹の子乳児園(与那原2910-1)
- ビユウラ学童クラブ (与那原447)
- きらり学童クラブ(板良敷708-1)
- おおしろ学童クラブ(与那原635)
- 當間学童児童クラブ(与那原67-4)
衛生
- 浄水処理
- 沖縄県 企業局
- 石川浄水場(うるま市字石川2565)
- 西原浄水場(西原町字小那覇1336)
- ゴミ処理
- 東部清掃組合(板良敷 1612)
与那原にあるゴミ処理施設で、西原町、南城市の一部の旧佐敷町の3地区を運営する。
- し尿処理
- 与那原衛生(与那原3237-4)
- 沖縄県 土木建築部 水道管理事務所 西原浄化センター(愛称:みずクリン西原)(西原町字小那覇875-10)
教養(教育機関・文化施設)
幼稚園
- 公立
- 与那原町立与那原幼稚園(与那原720)
- 与那原町立与那原東幼稚園(板良敷21)
- 私立
- クララ幼稚園(与那原3092)
小学校
- 与那原町立与那原小学校(与那原735)
- 与那原町立与那原東小学校(板良敷50)
中学校
- 与那原町立与那原中学校(与那原57)
高等学校
- 沖縄県立知念高等学校(与那原11)
専修学校
- 財団法人 おもと会 沖縄看護専門学校(板良敷1380-1)
- 医療法人 おもと会 沖縄リハビリテーション福祉学院(板良敷1380-1)
社会教育
- 与那原町コミュニティーセンター(与那原町712)
- 与那原町立図書館
- 与那原町立綱曳資料館(与那原556)
- 板良敷公民館(板良敷353)
- 上与那原区公民館(上与那原83-3)
- 江口公民館(与那原3691-79)
- 大見武集落センター(与那原2720-7)
- 中島区事務所
- 浜田区集会所(与那原2998-90)
- 新島区親川事務所(与那原556)
- 港地区コミュニティセンター(与那原120)
- 森下区事務所
- 与原区公民館(与那原912)
余暇(娯楽・運動施設)
- 東浜野球場(東浜25)
- 東浜テニス場(東浜25)
- 東浜多目的広場(東浜1)
- 与那古浜公園(旧 マリンタウンC公園)(東浜77)
- マリンタウンゴルフ(旧 与那原テック→東陽ゴルフクラブ)(与那原3309)
- 与那原ゴルフセンター(板良敷1030)
- フットサルパーク東浜(東浜96)
- ワン・カラオケハウス(与那原3575-1)
- サウンドパーク JAMⅡ(与那原3178-4)
- Eスペース(上与那原427-1)
街区公園・近隣公園・広場公園・地区公園
- 街区公園
- 浜田児童公園
- 港街区公園
- 板良敷児童公園
- 板良敷ゆうゆう公園
- 当添公園
- 東浜きょうりゅう公園(東浜16-1、27)
- 東浜シーサー公園(東浜68-2)
- 近隣公園
- 上の森公園(与那原3179)
- 与原公園(与那原897)
- 広場公園
- 御殿山青少年広場
- 地区公園
- 与那古浜公園(旧 マリンタウンC公園)(東浜77)
交通
鉄道
町内には鉄道は運行しておらず、駅なども存在しない。最も町内から近い駅は沖縄都市モノレール線の「壺川駅(つぼがわえき)」であるが、那覇市内にありかなりの距離がある。この駅などより下記「路線バス」の項目に解説する通り、町内へ向かう路線バスが多数運行されている。 ちなみに、第二次大戦前は沖縄県営鉄道与那原線という軽便鉄道線が通っていた。この線は、太平洋戦争末期の1945年3月に運行を停止。沖縄戦で線路施設が破壊され、そのまま消滅した。1945年3月に廃止。今は残っていない。通称は「軽便(けいべん・ケービン)」。 与那原町内には「与那原駅」があった。
軌道
沖縄軌道は1914年11月10日に沖縄県営鉄道与那原線の与那原駅から現 西原町字小那覇の区間で開業。最終的には現 沖縄市の泡瀬まで延長されたが、1944年に休業して、そのまま事実上廃線した感じになっている。 当初は現 西原町にあった製糖工場にサトウキビを運搬するためのトロッコとして計画されたが、製糖期を除くと使い道がなかったため、旅客運送を主目的とした軌道会社が別途設立された。 与那原町内には「与那原駅」と「与原駅」があった。
路線バス
テンプレート:See also 沖縄バスと東陽バスが運行されている。
- 那覇から牧志(国際通り)、与那原を経由してコザ、泡瀬に向かう路線
- 30番・泡瀬東線(東陽バス)
- 那覇から開南、与那原を経由して馬天、知念に向かう路線
- 37番・那覇新開線(東陽バス)
- 38番・志喜屋線(東陽バス)
- 那覇から開南、与那原を経由して親慶原、つきしろの街、百名に向かう路線
- 39番・百名線(沖縄バス)
- 41番・つきしろの街線(沖縄バス)
- 那覇から壺川、与那原を経由してマリンタウン、馬天に向かう路線
- 57番・那覇マリンタウン馬天線(東陽バス)
- 那覇から壺川、与那原を経由してマリンタウンに向かう路線
- 59番・那覇マリンタウン線(東陽バス)
- 糸満から八重瀬、与那原を経由して休暇センターに向かう路線
- 36番・糸満~新里線(沖縄バス)
- 馬天から与那原、西原、琉大東口を経由してコザ、泡瀬に向かう路線
- 58番・馬天琉大泡瀬線(東陽バス)
- 馬天から与那原、鳥堀を経由して城間に向かう路線
- 91番・城間(南風原)線(東陽バス)
- 191番・城間(一日橋)線(東陽バス)
- かつて運行していた路線
- 国道329号、国道331号を通り知念に向かう37番・知念線(東陽バス)が運行していたが廃止。
- 国道331号、国道329号、県道240号を通り城間に向かう60番・城間(大名)線(東陽バス)が運行していたが2003年に廃止。
- 県道77号、国道329号、国道331号を通り向陽高校に向かう40番・大里線(向陽高校回り)(沖縄バス)が運行していたが廃止。
- 国道331号、国道329号を通り泡瀬に向かう59番・新垣線(東陽バス)が運行していたが2005年に廃止。
- 国道331号、国道329号を通り浦添市陸運事務所に向かう96番・浦添牧港線(東陽バス)が運転していたが2003年に廃止。
道路
国道
県道
- 沖縄県道77号糸満与那原線(主要地方道)
- 沖縄県道236号玉城那覇自転車道線(沖縄のみち自転車道・予定)
- 沖縄県道240号南風原与那原線
文化・観光
文化財
- 与那原町指定文化財
- 久葉堂(クファドゥー)
- 久葉堂赤木
- 御殿山(ウドゥンヤマ)
- 与那原親川(ウェーガー)
- 東名大主(アガリナウフシュ)
- 久茂久岩(クモクジー)
- 三津武嶽(ミチンダキ)
- 前の井(メーヌカー)
- 宇地原子墓(ウチバルシイバカ)
- 宗之増(ソウヌマシ)
- 中島のシーサー
- 新島のシーサー
- 板良敷のシーサー
- 沖縄県指定有形文化財
- 三線 翁長開鐘
- 三線 真壁型 銘西平一丁
- 埋蔵文化財包蔵地
- 与那原遺跡
祭り
観光
- 名所
- 雨乞森
- マリンタウン
- 東御廻り(あがりうまーい)
- 御殿山
- 親川
- ヨナバルファイタースリー - ローカルヒーロー
出身有名人
芸能
芸術
- 前川朝昭 - 民謡歌手
- 比嘉康志 - ホルン奏者
- バーガス・真弓 - 画家
- 金城久美子(旧姓・久保田久美子) - オーケストラ歌手
- 宮城小百合 - 歌手
- 當間嗣篤 - ドラマー
- 崎山WOODSTOCK69(崎山広喜) - ひじきブラックスでキーボード担当していた(2008年7月9日解散)
- Nu-doh - DJ(Smecary)
- DAN - 歌手(Twin-X)
スポーツ
- 儀間康太 - 沖縄海邦銀行SC所属(元FC琉球所属)
実業家
- 津嘉山朝保 - 津嘉山酒造所創業者
町名の由来
- 呼称
琉球語で「ユナバル」。
- 語意
与那原の「ヨナ」は海岸のサンゴ砂(沖縄方言でユニ・ヨナあるいはユナ)による。「ハル」は開拓地という意味。「おもろそうし」には「よなはる」や「よなはら」とみえる。 大里間切の時の与那原村による。