国道134号
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テンプレート:Pathnav テンプレート:Infobox road 国道134号(こくどう134ごう)は、神奈川県横須賀市から同県中郡大磯町に至る一般国道である。
目次
概要
- 茅ヶ崎市浜須賀交差点(神奈川県道30号戸塚茅ヶ崎線交点) - 中郡大磯町長者町交差点間は箱根駅伝のコースとして有名。
- 湘南の海岸線に沿って走るという道路の特性ゆえ、また鎌倉市などでは内陸部の道路整備が不十分なこともあって、夏の休日には激しい渋滞が発生することがある。
- かつては、有料区間(日本道路公団管理の湘南道路)があり、七里ガ浜海岸駐車場は、湘南道路(鎌倉区間)の料金所を駐車場に転用したもの。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および経過地は次のとおり。
- 起点 : 横須賀市(救急医療センター前交差点=国道16号交点)
- 終点 : 神奈川県中郡大磯町(大磯駅入口交差点=国道1号交点)
- 重要な経過地 : 三浦市、横須賀市、逗子市、鎌倉市、藤沢市(鵠沼海岸一丁目)、茅ケ崎市(東海岸南一丁目)、平塚市(袖ケ浜)
- 路線延長 : 60.5 km(実延長60.5 km、現道60.4 km)[2][注釈 2]
- 指定区間 : なし[3]
歴史
- 1920年(大正9年)4月1日 - 鎌倉三崎線(鎌倉郡鎌倉町-三浦郡三崎町三崎港)および片瀬鎌倉線(鎌倉郡川口村-鎌倉郡鎌倉町)を県道認定する[4]。
- 1930年(昭和5年)3月 - 失業救済対策の一部として、神奈川県土木部が「湘南海岸道路(鎌倉郡川口村片瀬龍口寺-中郡大磯町)」の敷設計画に着手する。
- 1931年(昭和6年)4月7日 - 片瀬大磯線(鎌倉郡川口村片瀬-中郡大磯町)を県道認定する。
- 1931年(昭和6年)6月 - 「湘南海岸道路(県道片瀬大磯線)」工事起工式を開く。5か年計画として、神奈川県が施工。
- 1935年(昭和10年)7月27日 - 「湘南海岸道路」(相模川の湘南大橋を除く区間)が開通。
- 1936年(昭和11年)9月25日 - 神奈川県道26号(鎌倉郡鎌倉町ヨリ中郡大磯町ニ達スル道路)に指定する[5]。
- 1936年(昭和11年)10月23日 - 湘南大橋が落成。
- 1938年(昭和13年)1月 - 「湘南海岸道路」に水銀灯を設置する。
- 1953年(昭和28年)2月10日 - 旧道路法に基づき認定していた県道鎌倉三崎線、県道片瀬鎌倉線および県道片瀬大磯線を引継ぎ、それぞれ第31号、第41号および第128号として道路法に基づき県道認定する[6]。
- 1953年(昭和28年)5月18日 - 県道鎌倉三崎線、県道片瀬鎌倉線および県道片瀬大磯線を、二級国道134号横須賀大磯線(横須賀市-中郡大磯町)として指定施行[7]。
- 1956年(昭和31年)7月1日 - 湘南道路(有料区間)の料金徴収を開始。
- 1960年(昭和35年)11月22日 - 在日米海軍辻堂演習場跡地の海岸沿い部分(浜見山交番前-浜須賀)が完成。
- 1965年(昭和40年)4月1日 - 一般国道134号として指定施行として指定施行[8]。
- 1975年(昭和50年)3月1日 - 湘南道路鎌倉区間を無料開放。
- 1986年(昭和61年)7月1日 - 湘南道路逗子区間を無料開放。
- 2010年(平成22年)3月28日 - 慢性的な渋滞の解消を図るため、湘南大橋の4車線化が完了、供用開始。湘南大橋には同年4月より5年間、神奈川県による命名権売却に応じた工具卸売業トラスコ中山により、「トラスコ湘南大橋」との愛称が付けられる。
- 2011年(平成23年) ‐ 慢性的に渋滞している「トラスコ湘南大橋」から花水川橋までの区間を4車線化する事業が着手。2014年度に完成の見通し。これにより「江の島入口」から西湘バイパスの早川口までが4車線化され、渋滞が大幅に緩和されるものとみられる。
- 2012年(平成24年)10月17日 ‐ 前述の拡幅区間のうち、高浜台交差点付近(平塚市高浜台)から平塚駅南口入口交差点付近(平塚市袖ケ浜)までの0.9kmが4車線化供用開始。
- 2013年(平成25年)6月25日 ‐ 前述の拡幅区間のうち、平塚駅南口入口交差点付近(平塚市袖ヶ浜)から袖ヶ浜交差点付近(平塚市袖ヶ浜)までの0.5kmが4車線化併用開始。
地理
通過する自治体
交差する道路
- 国道16号(横須賀市・救急医療センター前交差点)
- 三浦縦貫道路(横須賀市)
- 逗葉新道(三浦郡葉山町)
- 国道467号(藤沢市・片瀬東浜交差点)
- 茅ヶ崎海岸IC - 新湘南バイパス(茅ヶ崎市)
- 国道129号、国道412号(平塚市・高浜台交差点)
- 国道1号(中郡大磯町・長者町交差点)
- 国道1号(中郡大磯町・大磯駅入口交差点)
- 大磯東IC - 西湘バイパス(中郡大磯町)
- 県道:県道208号、県道27号、県道210号、県道212号、県道214号、県道215号、県道26号、県道213号、県道217号、県道207号、県道311号、県道24号、県道21号、県道32号、県道304号、県道305号、県道308号、県道30号、県道310号、県道46号、県道608号、県道61号、県道62号、県道610号
ギャラリー
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葉山町と横須賀市の境界付近
- 国道134号 稲村ヶ崎周辺 Tx-re.jpg
稲村ケ崎近くから逗子方面を望む。(2011年8月17日撮影)
- 滑川交差点.jpg
滑川(なめりがわ)交差点(2004年10月17日撮影) - 神奈川県鎌倉市由比ガ浜4丁目に所在。神奈川県道21号の終点。画面手前が国道134号大磯方面、右奥が国道134号横須賀方面、左奥が県道21号横浜方面。
- Japanese National Route134 Kamakura.jpg
稲村ヶ崎(いなむらがさき)付近(2011年10月16日撮影) - 鎌倉方から三浦半島方面を望む。神奈川県鎌倉市。
- 片瀬東浜交差点.jpg
片瀬東浜(かたせひがしはま)交差点(2004年10月26日) - 神奈川県藤沢市片瀬海岸1丁目に所在。国道467号の終点。画面手前が国道467号大和方面、右方向が国道134号大磯方面、左方向が国道134号横須賀方面。正面の海は相模湾。
- Shonanohashi.jpg
湘南大橋 (2010年4月撮影) - 神奈川県平塚市千石河岸から須賀を望む。相模川および相模湾河口。2010年に4車線化。
- R134tougahara.jpg
唐ヶ原(とうがはら)交差点(2013年3月撮影) - 神奈川県平塚市唐ヶ原に所在。西湘バイパス(左奥直進)と国道1号方面(右奥右折)への分岐点。箱根駅伝中継所地点。
描かれた134号
楽曲のタイトル
- 「ROUTE134」(杉山清貴&オメガトライブ、1985年)
- 「ルート134」(鮎川麻弥、1986年)
- 「134号ストーリー」(村田和人、1989年)
- 「134」(Rickie-G、2007年)
- 「Route 134」(南佳孝、2008年)
歌詞中
- 「es.car」(YUI) - 2010年に発売されたアルバム『HOLIDAYS IN THE SUN』に収録されている。
- 「希望の轍」(サザンオールスターズ) - 同バンドの代表曲。歌詞に「エボシライン」というフレーズがあり、134号を指していると思われる。
- 「サヨナラセツナ」(THE KIDDIE) - 歌詞に“134号線は今夜も闇を切り裂いてはエンジンが唸る”というフレーズがある。
- 「オ・ネ・ガ・イ RADIO」(TUBE) - 1985年発表のアルバム『OFF SHORE DREAMIN'』に収録。歌詞に“Route 134”が2回出てくる。
- 「BEAUTIFUL DAY」(福山雅治) - 2006年に発売されたアルバム『5年モノ』に収録されている。
- 「イメージカラー」(鈴木愛理・矢島舞美(℃-ute)) - 2008年に発売されたアルバム『3rd〜LOVE エスカレーション!〜』に収録されている。歌詞に“高速を降りて134号”というフレーズがある。
脚注
注釈
出典
関連項目
- 日本の一般国道一覧
- 関東地方の道路一覧
- 神奈川県道片瀬大磯線
- 134 Recordings - TOY'S FACTORY内の湘南乃風専用レーベル。由来は国道134号。
- 江ノ島電鉄
外部リンク
- 開設当初の湘南道路(昭和11年) - みゆネットふじさわ(藤沢市教育委員会)
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