富貴駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
富貴駅(ふきえき)は、愛知県知多郡武豊町にある名古屋鉄道(名鉄)の駅である。
すべての列車が停車する。
利用可能な鉄道路線
歴史
- 1932年(昭和7年)7月1日 : 知多鉄道の駅として開業する。
- 1943年(昭和18年)2月1日 : 知多鉄道が名古屋鉄道に合併し、同社の駅となる。
- 1974年(昭和49年)6月30日 : 知多新線が開業し分岐駅となるとともに、特急列車が停車するようになる。
- 2007年(平成19年)3月14日 : トランパスの供用を開始する。
- 2011年(平成23年)2月11日 : ICカード乗車券「manaca」の供用を開始する。
- 2012年(平成24年)2月29日 : トランパスの供用を終了する。
駅構造
島式1面・相対式1面の3線ホームがある地上駅で、終日駅員が配置されている。
各ホームと駅舎は、河和口駅・上野間駅側のホーム端にある構内踏切でつながっている。駅の出入口はその東側に位置する。
日中においては、河和行きの列車と内海行きの列車はそれぞれ約20分間隔で交互に発着する。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■河和線 | 下り | 河和行き | 河和線太田川方面から |
■知多新線 | - | 内海行き | 河和線太田川方面から | |
2 | ■河和線 | 上り | 名古屋・岐阜・犬山方面 | 河和線河和方面から |
■河和線 | 下り | 河和行き | 当駅折返し | |
3 | ■河和線 | 上り | 名古屋・岐阜・犬山方面 | 知多新線内海方面から |
■知多新線 | - | 内海行き | 当駅折返し |
- 発車番線は統一されていない。なお、発車標は設置されていない。
- 1番線に太田川方面からの列車、2番線に河和方面からの列車、3番線に内海方面からの列車が入線する。河和方面から3番線には入線できない。なお、2番線から平日2本、土休日3本のみ内海行きが出発する。
- 河和(内海)行き特急に当駅まで乗り内海(河和)行き普通に乗り換える場合、阿久比駅で追い抜いた列車を待つことになる。
配線図
駅周辺
当駅名や周辺の公共施設名などには「富」の部首が宀(うかんむり)となったものを用いるが、付近の地名は冖(わかんむり)を用いることも多い。
- 武豊町役場富貴支所
- 中部電力 武豊火力発電所・メガソーラーたけとよ発電所
- 富貴郵便局
- JAあいち知多 富貴支店
- 武豊町立富貴中学校
- 武豊町立富貴小学校
利用状況
一日平均の乗員人員は2007年度971人、2008年度939人、2009年度935人、2010年度962人、2011年度1,013人である。知多新線の駅では知多奥田駅に次ぐ乗車人員となっている。テンプレート:要出典範囲。[1] [2]
隣の駅
上野間駅との間に別曽池信号場がある。また、かつては河和口 - 富貴間に四海波駅(1932年7月1日開業、1972年布土駅に統合)、布土駅(1932年7月1日開業、2006年12月16日廃止)が存在した。また、知多武豊 - 富貴間にも浦島駅があった(1933年7月10日開業、1944年休止、1969年廃止)。