ナコーンパトム県
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ナコーンパトム県(ナコーンパトムけん、タイ語: จังหวัดนครปฐม )はタイ王国・中部の県(チャンワット)の一つ。スパンブリー県、アユタヤ県、ノンタブリー県、バンコク首都府、サムットサーコーン県、ラーチャブリー県、カーンチャナブリー県と接する。
地理
ナコーンパトムは中央平原部にあり、バンコクの西部に位置する。バンコクの市街地はこの県まで広がっており、ここに住んでバンコクに通勤する人もいる。県内にはターチン川が流れる。
歴史
語としてのナコーンパトムは「最初の町」と言う意味である。6世紀のドヴァーラヴァティー時代から栄え、現在のタイ国内の町で一番古い町とされる。それ以前から開発されていたと言う意見もあり、学者の中には紀元前3世紀にはすでに仏僧が布教にナコーンパトムへ来ていたという者もある。
ナコーンパトムは元々海に面していたが、チャオプラヤー川が上流から土を運んできた結果、海岸線が南下してしまった。当時タイの主要交通手段は運河であったが、その後、ターチン川の水位が下降したため、運河としての利用が難しくなり、住民のほとんどはナコーンチャイシー郡に移動してしまった。その後ラーマ4世の時代、1870年(タイ仏暦2413年)プラ・パトムチェディーが完成したので住民を再びここへ戻した。
県章
県章はプラ・パトムチェーディーと呼ばれるパゴダが描かれている。中央の王冠は工事を完成させた、ラーマ4世の印章である。
県木は テンプレート:Snamei である。
行政区
ナコーンパトム県は7の郡(アンプー)に分かれ、その下に106の町(タンボン)と、930の村(ムーバーン)がある。
- ムアンナコーンパトム郡
- カムペーンセーン郡
- ナコーンチャイシー郡
- ドーントゥーム郡
- バーンレーン郡
- サームプラーン郡
- プッタモントン郡