上新庄駅
テンプレート:ルビは、大阪府大阪市東淀川区上新庄二丁目にある、阪急電鉄京都本線の駅。
駅構造
相対式2面2線のホームを有する高架駅。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。
改札口は北口と南口の2か所にあるが、国道479号(内環状線)を挟んで大きく離れている。南口に『上新庄阪急ビル』という駅ビルを併設している。
バリアフリーの一環として、北口には改札口と各ホームを連絡するエレベーターが、南口にはエスカレーターが設置されているが、後者は下りホーム(淡路・梅田・天下茶屋方面)側のみに設けられている。
開業当初は地上駅だったが、1975年(昭和50年)に京都(河原町)寄りにホームを移動し、高架化された。これは、国道479号(当時は「大阪市道新庄大和川線」)との交点にあった島頭踏切が、当時阪急線内で最も自動車交通量が多い踏切であったためで、高架化により渋滞の発生防止に大きく寄与した。
のりば
長らくのりば番号が設定されていなかったが、2007年(平成19年)3月17日のダイヤ改正に伴い割り当てられた。
1 | テンプレート:Color京都本線(上り) | 京都(河原町)・烏丸・桂・高槻市・嵐山方面 |
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2 | テンプレート:Color京都本線(下り) | 大阪(梅田)・天下茶屋・北千里・神戸・宝塚方面 |
利用状況
2011年(平成23年)度の1日平均の乗降客数は50,738人で[1]、阪急電鉄全体では第12位。
東淀川区内の各駅でも中心的な存在で、2004年(平成16年)時点では阪急の普通列車のみが停車する駅としては最も利用者数が多かった。
2007年(平成19年)3月17日のダイヤ改正では準急、2010年(平成22年)3月14日の改正では快速も当駅に停車するようになり、利便性がより向上している。
各年度の1日平均乗車・乗降人員数は下表のとおり。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
1日平均 乗車人員 |
出典 |
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1995年 | 57,313 | 28,635 | [2] |
1996年 | 63,086 | 31,412 | [3] |
1997年 | 64,825 | 31,954 | [4] |
1998年 | 62,972 | 30,827 | [5] |
1999年 | - | - | |
2000年 | 61,144 | 30,636 | [6] |
2001年 | 61,432 | 30,642 | [7] |
2002年 | 61,603 | 30,459 | [8] |
2003年 | 59,166 | 29,334 | [9] |
2004年 | 55,559 | 26,434 | [10] |
2005年 | 57,098 | 28,291 | [11] |
2006年 | 55,982 | 27,496 | [12] |
2007年 | 52,739 | 26,023 | [13] |
2008年 | 52,502 | 25,861 | [14] |
2009年 | 50,217 | 24,429 | [15] |
2010年 | 49,736 | 24,101 | [16] |
2011年 | 50,738 | 24,503 | [17] |
駅周辺
北口は閑静な住宅街に面しているが、南口の南東側はスクランブル交差点を擁する小規模な繁華街となっており、多様な飲食店などが集積している。
線路は駅南側で緩やかなカーブを描いており、その直上を東海道新幹線の高架が通っている。
- 東淀川区役所
- 東淀川警察署
- 東淀川郵便局
- 東淀川上新庄郵便局
- 関西大学北陽中学校・高等学校(旧・北陽高等学校)
- 大阪市立新庄小学校
- 北大阪朝鮮初中級学校
- 大阪経済大学(大隅キャンパス)
- りそな銀行 上新庄支店
- 池田泉州銀行 上新庄支店(テンプレート:Color旧・池田銀行店舗)
- グルメシティ
- 関西スーパー
- コナミスポーツクラブ
- 瑞光寺 - 境内に紀伊国太地の漁師が豊漁の礼に贈った鯨の骨で造ったといわれる雪鯨橋がある。
- 瑞光四丁目駅(大阪市営地下鉄今里筋線) - 徒歩15分程度、大阪経済大学の至近にある。計画段階では上新庄を起点としていた。
- 国道479号(内環状線)
バス路線
南口に面する道路沿いに「上新庄駅前」停留所、北口付近を走る国道479号(内環状線)沿いに「上新庄駅北口」停留所があり、大阪市営バスと京阪バスが発着している。
大阪市営バスの「上新庄駅前」停留所は、1998年(平成10年)10月の調査結果で1日の乗車人員(平日)が3,328人を記録し、全停留所中10位であった。
上新庄駅前
上新庄駅北口
- 大阪市営バス(同上)
- 京阪バス(寝屋川営業所)
歴史
- 1928年(昭和3年)1月16日 - 新京阪鉄道淡路駅 - 高槻町(現・高槻市)駅間延伸と同時に開業。
- 1930年(昭和5年)9月15日 - 会社合併により京阪電気鉄道新京阪線の駅となる。
- 1943年(昭和18年)10月1日 - 会社合併により京阪神急行電鉄(現在の阪急電鉄)の駅となる。
- 1949年(昭和24年)12月1日 - 新京阪線が京都本線に改称され、当駅もその所属となる。
- 1975年(昭和50年) - 高架化。
- 2007年(平成19年)3月17日 - ダイヤ改正で新設された準急の停車駅となる。これに合わせて、各ホームにLED式発車案内機を設置(下りホームは反転式から更新)、エレベーター前の接近案内機も行灯式からLED式に更新。
- 2010年(平成22年)3月14日 - ダイヤ改正で新設された快速の停車駅となる。
なお新京阪時代には、当駅から南進して大阪環状線の桜ノ宮駅を経由し、梅田駅(大阪駅)に至る路線が計画されていた。京阪梅田線を参照。
隣の駅
- 阪急電鉄
- テンプレート:Color京都本線
- テンプレート:Color快速特急・テンプレート:Color直通特急・テンプレート:Color特急・テンプレート:Color通勤特急・テンプレート:Color快速急行
- 通過
- テンプレート:Color快速・テンプレート:Color準急
- テンプレート:Color普通
- 淡路駅 (HK-63) - 上新庄駅 (HK-64) - 相川駅 (HK-65)
- テンプレート:Color快速特急・テンプレート:Color直通特急・テンプレート:Color特急・テンプレート:Color通勤特急・テンプレート:Color快速急行