瑶子女王
テンプレート:Mboxテンプレート:基礎情報 皇族・貴族 テンプレート:日本の皇室 瑶子女王(ようこじょおう、1983年(昭和58年)10月25日 - )は、日本の皇族。寬仁親王と同妃信子の第二女子。身位は女王。皇室典範における敬称は殿下。お印は星(ほし)。勲等は勲二等。学位は学士(日本文化)(学習院女子大学・2006年)。
略歴
1983年(昭和58年)10月25日、寬仁親王と信子妃の第二子として誕生。
学習院初等科・女子中等科・女子高等科を経て、学習院女子大学国際文化交流学部日本文化学科卒業。
2003年(平成15年)10月25日に成年を迎え、皇族身位令により今上天皇から勲二等宝冠章(のちの宝冠牡丹章に相当)を受ける。同年から、宮中行事・祭祀に出席している。
初等科5年時から剣道を始め、大学時代は女子副主将も務めた。2005年(平成17年)3月フランス・ドイツへの第2回日欧交流関東学生剣道連盟親善使節団に参加し、また同年8月に開催された愛知万博での剣道のデモンストレーションにも参加した。2006年(平成18年)7月の全国家庭婦人剣道大会にも出席、観戦した。また、大学卒業後は、初等科剣道部でボランティアで剣道の指導も行なっている。平成20年4月現在で、段位は四段[1]。
2006年(平成18年)12月から2012年11月まで日本赤十字社青少年ボランティア課で嘱託ながら常勤で勤務しており、これは女性皇族として史上初のことである。2013年8月一般財団法人国際ユニヴァーサルデザイン協議会総裁就任、2014年1月社会福祉法人友愛十字会総裁就任。
一方で、父母がともに闘病中、姉・彬子女王が留学中で不在であった時期には、その分の公務も務めていた(現在も母は闘病中)。
系譜
瑶子女王 | 父: 寬仁親王 |
祖父: 崇仁親王(三笠宮) |
曾祖父: 大正天皇 |
曾祖母: 貞明皇后 | |||
祖母: 百合子 |
曾祖父: 高木正得 | ||
曾祖母: 高木邦子 | |||
母: 信子 |
祖父: 麻生太賀吉 |
曾祖父: 麻生太郎【先代】 | |
曾祖母: 麻生夏子 | |||
祖母: 麻生和子 |
曾祖父: 吉田茂 | ||
曾祖母: 吉田雪子 |
その他
官報等における正式な呼称は宮号を冠さず「瑶子女王」である。なお、一部に旧字体の「瑤子」を用いる向きもあるが、出生当時の官報告示では新字体で表記されている。
2013年8月29日付で、国際ユニヴァーサルデザイン協議会(IAUD)の新総裁に就任した[2]。
脚注
- ↑ 学習院剣道部公式サイトより、「剣道時代」2008年4月号インタビュー記事
- ↑ IAUD Newsletter vol.6 第10号(2013年9月号)発刊 - 国際ユニヴァーサルデザイン協議会