ほしみ駅
テンプレート:駅情報 ほしみ駅(ほしみえき)は、北海道札幌市手稲区星置にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅である。駅番号はS10。電報略号はホミ。
札幌市最西端の駅。Kitacaの利用が可能であるが、カードの販売は行わない。
駅名の由来
隣の星置駅が当駅の開業記念オレンジカードを発行しており、その台紙には「近くを流れる星置川に架かる『星観橋』と星置地区の『星』をイメージする地域性から『ほしみ駅』としました」とある。
駅構造
2面2線の相対式ホームを持つ無人駅で、改札口は南北2か所にある。簡易自動券売機、簡易自動改札機、簡易Kitaca改札機設置。不正乗車防止のため、不定期に「特別改札」が実施される(北海道ジェイ・アール・サービスネットが業務委託)。
当駅始発・終着列車が主に昼間帯に設定されているが、当駅には折り返し線がないため、一旦隣りの銭函駅まで回送される。詳しくは銭函駅の記事を参照のこと。
駅名が平仮名のため、通常の駅名板で見られる平仮名・漢字の併記でなく、平仮名一行の表示になっている駅名板が存在する。
1 | ■函館本線(上り) | 小樽方面 |
---|---|---|
2 | ■函館本線(下り) | 手稲・札幌・岩見沢・新千歳空港方面 |
ギャラリー
- Hoshimi station.JPG
ホーム・小樽方
(2006年6月) - Hoshimi-Station01.JPG
駅番号付与前の駅名板
(2005年5月) - Hoshimi-Station02.JPG
駅名標
(2005年5月)
駅周辺
札幌市と小樽市の境界付近にある。南西は手稲山に連なる山地で、北に平地が広がる。その山の麓を国道5号や札樽自動車道が函館本線の線路とほぼ平行に走る。駅の東では星置川が北に向かって流れる。
国道5号の反対側の山麓や、星置川の対岸の平地には新興住宅地が広がっているが、2011年現在では駅前の開発は進んでおらず、未利用の更地ばかりである。西から北西の小樽市内には銭函工業団地があり工場が多く立地する。
北口・南口ともにロータリーが整備されているが、路線バスは乗り入れておらず(北口はかつては乗り入れ便が存在した。札樽線 (ジェイ・アール北海道バス)・北海道中央バス色内営業所も参照)、タクシープールらしきスペースがあるものの柵で閉鎖されている。
北口
- 国道337号(道央新道・道央圏連絡道路)
- 下手稲通
- 星観緑地
- 手稲星置簡易郵便局
- 日本コムシス北海道支社
- ジェイ・アール北海道バス「星置2条7丁目」停留所(星置通沿い)
南口
利用状況
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 一日平均人数 |
2000 | 646 |
2001 | 657 |
2002 | 649 |
2003 | 680 |
2004 | 705 |
2005 | 774 |
2006 | 831 |
2007 | 934 |
2008 | 945 |
2009 | 955 |
2010 | 1,012 |
2011 | 1,048 |
2012 | 1,079 |
北海道旅客鉄道によると、2012年度の一日平均の乗車人員は1,079人である。駅周辺の開発、宅地造成や2009年の北海道銀行ほしみ研修センター完成などにより、利用者は微増傾向にある。
2010年度の一日平均乗車人員1,012人のうち99.5%が定期券客であり、駅の利用はほぼ通勤通学者である[1]。
歴史
住宅地の広域化に伴って新設された駅である。開業当時の改札口は北口1カ所のみ。駅の開業にあわせて北海道ジェイ・アール土地開発及び岩倉土地開発により宅地分譲が行われた。
- 1995年(平成7年)3月16日 - JR北海道の駅として開業。旅客のみ取扱い。
- 1999年(平成11年)3月11日 - 自動券売機・簡易自動改札機設置。
- 2000年(平成12年)3月31日 - 南口を開設[2]。
- 2008年(平成20年)10月25日 - ICカードKitaca使用開始。
隣の駅
- 北海道旅客鉄道
- ■函館本線
関連項目
脚注
注釈
出典
参考文献
テンプレート:Navbox- ↑ 札幌エリアの駅をめぐる-新旧さまざま 歴史を映す 9駅プラスアルファ-(文:土屋武之) (P57)
- ↑ 本久 (2008) (P52)