脇田温泉

テンプレート:日本の温泉地 脇田温泉（わきたおんせん）は、福岡県宮若市（旧国筑前国）にある温泉・温泉地。「わいたおんせん」とも呼ばれる。

宗像地方でも、特に有名な温泉である。

アクセス

• 鉄道 : 山陽新幹線、鹿児島本線博多駅よりバスで約50分。
• バス : JR九州バス直方線 - 博多駅方面・直方駅方面

泉質

• 炭酸泉
  • 源泉温度28℃

温泉街

犬鳴峠の直前、犬鳴川沿いに旅館が6軒存在する。川沿いには遊歩道が存在する。

山間の静かなのんびりとした温泉地であり、歓楽的な要素はない。

共同浴場はかつて存在したが、現存はしていない（建物は残っている）。

歴史

開湯は奈良時代とされる。温泉が湧出する場所の意味から、最初は湧田（わくた）という地名であったが、転じて現在の脇田となった。大伴旅人が大宰府赴任中の天平年間に入湯したと言われている。

江戸時代の筑前国続風土記にも温泉名が登場する。

戦後は北九州市、福岡市の奥座敷として栄えた。筑豊に炭鉱が多く存在した1960年代までは、歓楽街的な温泉地として栄えたが、現在は静かな温泉地に戻っており、立ち寄り湯に訪れる観光客などが多い。

外部リンク

• 宮若市商工会