安芸中野駅
安芸中野駅(あきなかのえき)は、広島県広島市安芸区中野二丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅である。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅。1番のりば側に駅舎があり、島式ホーム(2・3番のりば)へは跨線橋で連絡している。2002年10月4日までは、当駅折返しの列車が1日に数本設定されており、2番のりばを使用していた。
西条駅が管理し、ジェイアール西日本広島メンテックが駅業務を受託する業務委託駅である。ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。JRの特定都区市内制度における「広島市内」の駅である。
駅舎概要
- 平屋地平方式(但し南側には出口がない)
- 1975年(昭和50年)頃改築
駅舎コンコース内
- 改札口1箇所(自動改札機)
- のりこし精算機(ICOCA・オレンジカード対応)
- みどりの窓口
- 自動券売機旧型(傾形ボタン式)1台、新型(ICOCA対応)1台、みどりの券売機 1台
- ハートイン
- 待合所
- トイレ1箇所
以前、改札口に設置されていた幕式の発車案内は撤去された。一時は、撤去された場所に時刻表が掲示されているのみであったが、後にLED式の発車案内が設置され現在に至る。CTC連動の到着予告機は設置されていない。便所は男女共用の汲み取り式から男女別の水洗式に変わっているが、改札外からは利用できない。
また、バリアフリー工事を行い、エレベーターやスロープが設置された。
- Gate of Aki-Nakano Station.JPG
改札口
(自動改札機設置後)
(2011年10月17日) - 安芸中野駅改札口.JPG
改札口
(自動改札機設置前)
(2007年3月28日)
のりば
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color山陽本線 | 上り | 西条・三原方面 | |
2 | テンプレート:Color山陽本線 | 上り | 西条・三原方面[1] | ごく一部の列車のみ |
下り | 広島・岩国方面[2] | |||
3 | テンプレート:Color山陽本線 | 下り | 広島・岩国方面 |
上り本線は1番のりば、下り本線は3番のりば。上下共用の待避線(中線)である2番のりばは前述した通り、2002年10月4日まで当駅折返し電車が使用していた。その後暫く定期列車の使用はなかったが、2008年度以降は線路保守目的からか、上り下りともに一部の普通列車が使用している。
また午後以降翌朝まで工事臨時列車も停車・留置もする。
テンプレート:Reflist
駅周辺
- 県道274号瀬野船越線(安芸山陽道)
- 広島銀行ATM
- 国道2号
- 瀬野川病院
- 東広島バイパス中野IC
- 安芸区役所中野出張所(中野東駅とのほぼ中間地点)
- 安芸区スポーツセンター
- 広島中野郵便局
- ユアーズ瀬野川店
- タカキベーカリー本社工場
- カワダ瀬野川工場
- もみじ銀行瀬野川支店
- 広島信用金庫安芸中野支店
- 三戸歯科医院
- 中野第二公園
- 社会福祉法人慈楽福祉会ケアハウス安芸中野
- 広島児童文化専門学校
- 日本ウェルネススポーツ専門学校広島校
- JAアグリパーク川原地菜園
- 専念寺 - 1926年に当駅近くで発生した山陽本線特急列車脱線事故の慰霊碑がある。
- 放光学園幼年基礎教育研究所
- 広島県立瀬野川中学校
- 広島県立中野小学校
利用状況
- 以下の情報は、広島市統計書に基づいたデータである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
年度毎 総数 |
定期券 総数 |
普通券 総数 |
---|---|---|---|---|
1968年(昭和43年) | 1,257.4 | 917,917 | 751,516 | 166,401 |
1969年(昭和44年) | 1,262.9 | 921,914 | 714,558 | 207,356 |
1970年(昭和45年) | 1,352.7 | 987,466 | 744,874 | 242,592 |
1971年(昭和46年) | 1,506.6 | 1,102,840 | 804,736 | 298,104 |
1972年(昭和47年) | 1,687.9 | 1,232,140 | 858,028 | 374,112 |
1973年(昭和48年) | 2,010.3 | 1,467,494 | 1,010,174 | 457,320 |
1974年(昭和49年) | 2,297.9 | 1,677,470 | 1,165,790 | 511,680 |
1975年(昭和50年) | 2358.8 | 1,726,652 | 1,190,500 | 536,152 |
1976年(昭和51年) | 2,642.3 | 1,928,885 | 1,373,742 | 555,143 |
1977年(昭和52年) | 2,620.5 | 1,912,991 | 1,319,550 | 593,441 |
1978年(昭和53年) | 2,615.6 | 1,909,423 | 1,317,940 | 591,483 |
以上の1日平均乗車人員は、乗車数と降車数が同じであると仮定し、年度毎総数を365(閏年が関係する1971・1975年は366)で割った後で、さらに2で割った値を、小数点第二位で四捨五入。小数点一位の値にしたものである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1979年(昭和54年) | 2,760 |
1980年(昭和55年) | 2,897 |
1981年(昭和56年) | 2,990 |
1982年(昭和57年) | 3,035 |
1983年(昭和58年) | 3,275 |
1984年(昭和59年) | 3,576 |
1985年(昭和60年) | 3,873 |
1986年(昭和61年) | 3,965 |
1987年(昭和62年) | 4,191 |
1988年(昭和63年) | 4,444 |
1989年(平成元年) | 3,535 |
1990年(平成2年) | 3,316 |
1991年(平成3年) | 3,400 |
1992年(平成4年) | 3,408 |
1993年(平成5年) | 3,380 |
1994年(平成6年) | 3,380 |
1995年(平成7年) | 3,317 |
1996年(平成8年) | 3,322 |
1997年(平成9年) | 3,186 |
1998年(平成10年) | 3,086 |
1999年(平成11年) | 2,964 |
2000年(平成12年) | 2,907 |
2001年(平成13年) | 2,861 |
2002年(平成14年) | 2,847 |
2003年(平成15年) | 2,908 |
2004年(平成16年) | 2,976 |
2005年(平成17年) | 3,005 |
2006年(平成18年) | 3,023 |
2007年(平成19年) | 3,061 |
2008年(平成20年) | 3,028 |
2009年(平成21年) | 2,924 |
2010年(平成22年) | 2,915 |
2011年(平成23年) | 2,885 |
2012年(平成24年) | 2,917 |
- 乗車数グラフ
歴史
- 1917年(大正7年)7月13日 - 国有鉄道山陽本線の瀬野駅 - 海田市駅間に中野信号場として設置。
- 1920年(大正9年)8月15日 - 駅に昇格、安芸中野駅として開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1960年(昭和35年)6月1日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 2007年(平成19年)
- 2011年(平成23年)4月1日 - ジェイアール西日本広島メンテックによる業務委託駅となる。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color山陽本線
- テンプレート:Color快速「通勤ライナー」
- 通過
- テンプレート:Color普通
- テンプレート:Color快速「通勤ライナー」
関連項目
参考文献
- 各 広島市統計書