出雲三成駅
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出雲三成駅(いずもみなりえき)は、島根県仁多郡奥出雲町三成にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)木次線の駅。愛称は「大国主命」(おおくにぬしのみこと)。
駅構造
相対式2面2線のホームを持ち、列車交換設備を有する地上駅。かつてはもう1線あったが撤去された。駅舎は上りホーム側にあり、反対側の下りホームへは備後落合寄りの構内踏切で連絡している。
駅舎には国道314号沿いにあり、地元奥出雲町の物産販売所「仁多特産市」とコンビニエンスストアのポプラ仁多三成店(24時間営業)が併設されている。POS端末が設置された簡易委託駅であり、「仁多特産市」内の出札窓口にて乗車券類を売っている。当駅は木次鉄道部の管轄である。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color木次線 | 上り | 木次・宍道方面 |
2 | テンプレート:Color木次線 | 下り | 出雲横田・備後落合方面 |
駅周辺
利用状況
1日平均の乗車人員は125人である(2011年度)。2004年度は177人、1994年度は195人、1984年度は234人だった。近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999 | 158 |
2000 | 162 |
2001 | 162 |
2002 | 166 |
2003 | 165 |
2004 | 177 |
2005 | 160 |
2006 | 162 |
2007 | 150 |
2008 | 148 |
2009 | 142 |
2010 | 131 |
2011 | 125 |
歴史
- 1932年(昭和7年)12月18日 - 木次線が木次駅 - 出雲三成駅間で開業した際に、その終着駅として設置。
- 1934年(昭和9年)11月20日 - 木次線が当駅から八川駅まで延伸。途中駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
- 1990年(平成2年)3月10日 - 無人化[1]。実態は簡易委託開始までの間、日勤で社員が駐在し出改札を行っていた。
- 1990年(平成2年)6月1日 - 簡易委託化。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color木次線
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:木次線- ↑ 『JR気動車客車編成表』90年版 ジェー・アール・アール 1990年 ISBN 4-88283-111-2