新木曽川駅
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テンプレート:駅情報 新木曽川駅(しんきそがわえき)は、愛知県一宮市木曽川町黒田三ノ通りにある名古屋鉄道名古屋本線の駅である。当駅で優等列車が普通と緩急接続を行うことが多い。
駅構造
待避設備を備えた2面4線の島式ホームを持つ、駅員配備の地上駅。岐阜側に片渡り線がある。駅ビルはマンションとなっており、改札口は同マンションの1階となっている。ミュースカイや当駅通過の特急は120km/h近くで通過する。改札横に自販機スペースと喫茶店がある。ホームには駅自動放送装置の他に、通常のサイズを一回り小さくした小型のLED式列車案内も設置された。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■名古屋本線 | 下り | 笠松・岐阜方面 | 待避線 |
2 | ■名古屋本線 | 下り | 笠松・岐阜方面 | 本線 |
3 | ■名古屋本線 | 上り | 一宮・名古屋・豊橋方面 | 本線 |
4 | ■名古屋本線 | 上り | 一宮・名古屋・豊橋方面 | 待避線 |
配線図
停車種別
1999年5月10日改正までは一部の特急が特別停車していたが、利用が少ないことから同改正で通過となった。その後、約9年半後の2008年12月27日のダイヤ改正で朝ラッシュ以降の停車が復活した。 2000年3月21日改正から2001年10月1日改正までは新岐阜駅(現:名鉄岐阜駅) - 須ヶ口駅間の列車の一部が当駅以北急行、当駅以南普通に種別変更していた。現在のダイヤでは急行が当駅で特急を待避することはないが2005年~2007年には日中に下りの約半数(豊川稲荷駅発の列車)が待避していた。
利用状況
愛知県の統計によれば、1日平均の乗車人員は、平成19年度2,641人、平成20年度2,627人である。愛知県内の名古屋本線の駅では、55駅中22位。特急停車駅としては利用客数は少ないが、当駅で特急列車と普通列車との緩急接続が行われており、相互列車間の乗り換え需要がある。
なお、快速特急通過の国府駅は平成20年度4,849人、新安城駅は平成20年度乗降客数18,229人である。
駅周辺
- 一宮市役所木曽川庁舎(駅の南約500m)
- 木曽川郵便局(駅の南約500m)
- JR木曽川駅 - 東海道本線(駅の北東約700m。黒田駅の方が近い)
- 黒田城址 - 初代土佐藩主山内一豊の生誕地。駅から北東へ徒歩5分。
- 清流木曽川緑地公園 - 西2.4km
- 山内盛豊父子の墓(市指定文化財) - 北東500m
- 玉井清水 (市指定文化財) - 西1.9km
- 川合玉堂生誕地 - 西1km
- 一宮市循環バス i-バス木曽川・北方コース「新木曽川駅西」バス停
- 国井病院
- 平安会館木曽川斎場
- 愛知県道175号江南木曽川線(一宮木曽川ICへのアクセスルート)
- 愛知県道190号名古屋一宮線(一宮市街地へのアクセスルート)
歴史
- 1935年(昭和10年)4月29日 - 開業。
- 1948年(昭和23年)5月 - 上り待避線新設[1]。
- 1965年(昭和40年)2月14日 - 駅舎全焼[1]。
- 1966年(昭和41年)3月30日 - 駅舎新築[1]。
- 2006年(平成18年)10月22日 - バリアフリー工事に伴い新跨線橋、エレベーター3基使用開始。
- 2008年(平成20年)12月27日 - 急行減便に伴い、朝9時以降は快速特急・特急が停車するようになる。
- 2011年(平成23年)
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
隣の駅
- 名古屋鉄道
- 名古屋本線