多可町
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多可町(たかちょう)は2005年11月1日に兵庫県多可郡の中町・加美町・八千代町の3町が合併して新設された町である。
兵庫県北播磨県民局に、区分されている。
役場を旧中町役場におき、旧加美町役場と旧八千代町役場をそれぞれ加美地域局・八千代地域局としており、地域自治区として中区、加美区、八千代区が設けられている。
目次
地理
多可町は、兵庫県のほぼ中央に位置する。
隣接する自治体
西脇市への通勤率は17.1%である(平成22年国勢調査)。
歴史
2005年11月1日 多可郡中町、加美町、八千代町が合併して誕生。
- 旧中町 : 1924年4月1日 町制施行
- 旧加美町 : 1955年1月1日 松井庄村と杉原谷村が合併し、加美村に、1960年1月1日町制施行
- 旧八千代町 : 1954年3月25日 野間谷村と加西郡大和村が合併し、八千代村に、1960年1月1日町制施行
行政
町議会
役所
- 多可町役場 - 多可郡多可町中区中村町123番地
- 加美地域局 - 多可郡多可町加美区豊部250番地
- 2010年5月に旧加美町役場から移転した。
- 八千代地域局 - 多可郡多可町八千代区中野間650番地
- 加美地域局 - 多可郡多可町加美区豊部250番地
地域
人口
平成22年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、4.91%減の23,110人であり、増減率は県下41市町中30位、49行政区域中38位。 テンプレート:人口統計
教育
養護学校・特別支援学校
小学校
- 多可町立中町北小学校
- 多可町立中町南小学校
- 多可町立松井小学校
- 多可町立杉原谷小学校
- 多可町立八千代北小学校
- 多可町立八千代南小学校
- 多可町立八千代西小学校
中学校
高等学校
交通
鉄道路線
路線バス
道路
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 千ヶ峰(笠形山千ヶ峰県立自然公園)
- 兵庫県立北播磨余暇村公園
- 杉原紙研究所
- 鍛冶屋線記念館
- ハーモニーパーク
- 道の駅R427かみ
- 松か井の水
- なか・やちよの森公園
- セントラルサーキット
- ホタルの里
- クラインガルテン(滞在型市民農園)
- マイスター工房八千代
- ふれっしゅあぐり館
- エコミール加美(青年の家)
- ラベンダーパーク多可
- 加美特産品開発センター
- 春蘭荘
- 東山古墳群
- 安海寺
- 鳳泉寺
- 瑞光寺
- 荒田神社
- 楊柳寺
- 青玉神社
- 岩座神の棚田
その他
- 播磨の奥座敷と呼ばれることもある。
- 酒米・山田錦の、発祥地である。
- 宮内庁御用達で知られる手すき和紙『杉原紙』の産地である。
- 「敬老の日」発祥の地として知られる。終戦間もない1947年(昭和22年)、当時の野間谷村の村長であった門脇政夫と助役の山本明が敬老精神の発揚を目的に「としよりの日」を提唱。やがて兵庫県レベルでの制定、「敬老の日」への改称を経て、1966年より国民の祝日に指定された。詳細は敬老の日を参照。
- 方言は播州弁である。アクセントは北部で垂井式アクセント、南部で京阪式アクセントが用いられる。また加美区・中区には敬意の「‐ちゃった」という特徴的な表現(中国方言、丹波方言、宍粟市、神河町などでも同様の表現が存在する)があり、「ちゃった弁」と呼ばれ親しまれている。
- かつてCMで知られたクワムラ食品の本社及び工場が中区にある。
- 2007年の県議会選挙では、西脇市黒田庄町(合併前の多可郡黒田庄町)も多可郡選挙区として扱われた。
- 尼崎市の非公認キャラクター・ちっちゃいおっさんの妻、「ちっちゃいおばはん」こと酒田みづえは多可町出身の設定である[1]。