関西空港駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
関西空港駅(かんさいくうこうえき)は、大阪府泉南郡田尻町泉州空港中にある、南海電気鉄道・西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅である。
駅ホームの北半分は大阪府泉佐野市泉州空港北にもまたがっている。
目次
概要
関西の空の玄関口の関西国際空港として、鉄道ターミナル駅の機能をもっており、第1回近畿の駅百選に選定されている。
南海電気鉄道の空港線と、JR西日本の関西空港線が乗り入れ、ともに当駅を終着駅としている。南海の駅には駅番号としてNK32が付与されている。
交通系ICカードは南海・JRともにPiTaPaとICOCAの他、その他の交通系ICカード全国相互利用サービス対応のカードも利用できる。
駅構造
南海・JRともに、島式ホーム1面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を有する。引上線が2線ある。のりばの番号は両社で通しになっており、南海は1・2番線、JRは3・4番のりばを使用している。しかし、2階にある改札口およびコンコースは両社で完全に分けられている。駅舎は関西空港ターミナルビルおよびエアロプラザとペデストリアンデッキで直結している。
JRの駅は駅長が配置された直営駅であり、管理駅として東佐野駅・熊取駅・日根野駅・りんくうタウン駅の4駅を管轄している。トイレは設置されている。
管轄 | ホーム | 路線 | 行先 | 発着列車 |
---|---|---|---|---|
南海電鉄 | 1・2 | テンプレート:Color空港線 | なんば・和歌山市(泉佐野乗り換え)方面 | 特急ラピート(主に1番線を使用) 空港急行・普通 |
JR西日本 | 3 | テンプレート:Color関西空港線 | 天王寺・大阪・和歌山(日根野乗り換え)方面 | 関空快速・直通快速・シャトル |
4 | 天王寺・新大阪・京都方面 | 関空特急はるか・関空快速 |
利用状況
近年の一日平均乗車・乗降人員推移は以下の通りである。
年度 | 南海電気鉄道 | 西日本旅客鉄道 | 出典 | ||
---|---|---|---|---|---|
乗降人員 | 乗車人員 | 順位(全駅) | 乗車人員 | ||
1997年(平成 9年) | 21,331 | 10,209 | - | 12,228 | [3] |
1998年(平成10年) | 19,925 | 9,600 | - | 11,522 | [4] |
1999年(平成11年) | 19,152 | 9,225 | - | 11,168 | [5] |
2000年(平成12年) | 18,810 | 9,075 | - | 11,021 | [6] |
2001年(平成13年) | 18,285 | 8,835 | - | 10,458 | [7] |
2002年(平成14年) | 16,893 | 8,157 | - | 9,674 | [8] |
2003年(平成15年) | 15,301 | 7,303 | - | 8,289 | [9] |
2004年(平成16年) | 15,070 | 7,192 | 21位 | 8,696 | [10] |
2005年(平成17年) | 15,429 | 7,342 | - | 8,922 | [11] |
2006年(平成18年) | 16,075 | 7,699 | - | 9,163 | [12] |
2007年(平成19年) | 16,774 | 8,039 | - | 9,139 | [13] |
2008年(平成20年) | 16,223 | 7,830 | - | 8,574 | [14] |
2009年(平成21年) | 15,305 | 7,283 | - | 7,753 | [15] |
2010年(平成22年) | 15,165 | 8,076 | - | 7,694 | [16] |
2011年(平成23年) | 15,165 | 7,276 | 20位 | 7,578 | [17] |
2012年(平成24年) | 17,936 | 8,628 | 17位 | 8,524 | [1] |
駅周辺
路線バス
国際貨物地区線
- 1系統:空港駅 - 貨物合同庁舎前 - 給油地区
- 特1系統:空港駅 - 貨物合同庁舎前
- 2系統:空港駅→貨物合同庁舎前→空港駅(循環)
- 2-1系統:空港駅 - 国際貨物上屋G棟前(フェデックス前) - 給油地区
- 2-2系統:空港駅→国際貨物地区→国際貨物上屋G棟前(フェデックス前)→空港駅
- 2-0系統:国際貨物上屋G棟前(フェデックス前)→国際貨物地区→空港駅
- 3系統:空港駅 - 給油地区(直行)
国内貨物地区線
- 4系統:旅客ターミナル(関西空港第1ターミナル)→関空展望ホール→国内貨物代理店ビル前→旅客ターミナル(循環)
- 番号なし:旅客ターミナル(関西空港第1ターミナル) - 関空展望ホール
ポートターミナル線
- 5系統:旅客ターミナル(関西空港第1ターミナル) - ポートターミナル
- 特5系統:ポートターミナル→第1ターミナル→第2ターミナル
第2旅客ターミナル線
- 7系統:第1ターミナル・エアロプラザ - 第2ターミナルビル
歴史
- 1994年(平成6年)
- 2003年(平成15年)11月1日 - JR西日本でICカード「ICOCA」供用開始[18]。
- 2006年(平成18年)7月1日 - 南海線でICカード「PiTaPa」供用開始。
その他
- JR線ホームでは、「はるか」発着時に接近メロディ・発車メロディが流れ、それ以外の電車の発着時はシンセサイザー音(北陸線主要駅では到着合図として使われている。)による合図が行われる。一方、南海線のホームでは、発着時にブザー音が鳴るようになっている。
- 南海線のホームにもJR様式の出発反応標識などの設備が多くみられる。また、駅自動放送については、両社ともJR様式に準じ、語尾が「です」「します」などとなっている(南海の他の駅では語尾に「ございます」「致します」などを用いる)。
- 南海線は駅名標や案内サイン看板などに、簡体字やハングルを併記しているものが多く存在する。
- 南海線では、自社株主に配布される株主優待電車乗車証(全線定期券を含む)は利用できないことになっている。
- 開業当初は大晦日から元日にかけて南海・JRとも終夜運転を行っていたが、数年で終了し、現在は行われていない。
隣の駅
- 南海電気鉄道
- テンプレート:Color空港線
- テンプレート:Color特急「ラピート」始発・終着駅
- テンプレート:Color空港急行・テンプレート:Color普通
- りんくうタウン駅 (NK31) - 関西空港駅 (NK32)
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color関西空港線
- 特急「はるか」始発駅
- テンプレート:Color関空快速・テンプレート:Color直通快速・テンプレート:Colorシャトル(普通)
- りんくうタウン駅 - 関西空港駅
脚注
関連項目
外部リンク
- 関西空港駅 | 南海電鉄 - 南海電気鉄道
- テンプレート:外部リンク/JR西日本駅
テンプレート:Navbox テンプレート:Navbox テンプレート:近畿の駅百選
- ↑ 1.0 1.1 1.2 テンプレート:PDFlink
- ↑ 。南海線・乗降人員南海アド(2013年10月)
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ 「ICOCA」いよいよデビュー! 〜 平成15年11月1日(土)よりサービス開始いたします 〜(インターネット・アーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年8月30日