乃木神社
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乃木神社(のぎじんじゃ)は、明治時代に活躍した軍人であり明治天皇の崩御の際に殉死した乃木希典を祀った神社。日本国内に複数の乃木神社がある。乃木の出身地の下関市や別邸のあった那須塩原市など、乃木ゆかりの地に多い。
乃木神社のある栃木県内に同じ読みの野木神社があるが、由来は全く異なる(野木神社は伝承によれば4世紀ごろ創立)。ただし、乃木希典は自身の姓と読みの同じ野木神社を特別な神社だと考え、数回参拝したほか奉納も行っているので、全く無関係というわけでもない。
- 乃木神社(栃木県那須塩原市) -- 日清戦争後に乃木が閑居した別邸の敷地内にある。旧社格は県社。
- 乃木神社(京都市伏見区) -- 明治天皇陵の麓にある。旧社格は府社。
- 乃木神社(山口県下関市) -- 下関市長府は乃木の郷里である。旧社格は県社。
- 乃木神社(東京都港区赤坂) -- 乃木夫妻が自刃した邸宅の隣地にある。旧社格は府社で、現在は神社本庁の別表神社。
- 沙沙貴神社(滋賀県近江八幡市安土町常楽寺) -- 乃木の祖、佐々木源氏の氏神。