名古屋高速都心環状線
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テンプレート:Infobox road 名古屋高速都心環状線(なごやこうそくとしんかんじょうせん)は、愛知県名古屋市の、中区、東区、昭和区、中川区、中村区、西区を環状に回る名古屋高速道路の路線である。
概要
放射状になっている名古屋高速道路の各路線を接続する役割を持つ、時計回りの一方通行路線である。
英語での表示はRingとなっている。日本における他の都市高速道路の環状線[1]と異なり、すべて既存の平面街路の上部に施工されている。
道路法上は、愛知県道455号高速名古屋朝日線(中村区名駅四丁目 - 清須市朝日)・愛知県道456号高速名古屋新宝線(中村区名駅四丁目 - 東海市新宝町)・名古屋市道高速2号(北区大我麻町 - 緑区大高町)の各一部と、名古屋市道高速分岐2号(西区那古野二丁目 - 東区泉二丁目)・名古屋市道高速分岐3号(中川区山王三丁目 - 昭和区御器所一丁目)のそれぞれ全部からなる[2]。
外堀通の上部を通る一部区間には、名古屋城外堀跡に生息するヒメボタルの生態系保護のため、通常の街灯ではなくプリズムランプが設置されている[3]。
要目
- 起点 : 愛知県名古屋市東区東片端町
- 終点 : 愛知県名古屋市東区東片端町
- 距離 : 10.3km
- ランプ : 8箇所(入口および出口とも4箇所ずつ)
- 分岐 : 6箇所
- 車線 : 3車線~4車線
- 法定速度:直線部60km/h、曲線部50km/h
接続する高速道路
- 名古屋高速1号楠線(東片端ジャンクション (JCT) で接続)
- 名古屋高速2号東山線(丸田町JCTで接続)
- 名古屋高速3号大高線(鶴舞南JCTで接続)
- 名古屋高速4号東海線(山王JCTで接続)
- 名古屋高速5号万場線(新洲崎JCTで接続)
- 名古屋高速6号清須線(明道町JCTで接続)
出入口など
出入口番号 | 施設名 | 接続路線名 | 起点から (km) |
備考 |
---|---|---|---|---|
↓(R)都心環状線↓ | ||||
- | 東片端JCT | (1)楠線 | ||
R01 | 東新町出口 | 名古屋市道堀田高岳線(空港線) | 事実上、1号楠線の出口でもある。 | |
R02 | 東新町入口 | |||
- | 丸田町JCT | (2)東山線 東名・高針方面 | テンプレート:要出典範囲 | |
- | 鶴舞南JCT | (3)大高線 | ||
R03 | 東別院出口 | 前津通 | ||
R04 | 東別院入口 | 名古屋市道山王線(山王通) | ||
- | 山王JCT | (4)東海線 | ||
- | 新洲崎JCT | (5)万場線 | ||
R05 | 錦橋出口 | 錦通 | ||
R06 | 名駅入口 | 錦通 | ||
- | 明道町JCT | (6)清須線 | ||
R07 | 丸の内出口 | 国道22号(伏見通) | ||
R08 | 丸の内入口 | 国道22号(伏見通) | ||
- | 東片端JCT | (1)楠線 | ||
↓(R)都心環状線↓ |
歴史
- 1985年5月7日 : 東新町出入口 - 東別院出入口間の供用を開始し、鶴舞南JCTで3号大高線に接続する。
- 1987年8月31日 : 新洲崎JCT - 名駅出口(現在の錦橋出口)間の供用を開始し、新洲崎JCTで5号万場線に接続する。
- 1988年4月26日 : 東別院出入口 - 新洲崎JCT間の供用を開始する。
- 1994年9月12日 : 名駅入口 - 丸の内出口間の供用を開始するとともに、名駅出口を錦橋出口に改称する。
- 1995年9月19日 : 丸の内出口 - 東新町出入口間の供用を開始し、全線の供用を開始する。東片端JCTで1号楠線に接続する。
- 1999年11月11日 : 丸の内入口を設置する。
- 2007年8月6日 : 山王カーブ(山王JCT)の拡幅が完成する。
- 2007年12月9日 : 明道町JCTで6号清須線に接続する。
- 2010年9月4日 : 山王JCTで4号東海線に接続する。
交通量
平日24時間交通量(平成17年度道路交通センサス)
- 愛知県名古屋市中村区名駅南1丁目 : 53,464
- 愛知県名古屋市中区丸の内2丁目 : 46,184
- 愛知県名古屋市中区千代田4丁目 : 58,131
脚注
- ↑ 首都高速道路都心環状線、阪神高速道路1号環状線および福岡都市高速道路環状線。
- ↑ 路線名・整備計画図 - 名古屋高速道路公社
- ↑ テンプレート:PDFlink(『道路環境影響評価の技術手法 「13.動物、植物、生態系」の環境保全措置に関する事例集』(事例No.5 名古屋市道の項) - 国土交通省 国土技術政策総合研究所(国総研資料第721号、2013年3月刊行、同年5月31日閲覧)