掛澗駅

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テンプレート:駅情報 テンプレート:駅情報 掛澗駅(かかりまえき)は、北海道渡島総合振興局茅部郡森町砂原西3丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線(通称:砂原支線)のである。駅番号N65電報略号リマ

歴史

ファイル:Kakarima eki.jpg
1976年の掛澗駅と周囲約1km範囲。右が鹿部・大沼方面。渡島海岸鉄道の旧駅は当駅より海岸寄りに位置した。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、列車交換可能な交換駅となっている[3]。互いのホームは駅舎側ホーム中央部分と対向側ホーム中央部分を結んだ跨線橋で連絡している[3]。駅舎側(北側)ホームが上り線、対向側ホームが下り線となっている(番線表示なし)[3]。上下線共に安全側線を有する[3]。尚、1983年(昭和58年)4月時点では、対向側ホームの下り線は上下共用であった[4]。また、下り線大沼方と上下共用線森方とを結ぶ亘り線の変形的な中線を1線有していた[4]。この中線は1993年(平成5年)3月時点では撤去されていた[3]。転轍機の形状は上り線からの片開き分岐である[3]

森駅管理の無人駅となっている。駅舎は構内の北側に位置しホーム西側に接している[3]有人駅時代の駅舎は改築され、サイディング張りの小ぢんまりとした駅舎が建築されている[5]。駅舎とは別棟でトイレ棟を有する[5]。有人駅時代の駅舎は鹿部駅などと同形であった[4]。駅の標高は18.5mである[3]

渡島海岸鉄道

渡島海岸鉄道時代の掛澗駅は、現在の駅の北西[1]、掛澗漁港から国道278号に至る道路の交差点附近に位置した[6]。跡地は2003年(平成15年)時点では空地になっていた[6]

また、砂原線に転用されなかった線路跡は、2003年(平成15年)時点では国道278号に転用されていた[6]

駅名の由来

当駅の所在する地区名より。地区名はかつて「船かかりま」と言っていたのが「かかりま」に短縮され「掛澗」の字を当てた[7]テンプレート:Ambox

利用状況

  • 1981年度(昭和56年度)の1日乗降客数は59人[4]
  • 1992年度(平成4年度)の1日乗降客数は188人[3]

駅周辺

内浦湾の海岸に近い[3]

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
テンプレート:Color函館本線(砂原支線)
渡島砂原駅 (N66) - 掛澗駅 (N65) - 尾白内駅 (N64)

かつて存在した路線

渡島海岸鉄道
渡島海岸鉄道線
尾白内駅 - 尾白内学校裏停留所 - 押出停留所 - 掛澗駅 - 東掛澗停留所 - 度杭崎停留所 - 砂原駅

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

テンプレート:函館本線1
  1. 1.0 1.1 書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 1 北海道』(監修:今尾恵介新潮社2008年5月発行)14,27ページより。
  2. 座標:[[[:テンプレート:座標URL]]42_7_20.8_N_140_38_41.8_E_region:jp 北緯42度7分20.8秒東経140度38分41.8秒]
  3. 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 3.5 3.6 3.7 3.8 3.9 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)39ページより。
  4. 4.0 4.1 4.2 4.3 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)54ページより。
  5. 5.0 5.1 5.2 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社2008年8月発行)22ページより。
  6. 6.0 6.1 6.2 書籍『鉄道廃線跡を歩くX』(JTBパブリッシング2003年10月発行)49ページより。
  7. 書籍『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』(監修:太田幸夫、富士コンテム、2004年2月発行)31ページより。