ふかわりょう
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テンプレート:Infobox お笑い芸人 ふかわ りょう(本名:府川 亮(読み同じ)、1974年8月19日 - )は、日本のお笑いタレント、俳優、エッセイスト。ROCKETMAN(ロケットマン)名義でクラブDJ、ミュージシャン、プロデューサーとしても活動している。
神奈川県横浜市港北区出身。ワタナベエンターテインメント所属。従兄に漫画家の原哲夫がいる。
目次
経歴
- 國學院高校時代から芸人を志望しており、1994年にデビュー。当初は、長髪に白いヘアーバンドをトレードマークにした高学歴芸人として「小心者克服講座」「アルトリコーダーの組み立て方」「ピーターパンの血豆占い」等に見られるシュールな一言ネタ、自虐的な笑いで「シュールの貴公子」と称された。「小心者克服講座」ではBGM (DONNA McGHEE『MR.BLINDMAN』) にのせて、腰に手を当てて横揺れしながら「お前ん家の階段、急だな」「お前ん家、天井低くない?」「消しゴムの角使ったぐらいで怒るなよ」「お前何年耳鼻科通ってんだよ?」等、相手にちょっとしたダメージを与えるあるあるネタを発するというスタイルで人気を博した。
- しかし、バラエティー番組出演の機会が増えるに連れ、当初のイメージとは裏腹に、いわゆる「リアクション系」「いじられ系」のキャラクターが次第に色濃くなっていき、持ちネタも共演者から「すべり芸」扱いされたり、「貴公子」というキャッチフレーズもいつの間にか「ポスト出川哲朗」という異名へと変貌してしまった。
- すべり芸用の持ちギャグに「ティン!!」「コラー!」「カチーン」「シュワシュワ」「ニー」「ター!」などがある。
- 『5時に夢中!』では、余計な発言をして女性出演陣に突っ込まれる。
髪型
- デビュー当初は上記の通り、長髪にヘアーバンドをしていたが、後に額と耳を覆い隠すマッシュルームカットになる。当時は、共演者からしばしば「ヘルメットを取れ」と弄られ、『内村プロデュース』(テレビ朝日系、以下『内P』)収録後の打ち上げの飲み会で「かまくら一番!」と命名されてからは、「かまくらカット」として定着していった(たまに「りょうパン」という愛称でも呼ばれていた)。また、『爆笑問題のバク天!』では、「茸」と弄られ、『クロノス』に出演した時は、ペアを組んだ岩佐真悠子から「ふかメット」と呼ばれていた。
- 『世界の果てまでイッテQ!』(2009年10月4日放送)の企画『世界の床屋さんでおまかせで頼むとどうなるの!?』でトルコの理髪店にてお任せで散髪し、短髪になった。その後、『イッテQ』(2010年10月10日放送)の企画『世界の床屋さんでおまかせパーマ』で、ベトナムにてパーマをかけてもらった。
- 2012年4月に『5時に夢中!』の新MCとなってからは、スーツに合わせて、ストレートの長髪で真ん中か横分けのヘアスタイルになっている。
音楽活動
音楽活動を行う際は「ROCKETMAN」(ロケットマン)を名乗っている[1]。
鼓笛隊の中太鼓を経て、慶應義塾大学ラテンアメリカ研究会(南米音楽サークル)に所属。
1998年に小西康陽(元ピチカート・ファイヴ)とユニットROCKETMANを結成。2000年よりROCKETMANはふかわのソロユニットに移行した。
2008年にはプロデュース業にも進出。アイドルユニット・COSMETICSにプロデューサーとして携った[2]。
2010年4月、配信限定シングル「dancemusic」がiTunes Storeのダンスチャートにて1位を獲得し[3]、程なくiTunes Store全体の総合チャート1位を獲得した[4]。同曲は1週間にわたって総合チャート1位を記録した[5]。
2010年8月にはソロユニット移行10周年を記念したベスト盤「thank you for the music!」を発表。従兄である原が裏ジャケットのイラストを担当した[6]。
2013年7月、「Ryo Fukawa」名義でアルバム『Life Is Music』をリリースした[7]。
人物
- 『内村プロデュース DVD』特典映像のインタビューで内村は「(内Pは)ふかわが重要なポイント、皆の「当てどこ・クッション」になることで番組が成立している」と語り、対談相手だった高須光聖からは「ダウンタウンと山崎邦正みたいな関係だね」と評している。また、次長課長の河本準一は内Pに初出演した際の本番中ふかわに「内P見ていて、ふかわはつまんねぇと思ってたけど、あなた天才です」と語ったという[8]。
- 『ライオンのごきげんよう』(フジテレビ系、2007年11月8日放送)において、「自分は『mixi』には参加しておらず、偽物が自分になりすましてコミュニティを形成している。」と発言した。自身のブログでも注意を呼びかけている[9]。
- 『オールスター感謝祭'99 超豪華!クイズ決定版 この春お待たせ特大号』では第6ピリオドでバスの中で25万円獲得した。
- 趣味はアイスランド旅行、映画鑑賞、音楽鑑賞、温泉。特技は、ピアノ。
出演
テレビ・ラジオ
- 5時に夢中!(TOKYO MX、2012年4月 - )※司会。
- きらクラ!(NHK FM、2012年4月 - )
- ROCKETMAN SHOW(J-WAVE、2006年4月‐ )※ROCKETMAN名義。
- 王様のブランチ(TBS系)※姫様のコーナーに不定期に出演。趣味であるサービスエリアめぐりで得た知識を披露している。
- ひるおび!(TBS系)
- モヤモヤさまぁ〜ず2(テレビ東京)※つぶやきシローと番組限定ユニット「水増ししろぉ〜ず」を組み出演。
- アソビラボ(日本テレビ系、2013年10月 - )※アソビラボ所長、ふかわ博士。
DJ
- 三宿・WEB「ROCKETMAN DELUXE」(第3金曜日)※ROCKETMAN名義
過去の出演番組
テレビ
バラエティー番組
- 笑っていいとも!(フジテレビ系、1997年10月 - 2001年3月)※木曜日→水曜日レギュラー
- 特捜!芸能ポリスくん(TBS系)
- 前略ヒロミ様(フジテレビ系)※レギュラー
- 進め!電波少年、進ぬ!電波少年(日本テレビ系)※「無敵のセールスマン」コーナー
- 内村プロデュース(テレビ朝日系)
- 歌スタ!!(日本テレビ系、 ロケットマン名義で出演)※不定期
- 金曜アニメ館(NHK BS2)※レギュラー・司会
- いきなり!黄金伝説。(テレビ朝日系)※レギュラー
- 爆笑問題のバク天!(TBS系)
- 来来圏(フジテレビ系)※レギュラー
- 少年サトル(フジテレビ系)※レギュラー
- 超人サトル(フジテレビ系)※レギュラー
- ザ・クイズマンショー(テレビ朝日系)
- 専門チャンネル 専テレgo!go!(日本テレビ)※レギュラーコメンテーター
- エムエム(MUSIC MACHINE)(MUSIC ON! TV、土・日曜)
- テンパイ!!(テレビ東京)※レギュラー・司会
- サカスさん(TBS系)※水曜コメンテーター
- 年忘れ青春アドベンチャー(NHK-FM、2009年)※寅役
- Channel a(tvk他、全国31局)※5代目MC
- はなまるマーケット(TBS系)※2010年5月4日放送「とくまる」の高速道路グルメ特集で「サービスエリアの達人」として出演。
- 太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。(日本テレビ系)※準レギュラー
- 音楽ば〜か(テレビ東京系)
- スタイルプラス(東海テレビ)※不定期出演
- 週刊オリラジ経済白書(日本テレビ系)
- ぷれサタ!(東海テレビ)※準レギュラー
- 大!天才てれびくん(NHK教育、2011年4月 - 2014年3月)※準レギュラー
ドラマ
- 太陽がいっぱい(フジテレビ系、1998年)
- 先生知らないの?(TBS系、1998年)
- 海まで5分(TBS系、1998年)
- はなまるマーケット殺人事件(TBS系、2000年)
- 金田一少年の事件簿(日本テレビ系、2001年)
- 恋は戦い!(テレビ朝日系、2003年)
- 動物のお医者さん(テレビ朝日系、2003年)
- 特命係長・只野仁スペシャル(テレビ朝日系、2004年)
- 天てれドラマ(NHK教育、2005年)
- FNS25時間テレビ・THE WAVE!(フジテレビ系、2005年)
- 名探偵コナン 工藤新一への挑戦〜さよならまでのプロローグ〜(日本テレビ系、2006年)
- 金曜プレステージ ひみつな奥さん2 京都・祇園の巻(フジテレビ系、2007年)
- ドラマ24・コスプレ幽霊 紅蓮女(テレビ東京系、2008年1月)
- ケータイ捜査官7(テレビ東京系、2009年1月)
映画
劇場アニメ
- クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ(2004年)※NO PLANのゲスト
ラジオ
- 土曜の夜はケータイ短歌(NHKラジオ第1)
- DEEPER STREET「ハートに火をつけて」(TOKYO FM系)
- ラジオ黄金時代「ハートに火をつけて」(TOKYO FM系)
- SUPER STAR QR(文化放送)
- FMシアター「質屋」(2002年1月26日、NHK-FM・高松放送局制作)
CM
ミュージックビデオ
- スネオヘアー『over the river』出演
ディスコグラフィ
CD
- 「ふかわりょう」「Ryo Fukawa」名義
- レゲエの鬼太郎 (ソニー・ミュージックエンタテインメント、1997年6月21日)
- Life Is Music(テノヒラレコード、2013年7月24日)
- 「ROCKETMAN」・「ロケットマン」名義
- フライング・ロケットマン(日本コロムビア、1998年11月21日)
- ロケットマン・デラックス(日本コロムビア、2000年5月20日)
- 『ピーナッツ』オリジナル・サウンドトラック(レントラックエンタテイメント、2006年1月25日 ※梅堀淳とのダブルクレジット)
- 愛と海と音楽と(コロムビアミュージックエンタテインメント、2006年8月2日)
- THE SOUND OF MUSIQUE(コロムビアミュージックエンタテインメント、2007年5月9日)
- LifegoesON 2.0(ビクターエンタテインメント、2009年11月4日(配信限定シングル))
- dancemusic(ビクターエンタテインメント、2010年4月7日(配信限定シングル))
- LOVE IS ALL II〜これからはじまるstory〜(ビクターエンタテインメント、2010年7月7日(配信限定アルバム)※「ROCKETMAN feat. COSMETICS」名義)
- thank you for the music!(ビクターエンタテインメント、2010年8月4日)
- HAPPY END OF THE WORLD(ビクターエンタテインメント、2010年10月27日(配信限定シングル))
- LOVE DISCO(ビクターエンタテインメント、2011年7月21日(配信限定シングル)※「ROCKETMAN feat. トリンドル玲奈」名義)
- それでも僕たちは生きてゆく(ビクターエンタテインメント、2011年10月12日(配信限定シングル)※「ROCKETMAN feat. 川嶋あい」名義)
- とんだハッタリボーイ(ビクターエンタテインメント、2011年11月9日(配信限定シングル)※「ROCKETMAN feat. 初音ミク」名義)
- 『初音ミク DANCE REMIX Vol.1』にボーナストラックとして収録。
DVD
- アーガイルの憂鬱 (アスミック) 2009年11月
著書
- ミツバ学園中等部 入学案内 (扶桑社) 1998年9月発行 ISBN 4594025528
- 休んだ日に席がえ?! (扶桑社) 1999年11月発行 ISBN 4594028047
- ひとんちで充電すんなよ!! (扶桑社) 2001年3月発行 ISBN 4594030912
- 小野妹子は男?! (扶桑社) 2002年7月発行 ISBN 4594036090
- ムーンライト・セレナーデ (メディアファクトリー) 2002年8月発行 ISBN 4840106274
- カフェオレ・スマイル (メディアファクトリー) 2003年7月発行 ISBN 4840108277
- ヴァイブレーション! フルエル心ノケータイ短歌 (ふかわりょう・加藤千恵編、マーブルトロン) 2003年10月発行 ISBN 4123900550
- DSJ -消える町- (宝島社) 2007年5月発行 ISBN 479665805X
- 無駄な哲学 (ゴマブックス) 2007年5月発行 ISBN 4777106365
- ジャパニーズ・スタンダード 試験にでない大切なこと (ベストセラーズ) 2008年7月発行 ISBN 978-4-584-13090-2(4-584-13090-6)
- フニオチ手帳 (ポプラ社) 2010年4月発行 ISBN 978-4-591-11746-0
- 風とマシュマロの国 (幻戯書房) 2012年3月発行 ISBN 4901998919
脚注
外部リンク
- ワタナベエンターテインメント 公式プロフィール
- Happy Note(ふかわりょう公式サイト)
- テンプレート:Twitter
- ふかわりょう「move〜世界を動かすのは僕たちだ〜」Powered by Ameba
- ふかわりょうBLOG
- YOMIURI ONLINE @CARS 『愛車物語』よりふかわの記事
- move〜世界を動かすのは僕たちだ〜(アメーバブログ)
- 5時に夢中出演者プロフィール ふかわりょう(東京メトロポリタンテレビジョン)
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- ↑ ROCKETMAN、原哲夫と奇跡の従兄弟コラボ - ナタリー(2010年8月9日閲覧)
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- ↑ 『内村プロデュース DVD』特典映像の内村の証言より
- ↑ ふかわりょう BLOG: 第219回 2006年05月07日「偽ふかわにご用心」