知多奥田駅
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知多奥田駅(ちたおくだえき)は、愛知県知多郡美浜町にある名古屋鉄道知多新線の駅。全ての列車が停車する。
駅構造
相対式2面2線6両ホームを持ち、行違い可能である。高架線上に立地し、自動改札機導入の終日有人駅である。1階高架下に「ヤングプラザ」と称する地元運営のテナントが入居し、トイレ・飲食店2軒・臨時の不動産屋がある。2階の駅舎部分には改札・コンコース・待合室・コインロッカーがあり、その上の高架階がホームである。
河和線に接続する富貴駅を除くと、知多新線では唯一の終日有人駅である。終点の内海駅も有人駅だが、時間帯により無人になる。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■知多新線 | 下り | 内海行き |
2 | ■知多新線 | 上り | 太田川・名古屋方面 |
- バリアフリー設備:エレベーターを設置。
配線図
駅周辺
- 東側(美浜町河和方面)
- 日本福祉大学、日本福祉大学付属高等学校
- 愛知県道275号線
- 農業地帯であり、知多新線沿線の中でも広大に田畑が広がる。
- 西側(伊勢湾方面)
- 奥田地区の中心部は海寄りの国道247号沿いであり、徒歩10分程度かかる。
- 美浜町立奥田小学校
- 南知多ビーチランド(案内看板有り。駅からは徒歩15分)
- 美浜郵便局
- 三菱東京UFJ銀行武豊支店ATMコーナー
- 知多信用金庫奥田支店
- かんぽの宿知多美浜(駅西側ロータリーから送迎バスが発着している)
- 恋之水神社
このほか、ホテル小野浦など各ホテルへの送迎バスが発着している。
利用状況
乗車人員は1日平均で2007年度3,040人、2008年度2,912人、2009年度2,867人、2010年度2,879人、2011年度2,995人である。知多新線の駅では、最も利用客が多い。
歴史
- 1975年(昭和50年)7月6日 - 開業。当初は無人駅。
- 1983年(昭和58年)4月 - 当駅付近に日本福祉大学が開校したことに伴い特急停車駅に昇格[1]。一部の時間帯に駅員が配置される。
- 2007年(平成19年)7月14日 - トランパス導入。それと同時に、終日有人駅となる。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:名鉄知多新線- 元の位置に戻る ↑ 『保存版 知多半島の名鉄90年 ―常滑線・河和線・知多新線それぞれの歩みをたどる90年のドラマ』 郷土出版社、1999年 ISBN 978-4876701193 p.235